先日も当サイトの記事でご紹介した「myblu」。
商品が届きましたので早速レビューさせていただきます。
最初に言ってしまうと、この商品かなりいいですね。
まだ福岡の一部のコンビニとAmazonや公式サイトのオンラインでしか購入できませんが、全国のコンビニで販売されたら大人気になる予感がします。
その「myblu」のレビューと市販のリキッドを補充してコストを抑える方法をご紹介致しますので是非参考にしていただけたらと思います。
目次
ニコチンなしの「myblu」とは
今回私が購入したのはこちらの「mybluスターターキット」になります。
初めて当サイトをご覧になった方の為に「myblu」を簡単に説明しますと、「ウエスト」というタバコを販売している会社の日本企業、「インペリアル・タバコ・ジャパン」が作った製品になります。
タバコを作っている会社が出した商品ならアイコスやglo、プルームテックのように、当然タバコと思うかも知れませんが、これはニコチンは一切入っていないので「電子タバコ」になります。
アイコスなどの加熱式タバコで「タールレス」が浸透している現在、今後は「ニコチンレス」になると先を見越して販売したようですね。
現在は福岡の一部のコンビニとAmazonや公式サイトなどでしか購入できませんが、ゆくゆくは全国のコンビニで販売されるようになるそうです。
価格はスターターキットで2,700円とリーズナブルですよ。
それでは実際の詳しい作りや使用方法、味をレビューしたいと思います。
コンパクトで超簡単!手軽に電子タバコを楽しむなら「myblu」
・myblu本体
・メンソールポッド
・マイクロUSB充電ケーブル
「mybluスターターキット」の付属品は上記の通り。
スターターキットなのでお試し用のメンソールポッドが1つ付属しているのですが、他の味に変更できないのは残念ですね。
まあ1番おすすめということなんでしょう。
充電は20分!300回の使用が可能!
充電は底面にあるマイクロUSBコネクタから充電します。
充電器は付属していないのでお持ちの充電器で対応する形になりますよ。
私はAnkerの、機器に合わせて適正な電流を流すUSB充電器を使っていますが、そういった機器がない場合は説明書に記載されている電流を基準に選択すると良いかと思います。
充電時間は約20分で300回の使用が可能になります。
充電中はランプが赤くなり、充電が完了すると消灯します。
単純ですが、わかりやすくていいですね。
フレーバーポッドは1.5mlで300回吸える
こちらがフレーバーポッドになります。
リキッド容量は1.5ml。
吸い方にもよりますが、約300回吸うことができます。
バッテリーも1回の充電で300回の使用が可能なので、「1回の充電で1ポッド」という設定になっているようですね。
ちなみにポッドに書いている「MLTGHT」がメンソールを意味します。
複数のポッドを持ち歩いて、どれがどれかわからなくなった時はここを見ると良いかと思いますよ。
ポッドを挿し込むだけと超簡単!
使用方法はバッテリーにポッドを「カチ」っと挿し込むだけ。
裏表もないので非常に簡単です。
これでいつでも好きな時にフレーバーを楽しむことができます。
スイッチなどは一切なく、とてもシンプルなデザインです。
プルームテックと同じで、吸うだけで自動で通電される仕組みとなっています。
材質はアルミでできていて、安っぽい感じはなくなかなかかっこいいと思います。
リキッド残量はこの窓から確認できます。
確認はできるのですが、この窓だとリキッド量自体は把握しずらいですね。
どういうことかというと、写真左のポッドの場合、赤の矢印の辺りがリキッド残量になります。
まだ半分以上リキッドが入っていますよね。
しかしこのまま挿し込むと、リキッドのラインは確認窓のかなり下になってしまうんですよ。
ですので残り1/3くらいになったら確認窓からは何も見えないので、残量を確かめたい時はポッドを抜いて確認する必要があります。
慣れれば問題ないとは思いますが、最初は何回も確認してしまいましたよ。
さあ、それでは実際に吸ってみたいと思います。
コンパクトでもかなりの煙量!味もこのサイズなら及第点!
