この味を知るともうアイコス、gloに戻れない!? ヴェポライザーなら絶対「シャグ」がおすすめ!

前回、ヴェポライザーで紙巻きタバコを使用する内容の記事を書きました。
まだご覧になっていない方は先にこちらをご覧になって下さいね。

 

その記事の最後でも書きましたが、ヴェポライザーを使うなら是非「シャグ」を試してみて下さい。

「節約」という意味では紙巻きタバコを使うのが最強ですが、味を楽しむというなら絶対「シャグ」がおすすめです。

少し手間は増えますが、慣れれば大したことはないので前回の記事と合わせて参考にしていただけたらと思います。

 

 

「シャグ」とは手巻きたばこ用の刻み葉のこと

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シャグに馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますのでご説明しますが、シャグとは手巻き用の刻んだタバコ葉になります。

 

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中にはタバコの葉がびっしり入っていて、通常はこの葉にフィルターをつけ、専用の紙で巻いて吸います。

たばこ葉自体の品質が良く、余計な物がはいっていないのでタバコ本来の味が楽しめると好んで使用する愛煙家も多くいらっしゃいますね。

そしてもう一つの魅力は、タバコを輸入する際において、手巻きタバコについては「輸入たばこ税」が1/2に軽減される特別措置がとられていますので、価格が安いです。

種類によりますが一般的には30g〜40gで680円〜1,000円前後で販売されていますので、市販の紙巻きタバコと比べると半分以下となります。

種類も豊富なので、自分の好きな味を探す楽しみもありますよ。

それでは実際にヴェポライザーでシャグを吸ってみましょう。

 

 

ヴェポライザーの真骨頂は「シャグ」!味もうまいし価格も安い!

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前回の「ヴェポライザー紙巻きタバコ編」でもご紹介したこの「WEECKE C-VAPOR3(ウィーキー シーベイパー3)」

コンダクション方式で味もしっかりでて紙巻きタバコでの使用も考えられているおすすめのヴェポライザーです。

紙巻きタバコにリキッドを1滴垂らして吸うのも美味しいのですが、やはりヴェポライザーを使うなら是非シャグを試してみて欲しいです。
今までのタバコの価値観が変わるかも知れませんよ。

 

使用方法はシャグを詰めて吸うだけ!

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シャグを吸う方法は基本的には紙巻きたばこと同じで、チャンバーにたばこ葉を詰めて吸うだけです。

まずは蓋を外し・・・

 

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好きなたばこ葉をチャンバーに詰めます。

 

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付属の耳かきみたいな棒で詰めたタバコ葉を押し込みます。
どれくらいが適量というのは私も研究しているところなので難しいですが、あまり上まで詰めても変化がないように感じました。

それよりも押し込む強さの方が重要で、あまり強く押し込むより軽く押さえつけるようにして葉を詰め込んでいくと良いかと思います。

まあ、私も適当ですが美味しく吸えていますので大体でいいと思います。

ちなみに慣れると30秒くらいで詰めることができます。

 

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葉を詰めたら蓋をして電源を入れます。
電源ON/OFFは操作ボタンを5回連続押しです。

 

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電源が入ると設定した温度まで一気に上がっていきます。
「WEECKE C-VAPOR3」の温度設定は160度〜230度ですが、シャグは紙巻きタバコより雑味がないので温度が高くても美味しく吸えます。

私は200〜220度くらいで吸いますが、このあたりは自分のお好みに合わせて調整して下さいね。

 

これはうまい!アイコスやgloが物足りなく感じる

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実際に吸ってみると、これがかなりうまいんですよ。
最初はレギュラーを吸ったのですが、雑味がなくタバコの味をしっかり感じられます。

紙巻きタバコのような辛味や喉へのイガイガもなく、220度くらいでもフィルターなしで全然平気で吸えました。
やはりシャグと紙巻たばこでは大きな違いがあるんですね。

最近はメンソールやフレーバー系ばかり吸っていたので、純粋なタバコの味を忘れていましたが、「あ〜タバコってこんな味だったよな」と思い出させてくれました。

 

