最近、益々人気が出ている「ポッド型VAPE」。
新しい機種もどんどん発売されていて、その性能は確実に高くなっています。
私のタバコライフはニコリキメインなので、良いポッド型はないかと探していてたどり着いたのがこちらの「Smoant Pasito(スモアント パシート)」です。
一番の特徴は「ビルドできるポッド型VAPE」ということなのですが、市販のコイルユニットを使ってもかなり味が出ていてうまいです。
ポッド型をお探しの方には超おすすめですので、是非参考にしてください。
目次
デザイン、作りが抜群の「Smoant Pasito(スモアント パシート)」の概要を紹介
それでは早速ご紹介していきます。
左の大きい箱が「Smoant Pasito(スモアント パシート)」のスターターキットで、右の小さい箱がRBA用のアトマイザーキットになります。
RBA用のキットは別売り(980円)になりますので、RBAで使う予定の方は別途購入して下さいね。
それでは、まずはスタータキットに入っているアトマイザーを使ってご紹介していきます。
まずは本体。
美しい化粧箱を開けると、これまた美しいポッド型VAPEが収まっています。
見た目はプラスチック感があるので、正直少々安っぽく感じますが、作り自体は細かいところまでしっかりしている印象ですね。
そしてデザインはとてもキレイです。
今回はブルーを購入しましたが、落ち着いたカラーの中に品があってとても気に入りました。
操作は超簡単!初心者でもすぐ使える
操作ボタンは2つあります。
上の大きいほうがメインボタンで、5回連続押しで電源オン/オフになります。
そして吸う時はこのボタンを押しながら吸います。
下の小さいボタンは出力の切り替えボタンになります。
出力切り替えボタンを押すごとに・・・
このように5段階で変化します。
変化の状況は前面のLEDライトで確認できますよ。
コイルの抵抗値に合わせて設定できますし、操作もボタンを押すだけなのでとても使いやすいですね。
これなら初めて電子タバコを使う方でも安心して使用することができると思います。
充電は嬉しい「USB-C」
さらにこの「Smoant Pasito(スモアント パシート)」は充電にUSB-Cを採用しています。
電子タバコでUSB-Cは結構珍しいと思いますが、これは嬉しいですね。
充電のスピードはそれほど違いはありませんが、裏表を考えずにケーブルをさせるのは暗い場所などでは非常に助かります。
今後はUSB-Cがスタンダードになるでしょうね。
ドリップチップはこの電子タバコの専用設計なので、交換できません。
ドリチを交換する人は多いと思いますので、これはちょっと残念です。
どうしてもドリチを交換したい方は、510ドリップチップが使えるトップキャップが販売されていますので、そちらを検討してみて下さい。
|
トップ調整のエアーホールシステム
エアホールははもちろん調整可能なのですが、ポッド式では珍しい独立したトップエアフロー方式を採用しています。
通常のポッド型だどドリップチップの下側にエアフローがついていて外気の空気を直接取り込んでいます。
この方式は簡単なので作りやすいのですが、リキッドの蒸気を外気の空気で割っていることになるので、味が薄くなるんですよね。
それに対してパシートは独立したエアホールを採用しています。
外気の空気がタンク内部を通り、アトマイザーを抜けて蒸気化したリキッドと混ざるので、リキッドの味そのままを味わうことができるというわけです。
こんな小さいタンクでよく考えられていますね。
付属のコイルは「DTL」と「MTL」の2種類
さて、次はスタータキットに付属しているコイルをご紹介します。
スターターキットだからと侮ることなかれ、このコイルユニットがとても美味しいんですよ。
付属のコイルは「DTL」と「MTL」の2種類があります。
「DTL」は直接肺に吸い込む吸い方のコイルですね。
抵抗値は低めの0.6Ωで推奨ワット数は20~25Wになります。
もう一つは「MTL」用のコイルになります。
「MTL」は口に含んで吸う、いわゆるタバコ吸いです。
こちらは結構抵抗値が高めで1.4Ω、推奨ワット数が10~13Wとなっています。
パシートはリキッドタンクが3mlしかないので、低抵抗・高出力で吸うとすぐにリキッドがなくなってしまいます。
ですので、基本的にはMTLで吸ったほうが良さそうですね。
さて、それではいよいよ吸ってみましょう。
このパシートは味の評判がとても良いので楽しみです。
パシートのセット方法
パシートは取り扱いが簡単なので、説明するまでもないのですが、一応解説しますと「コイルを付ける」→「リキッドを入れる」という手順になります。
まずはポッドを取り外します。
このポッドはマグネットでくっついているので、引っ張れば簡単に外すことができます。
初めて使う時は金色の通電部分に貼っているシールを剥がして下さいね。
ポッドの金色の部分はシリコンリングではまっているだけなので、引っ張ると抜くことができます。
この部分に好きなコイルを取り付けます。
今回は「MTL」の高抵抗のコイルをつけてみます。
ちなみにコイルはすべて正ネジになっていますよ。
コイルを付けたら、向きを合わせてポッドに差し込み、電子タバコ本体に装着します。
トップキャップを開け、好きなリキッドを入れて下さい。
今回私はハイリクのスポーツドリンクを入れてみました。
このリキッド、夏限定なのですが、めっちゃうまいんですよ。
ニコチン6mgで60ml買ったのですが、もうなくなりそうなのでもっと買っておけばよかったです。
リキッドは勢いよく入れると溢れてコイルに入ってしまうことがあるので、焦らずゆっくり入れて下さいね。
→ハイリク スポーツドリンクリキッド
最後にトップキャップを戻せば準備は完了です。
トップキャップも正ネジになっています。
このパシートは下と上はしっかりと密封されており、さらにエアフローは上にあるので構造上、リキッドが漏れることがほとんどありません。
気軽にポケットに入れて持ち歩くことができますよ。
さあ、それでは吸ってみましょう。
味は素晴らしい!濃いフレーバーがしっかり出てる!
