10月1日よりタバコが値上がりし、お小遣いに大きなダメージをくらっております。
今はまだ1箱500円ですが、今後さらなら値上げが予想されますので、これは今から何とかしないといけません。
そんな中、ヴェポライザーのレビュー依頼がありました。
「ヴェポライザー」というものはもちろん知っていますが、今まであまり本格的なものは使ったことがなかったんですよね。
タバコ代節約の良い機会だと思いレビューをお受けしたのですが、これがかなりのスグレモノなんですよ。
タバコ代が今までの1/4になりますし、味もかなりイケます。
すでにブームになりつつありますが、加熱式タバコの次はこのヴェポライザーが大ブームになるかも知れませんよ。
目次
そもそも「ヴェポライザー」とは?
レビューの前に、ヴェポライザーにあまり馴染みのない方の為にどういった物なのか簡単にご説明致します。
ヴェポライザーとは「加熱喫煙器具」です。
ジャンルとしては、アイコスやgloと同じようなものですね。
では何が違うのかというと、アイコスやgloは専用のタバコしか使用できませんが、ヴェポライザーはどんなたばこ葉でも吸うことができます。
チャンバーと呼ばれる穴に好きなタバコの葉っぱを入れ、電気で加熱して喫煙します。
仕組みとしては加熱式タバコと同じで、火をつけていないので煙は出ず、有害性物質が多く含まれるタールの発生が少ないのがメリットの1つです。
使うたばこ葉は、市販の紙巻きタバコ、たばこ葉のみで販売されている「シャグ」など何でもOK。
さらに1度に使用する葉の量が少ないので、紙巻きタバコを使う場合ですと1/4で済みます。
ヴェポライザーだけ使用すればタバコ代が1/4になるので、かなりの節約効果がありますが、当然メリットだけではありません。
コストや手間など気になっている方も多いと思いますので、実際の使用環境も併せてレビューさせていただきます。
大人気のコンダクションヴェポライザー「WEECKE C-VAPOR3」
ヴェポライザーには大きく分けて「コンダクション方式」と「コンベクション方式」の2つの種類があります。
・コンダクション方式;チャンバーから直接タバコ葉を温める
・コンベクション方式:チャンバー内に熱風対流をつくりタバコ葉を熱風で温める
どちらにもメリット、デメリットがあるので一概にはいえませんが、一般的に熱風対流のコンベクション方式の方が味や風味が良いとされています。
しかしその分、仕組みが複雑なので価格が高くなります。
今回ご紹介するのは直接加熱のコンダクション方式なのですが、「WEECKE C-VAPOR3」はコンダクションならではのしっかりとした吸いごたえと、紙巻きたばこの使用を考えた利便性が特徴です。
当サイトの読者さまはIQOSやgloなどから移行する場合が多いと思いますので、最初にご紹介するヴェポライザーとしては最適だと思います。
ヴェポライザーはたくさんの種類がありますが、コンダクションならとりあえずこれを買っておけば間違いはないと言われているのがこちらの「WEECKE C-VAPOR3」です。
作りはとてもしっかりしていて、デザインもかっこいいですね。
ヴェポライザーは基本的に「紙巻きタバコ」か「シャグ」の使用が考えられるのですが、まずはとっつきやすいように、市販の紙巻たばこでの使用をご紹介致します。
市販の紙巻たばこをヴェポライザーで吸うとタバコ代が1/4に!