この「myblu」は細身で非常にコンパクトです。
私も今までたくさんのレビューを書いてきましたので、このサイズの電子タバコの味や煙量は経験上予想がつきます。
そして実際に吸った感想はというと「お、なかなかいいぞ」という感じでしたね。
味はこのサイズなら及第点
やはりどうしてもアトマイザーが小さいので大型の電子タバコのようにはいきません。
味は薄いですが、それでもこのサイズならかなり味が出ていると思いました。
今回は付属のメンソールを吸ったのですが、若干の甘みとミントの清涼感をしっかりと感じられましたよ。
例えるなら「ロ○テのグリーンガム」にとても良く似た味ですね。
禁煙や減煙の強い味方になりそうな気がします。
このサイズからは想像できないくらいの煙量
煙量に関してはこれはもう十分だと思います。
軽く吸っただけで気持ちよく煙がでますね。
肺吸いすれば周りが白くなるくらいの煙量なので、吸う場所は考えた方がよいくらいのレベルです。
リビングで吸ったら部屋が白くなって嫁さんに怒られましたよ。
ドローはちょうど中間くらい
ドローは、紙巻きタバコのように口に含む「口吸い」と、深呼吸のように直接肺に入れる「肺吸い」のちょうど中間くらいの重さですね。
「口吸い」でも全然いけるし、ちょっと重いけど「肺吸い」でもいけるといった感じになります。
味が薄いと感じた方は「肺吸い」をすると、より多くの蒸気を吸うことができるので「口吸い」よりしっかり味を感じることができると思います。
両方の吸い方に対応している小型の電子タバコはあまりなかったので、このドローの設定はポイントが高いですね。
マウスピースは滑らかな口触りでいい感じ
吸い口にあたる「マウスピース」は、口当たりが滑らかでなかなか良い感じです。
このマウスピースは実は結構重要で、形によっては唇の隙間から空気が入ってきてうまく吸えない場合があるんですよね。
「myblu」は先にいくにしたがい細くなっていて、さらに穴が小さいので空気が漏れることはなく思った通りに無駄なく吸うことができますね。
ちょっと気になる点
とてもお手軽に電子タバコを楽しむことができるのですが、ちょっと気になる点もあります。
リキッドが直接口に入る
まず1つはリキッドが直接口に入ることがありますね。
これは気化したリキッドが内部に溜まり結露する現象ですので、どの電子タバコでもあることですけどね。
特にマウスピース側を下にして吸うと、中に溜まったリキッドが流れてきますので、使用の際は吸い口を上に向けて吸うようにして下さい。
それでもリキッドが口に入るようでしたら、バッテリーからポッドを外して下にティッシュをあてがい、吸い口から強く息を吹き込んで下さい。
溜まっていたリキッドが空気(息)で押し出されて中がキレイになりますよ。
この方法は通常の電子タバコでも通用するやり方なので是非試してみて下さい。
コストがかかる
もう1つの気になる点はやはりコストですね。
このポッドは300回吸って中のリキッドがなくなったら新しいポッドと交換します。
つまり「使い捨てアトマイザー」ということになります。
ポッドは2個入りで1,080円するので、1個あたり540円。
タバコでもないものにこの価格は少々高く感じてしまいますよね。
1日1ポッド使用したら、それだけで月に16,000円もかかってしまいます。
禁煙補助として「タバコの代わり」と割り切ればいいかも知れませんが、それですと禁煙中以外の人は吸えないし、高いからとチビチビ吸うのもなんか嫌ですよね。
この「myblu」は電子タバコの敷居を下げるとても良い商品なのですが、コスト面が最大にネックになります。
そこでコストを下げる良い方法を考えましたよ。
ポッドに市販のリキッドを再充填(補充)する方法
発想は単純です。
このポッドに市販のリキッドを再充填できればコストを大幅に下げることができますよね。
mybluの純正フレーバーを楽しむことはできなくなりますが、逆に自分の好きなフレーバーを入れることができるので、これはこれでメリットになります。
純正ポッドを吸いたくなったら買えばいいだけの話ですしね。
それでは早速リキッド補充に挑戦してみましょう。
ポッドはこのような形をしています。
普通に考えたらコイル側からリキッドを入れると思うのですが、まずはマウスピースを外してみます。
爪で引っかかっているだけなので簡単に外れました。
しかしここからは入れれないようですね。
極細の注射器などを貫通させれば入れれなくもないですが、それは最後の手段として、今度は下のコイル部分をばらしてみます。
すべてクリアなので非常にわかりづらいですが、突起があり、そこにピンセットなどを引っ掛けて持ち上げると蓋が外れます。
このように簡単に外すことができました。
もうこれは再補充して下さいと言わんばかりの作りですね(笑)
ここまでできたら後は簡単です。
