今回はすでにヴェポライザーをお使いの方はもちろん、特に初心者の方におすすめのヴェポライザーのご紹介です。
コンベクションとコンダクションヒーターが内蔵されている「ハイブリット加熱方式」で、とてもマイルドな喫味です。

シンプルな操作で初心者でも簡単に扱えますし、バッテリー交換式なのでヴェポライザーのへービーユーザーにもおすすめですよ。

デザインはいいがサイズは大きめ！

こちらが今回「ヴェポナビ」さんからご提供頂いた「Flowermate SLICK(スリック)」になります。
まず最初に思ったのは「箱がでかい」です。

それもそのはず。
箱を開けると今までのヴェポライザーでは見たことがないくらい大きいです。

ヴェポライザーはボックスタイプが多いのですが、スリックはヴェポライザーでは珍しいペン型になります。
このサイズで「ペン型」というのかわかりませんが、ちょっとした武器に使えそうなサイズです。

かなり詳しい日本語の説明書が付属していますので、基本的な操作に困ることはないと思います。

ただ、今までご紹介したヴェポライザーとは少し違う点がありますので、その辺りは使用方法と併せてご紹介させていただきますね。

サイズが大きのは別として、デザインはなかなかかっこいいです。
ボディはカーボン調のデザインで高級感がありますね。

それと良い点としてこのヴェポライザーはマウスピースを保護するキャップが付いています。
持ち歩く際にマウスピースが他に触れないので衛生面でもとてもよいと思います。

このキャップはマグネットで固定されているので、使用の際は画像のようにおしりにくっつけることができますよ。
おしりにキャップを付けるとよりサイズが大きくなりますが、なくすよりはマシですよね。
マグネットはそこそこ強力なので簡単には落ちないと思います。

バッテリー残量は確認できないが18650バッテリーが使える！

このヴェポライザーはバッテリー残量が確認できないという欠点があります。
これはどうにも不便なのですが、対応策としてヴェポライザーでは珍しい「バッテリー交換式」になっています。

電子タバコを使ったことがある方は馴染みがあると思いますが、「18650バッテリー」を使用していますので、このバッテリーを持ち歩けばいつでも交換が可能です。

ヴェポライザーは出力が高いので10本前後しか吸えないことが多いです。
必ずバッテリー問題に突き当たりますので、これは便利ですよね。

「Flowermate SLICK(スリック)」の使用方法

基本的な使用方法は通常のヴェポライザーと変わらず、マウスピースを外して、タバコ葉を詰めて、加熱して吸うだけです。

少し違うのは最初にチャンバーに付属のフィルターを入れてください。

このフィルターを入れないと故障の原因になるようなのですが、これが私の使い方では意外と不便でした。

フォルターはチャンバーに落とし込むだけでOkなので手間ではないのですが、吸い殻を捨てる時に当然一緒に落ちてしまいます。
これが結構困るんですよ。

というのも、私はヴェポライザーの吸い殻は周りに飛び散るのが嫌でゴミ箱に直接捨てています。
この仕組だとフィルターも一緒にゴミ箱におちてしまうんですよね。

それと会社の喫煙所でも、そのまま灰皿に捨てれません。
常にきれいなフィルターを使えるというメリットはあるかも知れませんが、同じような環境の方は落ちてこないように何かしらの工夫をしたほうがよいかも知れません。

チャンバーにフィルターを入れたらお好きなタバコ葉を詰めます。
今回は「STANLEYのApple」を入れてみました。

タバコ葉をつめたらマウスピースを元に戻して準備は完了です。

それでは吸ってみましょう。

操作方法

このスリックは操作ボタンは1つしかないので非常にシンプルです。

ボタンを連続で5回押すと電源がON/OFFされます。
温度の切り替えは5段階あり、ボタン2回連続押しで切り替えることができますよ。

電源が入るとバイブレーションが作動します。
そして加熱温度に達すると再びバイブレーション。

5分間の喫煙が終わるとバイブで知られてくれますよ。
使い勝手はわかりやすくてとてもよいと感じました。

温度は185℃〜225℃まで10℃刻みで調整が可能です。

画像では205℃と225度の色が同じように見えますが、実際には結構違います。
205℃はピンクで225度は白に近い色となっていますので間違うことはないと思います。

ハイブリット加熱方式なのでマイルドな喫味！

それでは肝心の吸った感想なのですが、非常に美味しいです。
シャグと紙巻きの両方で試してみましたが、どちらもトゲがなくマイルドな喫味といえると思います。

うん、これは悪くはないですよ。

このスリックは直接加熱する「コンダクション」と熱対流の「コンベクション」のハイブリット加熱方式を採用しているとのことです。
私も詳しくはわかりませんが、FENIXのようなセミコンベクションとはまた味の出方が違うように感じますね。

ヴェポライザーは基本的には紙フィルターを付けないので、喉にくる刺激は結構あります。
しかしこのスリックはマイルドなので適度な刺激があり、それでいてキックもしっかりあるので、特にヴェポライザーに慣れていない初心者の方にはおすすめではないでしょうか。

ちなみにシャグを使う場合は「シャグポン」はできません。
紙巻きタバコを切って使うならそのまま吸い殻が落ちてきますが、シャグを詰めたら付属の棒で掻き出す必要がありますよ。

まとめ：デメリットが気にならないならおすすめ！

まとめますと、味はとてもいいですね。
「ヴェポナビ」さんのレビューもかなり高評価です。

私も味に関してはかなり気に入っていますが、気になる点は2つ。
・サイズが大きい
・フィルターが一緒に落ちる

サイズに関しては家で使う分には問題ないと思います。
私にとって問題なのは、チャンバーに入れたフィルターを吸い殻と一緒に捨ててしまうことですね。

付属では3つ入っていましたが、すでに2つなくしてしまいましたよ(笑)
どうも癖でついゴミ箱に捨てちゃうんですよね。

普段からヴェポライザーの吸い殻は灰皿に捨てている方には問題ないと思うので、そのあたりが解消できるならこの「スリック」はおすすめできるヴェポライザーだと思います。

タバコ代が半分以下になるので、ヴェポライザーを試してみたい方は参考にしていただけたらと思います。