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次に吸ったのは「コルツのバニラ」です。
タバコ葉に味が付いている段階でちょっと馬鹿にしていたのですが、これがメチャクチャうまいです。

かなり甘めのシャグですが、甘さの中にタバコの味が感じられ、それでいてキックもあるので非常に満足感のあるシャグでした。

私はもともと電子タバコでも甘めのリキッドが好きなのですが、それにキック感とニコチンが入っている感じですかね。
電子タバコでバニラ系のような甘めのリキッドを使っている方は気に入ると思いますよ。

ただメインで吸うとちょっと飽きてきますね。
1日吸っていると段々気持ち悪くなってきました(笑)

それと結構臭いはします。
甘ったるい臭いなので、このシャグは嫁さんからリビングNGを食らってしまいました。

 

使用後は「シャグポン」するだけ!

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使用後は機器を逆さにすると熱されたシャグがコロンと落ちてきます。
落ちてこない場合はお尻をトントンすると出てくると思います。

これはヴェポライザーの世界では「シャグポン」というみたいですね。

実はシャグポンができないヴェポライザーは意外に多いです。
その場合はピンセットか耳かきみたのでほじくる必要があるのですが、「WEECKE C-VAPOR3」はチャンバー内がツルンとして引っかかりがないので非常に「シャグポン」がしやすいんですよ。

使っているうちに汚れてくるので簡単なメンテナンスは必要になりますが、シャグポンができるだけで使用後の手間は格段に楽になると思います。

 

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もちろん前回の記事でもご紹介した「スペーサー」にあらかじめシャグを詰めておくこともできます。

私は毎回ヴェポライザーに直接詰めていますが、使っているうちに自分のやりやすいスタイルが出来上がってくると思いますよ。

 

 

シャグは気化しやすいフレーバー系がおすすめ!

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シャグはレギュラー系からフレーバー系までたくさんの種類がありますが、ヴェポライザーは何でも吸うことができます。

ただ、より美味しく吸うならフレーバー系がおすすめです。

実際にタバコの葉を触ってみるとわかりますが、レギュラー系とフレーバー系では明らかに葉の湿度が違います。

レギュラー系はサラサラして乾燥しているのに対してフレーバー系はしっとりとしているんですよね。

 

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ヴェポライザーはタバコ葉の水分を熱で気化させて吸う仕組みなので、乾燥していると気化せず味がでずらいです。

そのため乾燥している紙巻たばこなど使用する場合は、リキッドを垂らして葉の水分を増やして使用する事が多いのですが、これはシャグにもいえると思います。

もちろん「フレーバーなんで邪道だ」という方はレギュラーでもいいですが、ヴェポライザーはそういう仕組ということは理解しておいた方が良いかと思います。

 

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ちなみに私のおすすめは、先程もご紹介した「コルツのバニラ」もいいのですが、結構甘めですので飽きてしまうかも知れません。

 

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1日吸い続けるのはわたし的にはちょっとキツイので、それ以外ですと、「コルツのグリーンティ」「STANLEYのコーヒー」がなかなかいいです。

まあ、「迷ったらコルツかSTANLEY」というくらい定番中の定番なのですが、「コルツのグリーンティ」はグリーンティという名前のくせに実は紅茶のシャグになります。

 
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フレーバー自体が控えめでほんのり甘く紅茶のいい香りがします。
たばこがメインで、フレーバーが後からついてくる感じなので、とても吸いやすくタバコの満足感があります。

臭いも控えめなので嫁さんからリビングでOKがでました。
これはおすすめです。

 

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「STANLEYのコーヒー」は封を開けた瞬間からビターコーヒーのようなのいい香りがします。

グリーンティとは違いコーヒーフレーバーがかなり強いので、コーヒーが先にきて、その中にタバコの味が混ざっている感じですね。

コーヒー好きには良いと思いますが、結構味が濃いのでコルツのバニラと同じでずっと吸っていると少し飽きてくるかも知れませんね。

臭いはコーヒーなので嫌な感じはしないそうです。
これもリビングでの許可が下りましたよ。

あくまで私の感想になりますが参考にしていただけたら幸いです。

一応楽天のリンクを貼っておきますが送料がかかるので、直接販売している店舗を探した方がいいです。

シャグはタバコ専門店やドンキホーテなんかに売っていますよ。

 

