北海道の冬のイベント、阿寒湖氷上フェスティバルICE・愛す・阿寒 「冬華美」2016が2月1日から始まりましたね。早速行ってみました。
阿寒湖氷上フェスティバルとは
今年で38回目を迎える阿寒湖氷上フェスティバル、「ICE・愛す・阿寒『冬華美』」は、今や冬の北海道を代表するイベントとなりました。阿寒湖氷上フェスティバルの舞台は、湖上を覆い尽くす厚い氷の上。真冬の厳しい寒さを逆手に取り、寒さを楽しんでいただくためのスタッフ手づくりのイベントです。
イベントの内容の詳細
開催期間 2016年2月1日〜2016年3月13日。
開場 19:30から
●氷切体験(無料) 19:30~20:20
阿寒湖から切り出した天然氷を大きな鋸で切る体験
●氷上ミニゲーム(無料) 19:30~20:20
本物のカーリングストーンを的にめがけて投げ的に入れば、協賛店のお土産屋の記念品引換券をプレゼント
●お楽しみセット券引き換え 19:30~20:20
お楽しみセット券3枚綴り300円(各ホテル、会場にて販売)
体寒証明書、アツアツ牛乳、甘酒、揚げたてわかさぎの天ぷらの中からどの組合せでも3点選べます。
●19:50 ミニセレモニー
アイヌの男性による火の儀式をメインステージにて行い、その後会場中央にあるファイヤー台に点火します。
●20:10 打上花火
約330発の花火を打ち上げます。
◎あいすランド阿寒夜間営業【2/1~3/13予定】◎
19:30~20:40
※価格は変更になる場合があります。
●スノーモービル
2000m 1500円
4000m 2000円
先導車付き
●バナナボート
1周 大人500円
小人300円
●ワカサギ釣り
1日 1500円
竿、仕掛け、餌、釣り小屋セット
開催場所・会場 : 阿寒湖温泉、阿寒湖氷上特設会場
電 話 : 0154-67-2057 あいすランド阿寒
イベントに参加した感想
2月1日開催初日、この日夜のイベント時の気温はマイナス18度。おそらくこの寒さは数字で言われてもピンとこないと思います。
お楽しみセット券で交換した甘酒やワカサギの天ぷらを食べて少しは温まるものの、あっという間に体が冷えてきます。
ミニセレモニーで点火した炎が唯一体を温めてくれるもの。
「はぁ、温かい・・・」火がなければ北海道では生きていけないというのが実感できます。
夜の花火は澄んだ空気の中、周りに何もない阿寒湖の夜空に花が咲きます。都会の花火とはまた違った趣です。
メインステージとなるフクロウの雪像はまだ作成段階。
「手作りイベント」というだけあって、スタッフの方が一生懸命作成しています。気取らず気軽に参加出来ますよ。
連日開催とういのも日程の都合がつけやすいので嬉しいですね。
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イベントの目玉はこの寒さ
たくさんのミニイベントや花火も良いのですが、何と言ってもこの寒さを体感してください。
次の日、朝の氷上トレッキングをした時の気温はなんとマイナス29度。
露出している部分は刺されたような痛みがあり、カメラ操作の為の薄手の手袋は意味がなくすぐに指がかじかんで動かなくなりました。
室内の作られた寒さではないので、風が吹いてきたら一気に体感温度が下がります。
自分の吐く息でまつ毛や髪の毛も凍る始末。
私も長いこと北海道に住んでいますがこの寒さはなかなか体験出来ないですね。
なかなかお目にかかれない氷の花「フロストフラワー」も阿寒湖なら高い確率で見れますよ。
凄すぎるぞ(寒すぎるぞ)阿寒湖。
防寒だけはしっかりと!
とにかく寒いので防寒対策はしっかりとして下さい。
特に足先や指先、鼻の頭など先端部分は凍傷になりやすいので注意して下さいね。
耳当てやネックウォーマーで首まわり、耳、頬まで覆うと良いですよ。
イベント以外の見どころ
阿寒は野生動物の宝庫です。
ホテルの窓から撮影
鶴居村の音羽橋。ここは鶴の寝床で有名な場所です。
この日もマイナス20度以下という気温にもかかわらず、たくさんの写真家の方がいましたよ。
奥にたくさんの鶴が休んでいます。
私のしょぼいカメラではこれが限界ですがわかります?奥にたくさんの鶴がいます。
日が昇り気温が上がると飛び立つのですが、この日は寒すぎてなかなか飛ばず、寒さの限界が来て諦めました。
木彫体験やおみやげが買える「アイヌコタン」。
アイヌ古式舞踏が見れるアイヌシアター「イコロ」。
アイヌ文化に触れ合える施設がたくさんあります。
上映時間などはこちらのホームページをご覧ください。
→阿寒アイヌ公式ホームページ
阿寒は温泉地として有名なので、温泉宿に泊まって夜はイベントと阿寒の寒さを味わい、冷えた体をまた温泉で温める。
冬の阿寒を満喫できますよ!