タバコ業界では空前の大ヒットといえる加熱式電子タバコ iQOS(アイコス)とPloom TECH(プルームテック)。
タバコの歴史を変えるといっても過言ではない製品の登場で、メディアからも注目され現在も品切れが続いています。
情報が錯行している中どれを購入してよいか悩んでいる方に、すべて使用している私が徹底解説致しますよ。
購入を検討している方は是非参考にしてみて下さい。
目次
- 1 まずは自分がどうしたいのか考える
- 2 加熱式電子タバコ iQOS(アイコス)とは
- 3 iQOS(アイコス)の仕組み
- 4 iQOS(アイコス)の使用方法
- 5 iQOS(アイコス)のメリット
- 6 iQOS(アイコス)のデメリット
- 7 iQOS(アイコス)はコストがかかる
- 8 iQOS(アイコス)はどんな人におすすめか
- 9 iQOS(アイコス)の購入方法
- 10 JTのPloomTECH(プルームテック)とは
- 11 Ploomtech(プルームテック)の使用方法
- 12 PloomTECH(プルームテック)のメリット
- 13 PloomTECH(プルームテック)のデメリット
- 14 PloomTECH(プルームテック)がおすすめな人
- 15 PloomTECH(プルームテック)の購入方法
- 16 タバコカプセルも通販なので毎回送料がかかる
- 17 コストを抑えるなら電子タバコ一択
- 18 タバコと電子タバコのコスト差
- 19 まとめ
まずは自分がどうしたいのか考える
まずは自身のタバコスタイルを考える必要があります。
コストを抑えたいのか、周りの人に迷惑を掛けたくないのか、健康に気遣っているのか禁煙したいのかなど用途によって変わってきます。
それがハッキリしていないと、せっかく購入しても使用しなくなる可能性もあります。
まずはご自身のこれからのタバコスタイルを考えて、自分にあった製品を購入すると良いかと思います。
加熱式電子タバコ iQOS(アイコス)とは
iQOS(アイコス)は「火を使わない・灰が出ない・臭いが少ない」と従来のタバコの常識を覆す製品です。
吸い込んだ時に発生する煙は水蒸気のようなもので、これにはニコチンが含まれています。
これによりタバコを吸った満足感が十分にあり、従来の紙巻きタバコから比較的簡単に移行できるのも人気の要因だと思います。
iQOS(アイコス)の仕組み
アイコスには特殊なセラミックの加熱ブレードが内蔵されています。
それにより従来の紙巻タバコとは異なり、燃やさずにタバコ葉を直接加熱することが可能です。
燃やさないので煙(タール)が発生せず有害物質の9割を削減、さらに臭いも大幅に少なくなり周りへの悪影響が少ない画期的なタバコです。
iQOS(アイコス)の使用方法
iQOS専用タバコ「ヒートスティック」
アイコスを使用するにはアイコス本体以外に「ヒートスティック」という名の専用のタバコが必要になります。
ヒートスティックはほとんどのコンビニやタバコ取り扱い店で購入できるので、入手に困ることはないと思います。
・バランスドレギュラー
・メンソール
・ミント
現在はこちらの4種類のみ。
価格は1箱460円になります。
味はその人の好みもあるのでどれがおすすめとは言えませんので、一通り吸ってみると良いかと思います。
ちなみに私はメンソールを使用していますよ。
iQOS(アイコス)の吸い方
アイコス本体(チャージャー)からホルダーを取り出し、専用タバコ「ヒートスティック」をホルダーに刺して使用します。
電源ボタンを入れると加熱が始まり、約10秒ほどで使用可能になります。
1回の使用回数と使用時間
ヒートスティック1本分で14吸い、もしくは6分間の使用が可能です。
吸い方のコツは、急いでスパスパ吸わずにゆっくり時間をかけて吸ったほうが水蒸気もたくさん出て味もおいしくなります。
タバコ葉を蒸らしながら吸うイメージですね。
吸い終わったらホルダーの先部分を引き上げ、ヒートスティックを引き抜きます。
そのまま引き抜くとタバコの葉が丸々中に残ってしまうことがありますのでご注意下さいね。
チャージャー本体は1回の充電で、タバコ20〜30本分の使用が可能です。
iQOS(アイコス)のメリット
私がアイコスを使うようになってから10ヶ月が経ちました。
私が思うメリットは何と言っても煙がでないので周りに迷惑をかけないということですね。
煙が出ないので受動喫煙がなく家族にも安心です。
火も使わないので火事の心配もありませんし、臭いも通常のタバコよりは全然少ないです。