ヴェポライザーを吸って気になる点と有害性

まだまだヴェポライザー初心者なのですが、私なりに気になった点があります。

「WEECKE C-VAPOR3」に限った話でもないと思うのですが、最初の蒸気がかなり熱いのでマウスピースを咥えた唇が軽く火傷しています。

 

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こういったマウスピースならそれほど熱さは感じないと思うのですが、ガラスのマウスピースだと咥えた部分に蒸気が通ると結構熱いんですよね。
最初の一口目はご注意下さいね。

それと今までアイコスやgloでは感じなかったのですが、ヴェポライザーを吸うと口の中に少し違和感を感じます。

もしかしたら気のせいかも知れませんし、紙巻きタバコとは比較にならないレベルですが、火を付けたタバコを吸った時のあの「ネロっとした感じ」といえばわかりますかね。

多分これはフィルターを付けていないからだと思いますが、フィルターがない分、アイコスなどより有害物質を摂取している可能性はあります。

もちろん火を付けた紙巻たばこほどではないと思いますが、こういったものはまだデータが出揃ってないので、判断はご自身でしていただくしかないと思います。

あくまで私の見解ですが、体へ悪影響に順位をつけると・・・

火を付けた紙巻きタバコ > ヴェポライザー+紙巻きタバコ > ヴェポライザー+シャグ > glo > アイコス > プルームテック

このような感じだと思います。
タバコなので体にいいわけはないので、「健康になりたい」という方は禁煙して下さい。

「禁煙はしたくないけどタバコ代がキツイ」という方にヴェポライザーは向いていると思います。

 

 

IQOS(アイコス)とシャグの価格比較

前回の記事でも書いたようにアイコスを1日1箱で1年間使用すると182,500円かかります。

それをシャグに切り替えた場合の価格差をまとめてみましょう。

IQOSを1日20本(1箱)吸うと・・・

1日:500円
1ヶ月:15,000円
1年間:182,500円
1本あたりの金額:25円

ヴェポライザーでシャグで1日20回吸うと・・・

1日:210円
1ヶ月:6,300円
1年間:76,650円
1本あたりの金額:10.5円

差額:105,850円

 

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定番のコルツのグリーンティやバニラで計算すると、このシャグは40gで1,050円します。

 

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ヴェポライザー本体のチャンバーの容量や詰め方によって多少変わってくるとは思いますが、何度か計測した結果、ヴェポライザーで1度に使用するシャグの量は約0.4gでした。

ということは40gですと約100回吸うことができますね。
1本あたりの金額は10.5円となりますので、アイコスの25円と比べるとコストは半分以下の金額になります。

前回書いた記事の紙巻たばこほどではないですが、これはかなり節約出来ると思いますよ。

さらに味も美味しいので、いうことなしです。
最大のデメリットの「手間がかかる」というのがありますが、それが慣れればこれほど心強い節約喫煙具はないかも知れません。

 

 

まとめ:健康を求めるなら「禁煙」、節約を求めるなら「ヴェポライザー」

私も今まで電子タバコなど、色々なものを試してきました。

しかし電子タバコはニコチンが入っていないので、結局「似たような行為で紛らわす」ということになります。

これはこれで美味しいし面白いのですが、本数を減らさずにタバコ代を半分以下〜1/4に節約できるのはヴェポライザー以外にはないでしょうね。
さらに、シャグはたくさんの種類が販売されているので、自分の好きな味を探す楽しみもあります。

味とタバコ感がしっかりしているので、しばらくシャグを吸ってからアイコスを吸うと味が物足りなく感じてしまうと思いますよ。

正直手間はかかりますが、目に見えて節約もできますので、気になっていた方は一度試してみる価値はあるかも知れませんよ。

紙巻たばこを使用したヴェポライザーの記事はこちらをご覧になって下さい。
タバコ代が1日130円になりますよ。