・C Vapor3.0本体×1
・充電用USBケーブル
・シリコンマウスピース×1
・クリーニングブラシ×1
・ヒーティングチューブスペーサー(お試し1個)
・予備メッシュスクリーン×4
・日本語説明書×1
紙巻たばこを分解してチャンバーに詰めてもいいのですが、付属品の中に「ヒーティングチューブスペーサー」という物が入っています。
紙巻きタバコの場合はこれを使用するのが一番簡単です。
市販の紙巻きタバコは何でもOKなのですが、燃焼剤が入っていない「アメリカンスピリット」がおすすめです。
タバコをスペーサに挿し込んでハサミでちょうどよいサイズにカットします。
あとはスペーサーごとチャンバーに入れ蓋をします。
通常はこのガラスのマウスピースでそのまま吸うのですが、紙巻たばこの場合だとキックが強すぎてフィルターなしでは喉がイガイガする場合があるんですよね。
そういった時は付属のゴムマウスピースに交換します。
このマウスピースは紙巻きたばこやアイコスのフィルターと同じ大きさなので、フィルターをちぎって利用することができますよ。
フィルターを取り付けるとこのような感じになります。
これでかなりイガイガが軽減されますが、私はフィルターがなくても気にならなかったのでこの辺はお好みで調整すると良いかと思います。
ちなみに紙巻きタバコのフィルターだと味と蒸気をカットし過ぎてしまうので、アイコスのフィルターがおすすめですよ。
使用方法
使用方法はとても簡単。
横に付いているスイッチを5回連続で押すだけです。
電源が入ると設定している温度まで加熱が開始されます。
設定温度の範囲は160度〜230度で、電源ON時にボタンを長押しすると、10度刻みで温度変更が可能になります。
非常に温度が上がるのが早いので、200度くらいですと20秒くらいで喫煙可能になりバイブで知らせてくれます。
それとこの「シーベイパー3」はエアフローの調整も可能です。
丸いダイヤルを回すことでドローを重くしたり軽くしたりできるので、自分の好みに合わせることができますよ。
通常のヴェポライザーにはほとんど付いてないので、これは嬉しい機能だと思います。
さあ、それでは吸ってみましょう。
煙はほとんど出ないが、キック感、タバコ感は抜群!
実際に吸ってみた感想としては味はよく出ています。
ただ、タバコの味が強いので、現在アイコスやgloを吸っている方は最初は慣れが必要かも知れませんね。
吸い始めはあまり味がしないので「あれ?こんなもん?」と思いますが、5〜6吸いあたりから徐々に味が出始めます。
キックもしっかりあり、タバコを吸っている満足感はかなり高いのですが、設定温度を高くするとかなりキツいです。
特にフィルターをつけていない場合は喉がイガイガしますので、最初は低い温度から試してみて下さいね。
蒸気に関しては、タバコの満足感がある割にほとんど出ません。
10吸いくらいになると少しはでますが、アイコスやgloなどの加熱式タバコの比ではないですね。
蒸気がでないけど吸った満足感があるので、何か不思議な感覚になると思いますよ。
喫煙時間は4分間になります。
終了するとバイブが作動するのですが、残り時間が秒単位で表示されているのでこれは非常にわかりやすいです。
私は普段、アイコスを3分弱で吸っていますので4分は十分な喫煙時間だと思います。
しかもフィルターなしで吸うことが多いので、後半になるともう吸いたくなくなるくらい満足感があり、手動で電源を切ることも多いですね。
使用可能本数は設定温度にもよりますが、大体15本〜20本くらいです。
1日これだけで過ごすには途中で充電が必要になる場合がありますが、アイコスなどとの併用でしたら十分なバッテリー容量だと思います。
臭いはかなり控えめ!アイコスが7ならこれは2.5!
ちなみに臭いに関してはかなり抑えられています。
タバコの臭いというよりは燻した感じの臭いですね。
吸っている本人というのは臭いはわからないものなので、嫁さん検証してもらった結果、「特に不快ではない」とのことです。
臭いの度合いを数字に表すと、不快感マックスを10としたら、アイコスが7、ヴェポライザー(アメリカンスピリットを使用)が2.5とのことでした。
ちなみにプルームテックは0.5だそうですよ。
よくわからないかも知れませんが、これはリビングでの使用が許可されたということになります。
現在、紙巻きタバコをベランダで吸っている方も、これなら許してくれるかも知れませんよ。
蒸気が欲しい場合、味を変えたい場合はリキッドもあり
「煙がでないと吸った気がしない」という方はたばこ葉にリキッドをたらす方法もあります。
あまりメーカーは推奨していないようですが、たばこ葉に1〜2滴リキッドをたらすと蒸気が少しだけ多くなります。
単純に蒸気を増やしたいなら味のないリキッドを、メンソールにしたければメンソールのリキッドをたらすとその味になりますよ。
ただ、リキッドを垂らしても蒸気の量はそれほど変化がないので、「味を変える」という用途でリキッドを使う方が意味があるかも知れません。
特に紙巻きタバコの場合だと、辛味があるのでリキッドを足すとマイルドになり喫味が良くなります。
色々試せるのもヴェポライザーのよいところですので、ご自分の好みに調整してみるの面白いかも知れませんね。
使用後すぐは絶対にスペーサーに触らない!
