タバコ代の値上がりと共にヴェポライザー業界が盛り上がっていますが、なんとアイコスやプルームテックの互換機で有名な「OCEAN-C」さんからもヴェポライザーが登場しました。
OCEAN-Cさんはgloの互換機も販売しています。
gloの仕組みはヴェポライザーと同じなので、確かに少し改良すればできそうですよね。
今回のヴェポライザー今までに見たことがないくらい「軽量・コンパクト」です。
小さいヴェポライザーをお探しの方は是非参考にして下さい。
目次
とにかく小さい!コンパクトさにこだわった「OCEAN-C ヴェポライザー」
このヴェポライザーの特徴はとにかく小さいです。
今までいくつか有名所のヴェポライザーをレビューしましたがダントツにコンパクトですね。
この本体を見て、小ささ以外に「あれ?」と思いました?
そうなんですよ、マウスピース(吸口)が見当たらないですよね。
このヴェポライザーはとことんコンパクトにこだわっているので、マウスピースはスライド収納タイプになります。
使用しない時は本体に仕舞えるので、見た目もスッキリしています。
ただ、このマウスピースは取り外せないので洗うことでできないんですよね。
これは衛生的によくないと思います。
さらに変わった特徴として、このヴェポライザーはシャグなどのタバコ葉は底から入れるタイプになります。
私としてはタバコ葉は上から入れるタイプがよかったのですが、本体が小さいのでこうするしかなかったのでしょうかね。
吸口やチャンバーのスライドはしっかりと作られていてとてもスムーズです。
操作ボタン周りは少し安っぽい気もしますが、非常に軽量なので携帯性は抜群ですよ。
それでは実際に使用してみましょう。
味は少し軽めだがこのサイズなら妥協できるレベル
紹介する順番が逆になりましたが、ここで付属品を紹介致します。
・ヴェポライザー本体
・クリーニングスティック
・タバコ葉を詰めるチャンバー
・充電ケーブル
・日本語説明書
付属品の中に、タバコ葉を詰める為のステンレスの筒があります。
このヴェポライザーのもう一つの特徴として、このステンレスチャンバーに葉を詰めてからヴェポライザー本体に装着して使用します。
市販の紙巻たばこやシャグなど、好きなタバコ葉をこの筒に詰めて・・・
本体に装着、スライドを戻して準備完了です。
ちなみにこの筒は片方は空気穴が開いていてふさがっているのですが、どちら向きにいれるのが正解なのかはわかりません。
両方試してみましたが変わらなかったのでどっちでもいいのかも知れませんね。
温度調整は1度刻みで148度〜224度まで調整可能!喫煙時間は5分間
それでは吸ってみましょう。
タバコ葉をチャンバーに詰めたら吸口を出して、真ん中の電源ボタンを5回連続で押します。
温度調整は148度〜224度まで、1度刻みで変更できます。
デジタルで数字が表示され、さらにバイブの振動で完了を知らせてくれますので使い勝手はなかなか良好です。
喫煙時間は約5分間になります。
数字で残り喫煙時間が表示されるので非常にわかりやすいですが、このヴェポライザーは加熱に結構時間がかかります。
室温から最高温度の224度まで約1分くらいかかるので、実際の喫煙時間は約4分間くらいになります。
途中で喫煙をやめたい時は、再度電源ボタンを5回連続を押すと電源がオフになります。
喫煙本数は設定温度にもよりますが、8〜10本くらいですね。
もっと大きいヴェポライザーでも同じくらいしか吸えませんので、このサイズでこれだけ吸えれば十分だと思います。
ドローが軽すぎるせいで味が軽め
今回はいつも使っているお気に入りのシャグを吸ってみましたが、味の出方は少々軽いですね。
最初は200度くらいで吸ってみたのですが、あまり味がしなかったので最高温度の224度でようやくキックなどの満足感を得られます。
それでも、いつも使っているヴェポライザーに比べると甘みや香りの出方が弱く感じました。
この味が薄い原因はどうやらドローの軽さにありそうですね。
もともとヴェポライザーは「タバコ葉を加熱した空気」と「エアーホールによる外部からの適度な空気」を一緒に吸い込むのですが、このヴェポライザーはエアーホール以外からも余計な空気を吸い込んでいるのか、ドローが異常に軽いです。
筒を使わず直接タバコ葉を詰めると味に関しては少し良くなりますが、ドローは変わりませんでした。
私は紙巻きタバコくらいのドローが好きですし、取り込む空気が多いと味にも影響しますので、これはちょっと改善の余地がありそうですね。
筒を使うとシャグポンができる!
吸ったあとはステンレスの筒を灰皿などに落とします。
火傷するくらい熱いので冷めるまで絶対触らないようにして下さいね。
筒からは逆さにしてトントンするか、息を吹き込むとシャグポンができますよ。
筒を使わずに直接タバコ葉を入れた場合はシャグポンはできませんでした。
マウスピースとチャンバーが一直線なので、マウスピース側から強く息を吹き込んだらチャンバーからタバコ葉が出てくると思ったのですが、残念ながらダメでしたよ。
底が熱くなるので、底に指を添えて吸う方は注意!
ヴェポライザーやglo、Ploom Sなどを吸う時はみなさんどのようの持ちますか?
私は落下防止の意味もあって画像のように底に小指をかけて使用するのですが、このヴェポライザーは底面のチャンバーがちょうどその小指にあたります。
温度が高くなるとかなり熱くなるので、底面の指をかける方はご注意下さい。
携帯性は抜群なので「外出専用ヴェポライザー」として使う
今回ご紹介した「OCEAN-C ヴェポライザー」は、味はそれほど良くありませんが、携帯性は抜群です。
ですので、「持ち歩き専用ヴェポライザー」として使うのがベストかなと思います。
自宅で使うならサイズは大きくなりますが、もっと味がよい「WEECKE C-VAPOR3」などをおすすめします。
こちらも専用のステンレスの筒を使うことができるので詰替えの手間を省くことができますよ。
※「OCEAN-C ヴェポライザー」の筒との互換性はありません。
味はイマイチではありますが、「吸えたもんじゃない」というレベルではなく、いつも使っているヴェポライザーより軽いという程度です。
(ドローが軽すぎるのは気になりますが・・・)
とにかく「携帯性のよいヴェポライザーを探している」という方には、使い勝手がいいので結構おすすめだと思いますよ。
市販の紙巻きタバコなら1本で3~4回使用することができますので、タバコ代を大きく節約することができます。
ヴェポライザーはこれからもどんどん人気が出てくると思いますので、これから購入させる方は参考にしていただけたらと思います。