今回ご紹介するヴェポライザーは、以前に記事にした大人気ヴェポライザー「Fenix(フェニックス)」のミニ版です。
こちらも「Fenix」同様、小さいながら味もしっかり出てさらに携帯性が抜群です。
バッテリー持ちがイマイチな点はありますが、サブとしてもメインとしても使えるおすすめのヴェポライザーですよ。
目次
味と携帯性が両立した「Fenix mini」
見るからにコンパクトなこちらが今回ご提供いただいた「Fenix mini」です。
Amazonでもかなり評価がよいので私もとても楽しみにしていましたよ。
まずは外観からご紹介いたしますね。
サイズは手の平に収まるくらいで、とてもコンパクトです。
味が良いとされている「コンベクション方式」でバッテリー容量は1,600mAHになります。
コンパクトさと引き換えに喫煙回数は6〜7回と少なめなので、長時間の外出では1A出力のモバイルバッテリーは必須になりますよ。
外側はゴムでコーティングされていてとても持ちやすいです。
側面には電源ボタンとは別に温度調整ボタンがあるので、操作方法も明確でわかりやすくていいですね。
チャンバーは「Fenix」ほどではないですが、このサイズにしてはかなり広く作られています。
女性など、指の細い人でしたら指でシャグを詰めれるかも知れませんね。
私も男性にしては指が細いのですが、私で何とかギリギリといった感じなので、基本的には付属の棒を使った方が良いと思います。
見やすく改善された設定画面で状況が一目瞭然
Fenixの後から販売したのもあり、設定画面はとても見やすく改善されています。
Fenixは設定温度を色でしか判断できませんでしたので確かにわかりずらかったですよね。
Fenix miniは設定温度、現在温度などが一目瞭然で確認できるようになりました。
さらに残り喫煙時間がカウントダウンされます。
1回の喫煙で4分間使用できるのですが、残り時間がカウントダウンされますのであとどれくらい吸えるか容易に確認することができます。
そしてバッテリー残量も4メモリで表示。
このあたりの画面表示は大幅に改善されて使いやすくなりました。
サイズは「ミニ」でも味は親に負けてない!
「Fenix mini」の使用方法
さあそれでは実際に吸ってみましょう。
まず吸口を押してフタ部分を外します。
この部分はフタが爪でひっかかっているだけなのでグイッと押して外して下さい。
フタを外すとこのような感じになります。
フタ部分は電子機器がないので丸洗いすることが可能ですよ。
シャグもしくは紙巻きタバコを詰めたらフタを戻して電源ボタンを5回連続で押します。
これで電源が入り、自動で設定している温度に加熱が開始されます。
加熱温度の設定は、電源ボタンの下の小さい丸いスイッチで設定します。
加熱温度は160度〜220度まで1度単位で調整が可能。
短く押すと1度ずつ、長押しすると10度ずつ調整することができます。
味がかなりでるので、最初は180度以下の低い温度から試してみるとよいかと思います。
味が濃く十分なタバコ感!
吸った感想としては十分に満足できますね。
コンパクトなので味が物足りないかと想像していたのですが、そんなことはなく、下手したら親である「Fenix」より出ているかも知れませんね。
いや〜いいですね、これ。
これならサブとしてはもちろん、メインでも十分に使用できると思います。
しかしもちろん完璧というわけではなく、しばらく使ってみて当然気になる点もありました。
「Fenix mini」の気になる点
まず1つは、やはりバッテリー持ちですね。
コンパクトなのはよいのですが、最高温度でしたら5〜6回くらいしか使用できません。
私は途中で満足してしまうので、最大の4分は使用せず途中で電源を切ることが多いのですが、それでも7〜8回くらいしか吸えません。
バッテリー残量は電源を入れるとすぐに確認できるので、バッテリーが少なくなってきたら小まめに充電するようにした方がよいと思います。
それと本体が結構熱くなります。
ゴムコーティングされているのでそこまで気になるわけではないのですが、コンパクトな分熱が伝わりやすいのかも知れませんね。
特に1度使って、完全に冷める前に再び使用するとかなり熱くなりますので、気になる人は気になると思いますよ。
一番残念なのが「シャグポン」ができないことですかね。
まあほとんどのヴェポライザーができないのが当たり前なのですが、1度シャグポンできるヴェポライザーに慣れてしまうと、いちいち棒やピンセットでかき出すのが面倒になるんですよ。
ただ、この「Fenix mini」もまったくシャグポンができないというわけではなく、シャグの詰め方によってはできます。
成功率が「Fenix」より低いので、できない時にかき出すのが面倒というだけの話なんですけどね。
私が横着というのもありますが、以上が使ってみて気になった点になります。
総評:コンパクト持ち歩きたいならこれ! サイズを気にしないなら「Fenix」
総評として、やはりこのコンパクトさでこの味の出方は非常に魅力がありますね。
手の平に収まるサイズなので喫煙所で吸っても目立ちませんし、マックスの220度で吸うと、タバコに強い私でも咳き込んでしまいます。
バッテリー持ちの悪さが気にならず、コンパクトに持ち歩きたいという方にはこれはおすすめのヴェポライザーだと思います。
逆に、「Fenix」をコンパクトにして液晶を見やすく改善したのが「Fenix mini」なので、コンパクトな分デメリットも発生します。
ですので、サイズは気にしないという方は「Fenix」が良いかも知れませんね。
サイズが大きい分「Fenix」は「Fenix mini」の気になる点がありません。
バッテリー持ちも少しは良いですし、シャグポンもできますからね。
どちらも良い製品には間違いがないので、ヴェポライザーを検討している方は使用する用途に応じて選択していただけたらと思います。
ヴェポライザーはタバコ代が1箱100円くらいになるので、タバコ代節約に最適ですよ。
「Fenix」のレビューはこちら!