好きなリキッドを縁に沿って流し込みます。
今回は元々メンソールポッドでしたので、「カミカゼのスーパーハードメンソール」を入れてみました。
リキッドを適量入れたら最後に蓋を「パチン」というまで押し込んで完成です。
あまりリキッドを入れると蓋をした時に溢れますので、最初は少なめに入れて調整して下さいね。
一応見た目は完全に元通りですが、1度外したことによってリキッドが漏れる可能性もあります。
万が一を考え、吸い口を上にして一晩置いておきましたが問題なさそうでした。
これで「myblu」のポッドにリキッドが補充できました。
実際に吸ってみても全く問題はありませんね。
交換のタイミングは、少し早めがいいですね。
完全にリキッドを吸い切って中のコットンが焦げてしまうとそのアトマイザーはもう再利用できなくなります。
このタイプのアトマイザーでしたら、少なくとも3回は再利用が可能だと思います。
焦げ臭い味がしたらコイルの寿命なので、その時は交換して下さいね。
市販のリキッドは安いので、1回補充しただけでもコストは約1/2。
2回補充したらさらにコストは下がりますよ。
ちなみに「スーパーハードメンソール」をmybluで吸った感想は、口吸いですとほんのりメンソールを感じてサッパリとしていますが、肺吸いするとヒリヒリする刺激を喉に感じるレベルになります。
今回ご紹介した方法はあくまで私の方法になります。
メーカーとしては再利用は推奨していないと思いますので、実践される場合は自己責任でお願い致しますね。
仮にリキッドが漏れてバッテリーが故障しても当サイトでは責任は取れませんことをご了承下さい。
総評としては禁煙補助や減煙補助に最適!
今回実際に「myblu」を試した結論として、やはりニコチンが入っていないのでアイコスやgloのようにタバコの代わりというのは厳しいと思います。
普通の電子タバコなので、キックやタバコ感はまったくありません。
ただ、このコンパクトさと、ポッドを交換するだけのお手軽さは、禁煙補助や減煙補助には非常におすすめです。
このサイズの割に味もそこそこ出ますし、煙もかなりのものですね。
しかも今後、コンビニで買えるとなると電子タバコの敷居が下がり一気に人気がでそうな商品だと感じました。
問題となっていたコスト面も、ポッドに市販のリキッドを補充できるので解決ですね。
「myblu」を試す前の記事では「コストがかかるし微妙かも」という記事を書きましたが、リキッドが補充できるとなれば話は別です。
味も想像より良かったので、ちょっとハマってしまいましたよ。
他の味も試してみたくなったので、とりあえず「1箱無料クーポン」を使用して4種類のフレーバーを公式サイトで購入してしまいました。
基本的にはリキッドを補充して使うつもりですが、気に入ったポッドがあったらカートンで購入してもいいかも知れませんね。
禁煙補助や減煙補助はもちろん、プルームテックに慣れている方ならこの機会に「ニコチンレス」に挑戦してみても良いかと思います。
繰り返しますが、ニコチンはないのでタバコ感はまったくありません。
香りや味を楽しむものとしてご使用下さいね。
今後私は減煙のためにアイコスと併用して「myblu」を使用していくつもりですので、早く全国販売が決まって欲しいですよ。
買うなら公式サイトがお得!
今回私はなんとなくAmazonで購入したのですが、ハッキリいって失敗しました。
最初に買うならアカウント登録して公式サイトで購入した方が絶対良いと思います。
その理由は公式サイトなら同じ2,700円で、フレーバーポッドが1箱付いてくるんですよ。
フレーバーポッドは1箱(2個入り)1,080円しますのでこちらで購入する方が絶対お得だと思います。
ただ、「myblu」が気に入って今後も使い続けるという場合は新規メンバー登録でフレーバーポッドが1箱もらえるキャンペーンを開催しています。
私もこれで1箱無料で購入しました。
結果的には1箱貰えるので同じことなのですが、最初から3個2種類のポッドを試せる公式サイトの方が、より自分に合う合わないがわかるかも知れませんね。
公式サイトでの購入はこちら
>>myblu公式サイト
Amazon・楽天での購入はこちら
まとめ
かなり長い記事になってしまいましたがわたし的にはこの「myblu」はかなりおすすめです。
ただ、興味本位だけでしたらタバコの満足感はないので、結局使わなくなってしまうと思います。
「禁煙や減煙の為」など、何か理由があった方がいいかも知れませんね。
私は普段は胸ポケットに入れて、吸いたい時にさっと取り出して使用しています。
実際にタバコの本数が減ったかというと、まだ減煙という意識が薄いせいか正直あまり変わっていませんね(笑)
これから頑張りたいと思います。
何はともあれ、「手軽な電子タバコ」をとことん追求した「myblu」。
興味がある方は是非試してみていただけたらと思います。