使用後は本体を逆さにすればスペーサーを落ちてくるのですが、使用後すぐは絶対に触らないようにして下さい。
私は知らずにすぐ写真を撮ろうと思って触ってしまい、思いっきりやけどをしてしまいました。
しばらくおいておくと冷めるので、その後中の吸い殻を押し出すように取り出して下さいね。
ヴェポライザーの紙巻きたばこを使用した一連の流れはこのような感じになります。
スペーサーを使えばタバコをハサミで切るだけなので非常に簡単ですね。
それでも外出先でタバコを切るのは少し無理があるので、その場合は別売りのスペーサーセットにあらかじめタバコ切って入れておくと良いかと思います。
スペーサーには「網付き」と「網なし」があります。
「網付き」の方が葉を詰めやすいですが、使用後、後ろから押し出せないので吸い殻を取り出しづらいんですよね。
私は「網なし」の方が使いやすいと思いました。
1本の紙巻たばこで4回吸うことができる
アメリカンスピリットは根本までたばこ葉が詰まっているので、ヴェポライザーで使用すると4回吸うことができます。
仮にヴェポライザーのみ使用したら、今まで1日1箱(20本)吸っていた方は5本で済むということになるので、これは単純にタバコ代が1/4になるということを意味しています。
今回この記事を書くにあたり、年間のタバコ代をあらためて計算したのですが、実際に数字にすると恐ろしい金額になります。
年間182,500円のタバコ代が47,450円に!
1日:500円
1ヶ月:15,000円
1年間:182,500円
1本あたりの金額:25円
ヴェポライザーでアメスピを1日20回吸うと・・・
1日:130円(520円÷4)
1ヶ月:3,900円
1年間:47,450円
1本(1回)あたりの金額:6.5円
差額:135,050円!
アイコスを1日1箱吸うと、500円×365日で年間182,500円かかります。
1年間で計算するとすごい金額ですよね。
新型のドローンが毎年買える金額ですよ。
これをヴェポライザーに変えると、アメスピは1箱520円ですが1本で4回吸うことができます。
520円÷4で1日たった130円、月でも3,900円、年間で47,450円しかかかりません。
その差額はなんと135,050円ですよ。
今回ご紹介したヴェポライザーは、7,980円しますが余裕で元がとれますね。
しかし、いきなりすべてをヴェポライザーに変えるのは難しいので、最初は自宅のみの使用が良いかと思います。
とりあえず自宅だけでもヴェポライザーにすれば、年間7万円くらいは節約できるのではないでしょうか。
ヴェポライザーに慣れてきたら外に持ち出して徐々にシフトしていくのが理想ですね。
それでも突然の飲み会などがあったら困るので、保険として加熱式タバコも必須になると思います。
私も今は自宅と会社の喫煙所ではヴェポライザーを使用していますが、慣れるとそれほど手間に感じないようになりました。
何より、確実にタバコ代が節約できているという実感があるので、モチベーションの継続にもなります。
タバコ代が負担になっている方や紙巻きタバコから加熱式への移行を考えている方にはおすすめです。
タバコがどんどん値上がりしていることを考えると、今後大ブームになる可能性もありますので是非参考にしていただけたらと思います。
ヴェポライザーの真骨頂は「シャグ」
タバコ代を節約するなら紙巻きタバコを使うのが最強ですが、ヴェポライザーの真骨頂は「シャグ」にあります。
紙巻きタバコでも十分にタバコの代わりになるのですが、シャグを使うと本当に美味しいし、また違った楽しみが生まれるんですよ。
シャグを使った使用方法と感想をお伝え致したいと思いますが、すでにかなり長い記事になってしまいました。
「シャグ」に関しては次の記事で詳しくご紹介致しますのでお楽しみに。
これを知るともう加熱式タバコには戻れなくなるかも知れませんよ(笑)
これを吸うとアイコスに戻れなくなるかも知れませんよ(笑)
・この味を知るともうアイコス、gloに戻れない!? ヴェポライザーなら絶対「シャグ」がおすすめ!