MTLなので出力を13Wに設定して吸ってみましたが、びっくりするくらい味がでます。
大げさではなく、最初に吸った時はちょっと感動しましたよ。
これがあればもうペン型のVAPEは必要ないレベルですね。
エアフローは全開でも結構重めです。
軽めのMTLが好きな方はちょうどよいのではないでしょうか。
全閉にするとDLはできないくらい重たくなります。
調整幅はそれほどありませんが、通常の使用でしたらまったく問題ないと感じました。
RBAで吸ってみる
続いて、別売りの「RBAユニット」で試してみましょう。
こちらは別途980円で購入する必要がありますが、自分でコイルを組めるならランニングコストが格段に安く済みます。
付属品はRBAユニット、アダプター、予備シリコンOリング、予備ネジ、専用プラスドライバー、ワイヤー、コットンになります。
これで980円なら安いかも知れませんね。
RBAをする場合、テスターなどで抵抗値を測定しながらビルドするのですが、この手のアトマイザーはテスターに装着できません。
そこで、付属のアダプターを使用します。
このアダプターを付けることにより、市販のテスターに装着することができるんですよ。
これはよく考えられていますね。
アダプターを付け、こういった感じでビルドしますよ。
画像のように、デッキは非常に小さいです。
ハズキルーペがないと完全にアウトな状態ですが、なんとかビルドしてみましょう。
特に正解はないので、自分の好きなようにコイルを組めばいいのですが、小さいので内径は2mmがおすすめですね。
私はこんな感じで組んでみました。
これで抵抗値は0.7Ωでした。
焼入れをしてムラ無く電気が通るように調整します。
コットンは何度か試したのですが、コットンが短いとリキッドが内部に侵入してきて、ジュルリが発生したり、逆さにするとドリチからリキッドが垂れてきます。
結論としては、下のネジ部分に届くくらいに合わせるのがよかったですね。
それと注意点として、ワイヤーを固定するネジがとても小さいので固定する時に滑らないように注意して下さい。
しかし、このネジ止めが緩いと抵抗値が大きく変動してしまいます。
特に太めのワイヤーを使うと緩くなってしまうので、滑らないように、かつしっかりと固定するという矛盾したテクニックが必要になります。
味は市販のほうが強いがめっちゃうまい!
同じハイリクのスポーツドリンクで試してみましたが、正直市販のコイルのほうが味は濃いように感じました。
ただ、RBAが美味しくないかというとそうではなく、よく味が出ていると思います。
市販のコイルが10としたら、RBAは8といったくらいですね。
しかし、これはコイルの巻き方や抵抗値によっても変わりますので、市販よりもっと味が出るようにビルドできるかも知れません。
今後、もっと研究していきたいと思いますし、こういった工夫もRBAならではで楽しいですね。
「Smoant Pasito(スモアント パシート)」の気になる点
現在一週間くらいこの「Smoant Pasito(スモアント パシート)」を使用していますが、気になる点はバッテリーの持ちがあまりよくありません。
ワット数を4段階の20Wで使用すると一日持たないんですよね。
私はオリオンと併用して使っていますのでよいですが、これ一台で乗り切るならモバイルバッテリーなどは必須になるかと思います。
他には、バッテリーが少なくなってくると電圧が下がりパワーが落ちます。
LEDが一メモリになると味が薄くなる点はイマイチですね。
それ以外では特に気になる点はないので、トータル的に考えると非常に優秀なポッド型VAPEだと感じました。
まとめ
VAPEはどんどん性能がよくなっていますが、特にポッド型は目をみはる進化が感じられます。
各会社も今一番力を入れているジャンルかも知れませんね。
ここまでポッド型の性能が良くなると、「もうこれだけでいいじゃん」と思ってしまうくらいです。
もちろん高性能な電子タバコにはそれ相応のメリットがありますが、「とりあえず簡単に持ち歩いて使いたい」という場合はポッド型一択といってよいかと思います。
特にニコリキとの相性が良いので、ニコリキをお使いの方、今後ニコリキにしてみようかと思っている方は是非参考にしていただけたらと思います。
|
|