超小型ヴェポライザー「PITH(ピス)」のご紹介です。
見た目は非常に小さいですがその機能は本格的で、味も良く、このサイズでは珍しいエアフロー調整機能付きです。
バイブレーションも搭載されていますので、ヴェポライザー初心者やサブにおすすめですよ。
目次
今やヴェポライザーはここまでコンパクトに!「フォーカスベイプ PITH(ピス)」をレビュー!
見て下さい、この小ささ!
今やヴェポライザーはここまで小さくなったんですね。
喫煙時間やバッテリー残量が数字でわかるような機能はありませんが、このサイズでエアフローを調整できたりバイブが搭載されているんですよ。
加熱方式は直接タバコ葉を温める「コンダクション方式」を採用しています。
省いてもよい機能は最低限にして、実用的な機能はしっかりと盛り込んだという感じですね。
滑り止め、耐熱対策にシリコンカバーが付属!
まずは本体をご紹介します。
サイズは非常にコンパクトで軽量です。
そしてこのヴェポライザーは初めからシリコンカバーが装着されています。
ボディの素材はアルミなのでシリコンカバーを外すとメタリック感がありかっこいいのですが、使用中は本体が熱くなります。
ちょっとかっこ悪いですが、シリコンカバーを装着して使用したほうがよさそうですね。
操作ボタンは1つしかないので非常にわかりやすいです。
喫煙可能のタイミングやバッテリー残量はボタン下の3つのメモリとバイブレーションで確認できますよ。
操作ボタンは1つ、すべてメモリで確認可能!
電源ON/OFFは5回連続押しです。
その時にバッテリー残量を3つのメモリで確認することができますよ。
加熱温度は3段階に調整可能です。
電源を入れた後に操作ボタンを1回押すごとに温度が切り替わります。
メモリ2つ:210度
メモリ3つ:220度
細かい温度設定はできず、10度単位で200度〜220度まで変更可能です。
実際にヴェポライザーで使う温度は大体このあたりなので使っていても特に不便なことはありませんでした。
ただ、「1回押すごとに温度が変わる」というのはわかりやすくよいのですが、誤操作で意図せず温度が変わることは何度かありましたね。
「2回押し」にしたほうが誤操作は防げたかなと感じました。
エアフローが調整可能で好みのドローに!
このヴェポライザーの優秀なところは、このサイズに関わらずエアフローの調整が可能なんですよ。
これは私の中では結構重要で、どんなに性能が良くてもドローがスカスカだと軽くて物足りないし、逆に重すぎても吸うのが疲れます。
ドローの重さは個人の好みもありますので、やはり調整できるに越したことはないんですよね。
この「PITH(ピス)」は最大に開くとスカスカですし、閉じるとまったく吸えないので、幅広く調整が可能ですよ。
マウスピースは2種類付属!
マウスピースはガラス製とゴム製の2種類が付属しています。
基本的にはガラス製のマウスピースを使い、紙フィルターを使いたい時はゴム製のマウスピースを使う感じになります。
実際に紙フィルターを装着して吸ってみましたが、軽過ぎて味がしないのでガラスフィルターがメインになるかと思います。
マウスピースはちょっと変わっていて、中にはレンコンのようなフィルターが入っています。
このフィルターを付けることにより、不快なイガイガを取り除き喫味がぐっと良くなるんですよ。
使用の際はこの「レンコンフィルター」は付けることをおすすめしますよ。
汚れて交換が必要になった場合は「交換用フィルター」も販売しています。
→FOCUSVAPE iFOCUS /PITH(フォーカスベイプ ピス) 専用フィルター3個セット
コンパクトでも味は本格的!
それでは実際にシャグを詰めて吸ってみましょう。
ヴェポライザー自体が小さいので、シャグを詰めるチャンバーも当然小さいです。
葉を詰める時は軽くねじって細長くすると詰めやすくなりますよ。
葉を詰めたらマウスピースをかぶせて準備完了です。
マウスピースはただ押し込むだけと簡単なのですが、簡単過ぎてちょっと密閉度が甘いですね。
ゴムのマウスピースも同じことがいえるのですが、本体に差し込むだけだと少し隙間が開くので、上からもしっかりと押し付ける必要があります。
このあたりの作りは、やっつけ的な安っぽい印象を受けました。
味は思った以上に良く出てる!
最初は200度で試したのですが、「レンコンフィルター」が内蔵されているせいか味はかなり抑えられていると思います。
私の好みでは最大の220度で吸うとちょうど良く、このサイズでは想像以上に良い味でした。
甘みもしっかり感じますし、もちろんキックも文句なしです。
最近はPloom Sのたばこスティックをヴェポライザーで二度吸いするのがマイブームなのですが、これもおいしく吸うことができました。
もちろん、大型のヴェポライザーと比べると味の出は少し薄いです。
「WEECKE C-VAPOR3.0」の味を10とすると、「PITH(ピス)」は8〜8.5といったところでしょうか。
それでもこのサイズなら大したものだと思いますよ。
紙巻きタバコはイマイチ味の出がよくない
シャグはなかなか良かったので、紙巻きタバコも試してみましたが、これはイマイチでしたね。
紙巻きタバコをハサミでカットして、まずは紙を外さずにそのままチャンバーに入れて吸ってみました。
もちろん最大の220度で吸いましたが、紙巻きタバコのほうが細く、チャンバーの縁に接触しないので加熱が十分ではなく味はほとんどでません。
ならばと、紙を外して紙巻きタバコの葉だけをチャンバーに詰めて吸いましたが、これもイマイチ味が薄いですね。
シャグではあんなに味が出たのにどうしてでしょう。
一応キックや満足感はありますがちょっと物足りないので、私はこの「PITH(ピス)」はシャグの使用をおすすめします。
ヴェポライザー初心者やサブに最適!2A充電が可能でモバイルバッテリーにも対応!
今回ご紹介した「PITH(ピス)」は、温度調整、エアフロー調整、バイブレーション機能と、超小型ながら必要な機能が揃った本格的なヴェポライザーです。
味も良いですし価格も安いので、これからヴェポライザーを始める方やサブ機に最適だと思います。
サイズが小さいので本数は吸えませんが、その代り2Aまでの充電に対応しています。
モバイルバッテリーの出力は大体2Aが多いので、モバイルバッテリーの充電を前提に考えられているのもありがたいですね。
※2A対応ですが、急速充電はできません。
これからヴェポライザーを初めてみようという方、小さいサブ機をお探しの方は参考にしていただけたらと思います。