アイコスは基本的に周りの人のための製品だと思います。
もちろん喫煙者本人にも害が少なくてメリットはあるのですが、病気にでもならない限りあまり気にしない方が多いのではないでしょうか。
それよりも家族や周りの人の為にアイコスに変えたという方のほうが多いのではないかと感じています。
アイコスは周りに優しい、そんなタバコです。
iQOS(アイコス)のデメリット
10ヶ月使用して感じたデメリットは実は以外に少ないんですよね。
一番深刻なのは故障でしょうね。
私は今のところ蓋の故障しかないのですが、使用出来なくなるほどの故障ならもうどうにもならないですね。
他には若干出る独特の臭いですね。
この臭いが苦手な人も少なくないので、吸う時は従来のタバコ同様周囲に気を使う必要はあります。
それ以外に、使用して間もない方がよく言うデメリットは長く使っていると当たり前になるのでデメリットと思わなくなりますよ。
iQOS(アイコス)はコストがかかる
デメリットとは違うのですが、実はアイコスはコストがかかります。
購入代金はもちろんですが、その後のランニングコストが通常の紙巻たばこよりかかる傾向があります。
最初のうちは「充電に時間がかかるので連続吸いが出来ないから本数が減る」と思うかも知れませんが、アイコスに慣れてくると1日の本数が増える可能性があります。
これは吸い過ぎても、具合が悪くなったり口の中が気持ち悪くならないので、つい間隔を空けずに吸ってしまうのが原因です。
タールが無いから物足りないと感じるのもあるかも知れませんね。
それとアイコスが美味しいのもあります。
「そんなの人によるだろ」と言われればそうなのですが、同じように感じている方が多いのは事実ですので、意識して本数を抑えることが必要になると思います。
iQOS(アイコス)はどんな人におすすめか
禁煙するつもりはないけど、多少お金をかけてでも自分と周りへの害を減らしたい人ではないでしょうか。
通常の紙巻たばこから完全に加熱式タバコに移行したい方に向いていると思います。
慣れるまでは多少の我慢も必要になるかも知れませんが、それほどつらくは思わないはずです。
逆に興味本位で吸ってもそういった意識がない方は長続きしないかも知れませんよ。
現に私の周りでも結局普通のタバコに戻った人が何人かいます。
iQOS(アイコス)の購入方法
アイコスは基本的にコンビニなどのタバコ取り扱い店で購入します。
定価は9,980円ですが割引クーポン、郵便為替などを使用して4,600円OFFで購入できます。
iQOS専用タバコ「ヒートスティック」は全国のコンビニで購入可能です。
現在、アイコス本体は在庫不足の為入手は困難です。
確実に購入するにはコンビニなどでの予約がおすすめですよ。
JTのPloomTECH(プルームテック)とは
JTから発売された、火を使わず、臭いもなく、灰も出ない新しいタバコです。
これだけ見るとアイコスと変わらなく思うかも知れませんが、プルームテックはどちらかというと電子タバコに近いです。
プルームテックの特徴は、タバコ葉を直接加熱しません。
バッテリーでカートリッジ内のリキッドを霧状化し、タバコカプセルを通過させてニコチンを摂取します。
このタバコカプセルがなければ電子タバコと仕組みは同じですよね。
リキッドにニコチンを入れて販売するのは日本の法律で禁止されていますのでこういった方法をとったのだと思います。
Ploomtech(プルームテック)の使用方法
プルームテックの使用方法はとても簡単です。
バッテリーとカートリッジを回して接続してタバコカプセルを挿し込むだけです。
電源などは無く、吸った時だけ自動で電源がはいる仕組みです。
1回の充電でタバコカプセル5個分(1箱)の使用が可能です。
タバコカプセル1個で約50回吸うことができますの、1箱で約20〜25本分のタバコを吸うことができます。
タバコカプセルは3種類 1箱460円
現在味は3種類あります。
・レギュラー
・クーラーグリーン
・クーラーパープル
の3種類です。
私がおすすめするのはレギュラーですが、これも一通り試してみると良いかと思います。
PloomTECH(プルームテック)のメリット
プルームテックのメリットは文句無しに臭いがないことです。
臭いをまったく出したくない状況というのは意外に多いので、そいうった時は最強ですね。
それと電子タバコと同じで、好きな量だけ吸ってすぐにやめれるところもメリットでしょうか。
PloomTECH(プルームテック)のデメリット
デメリットとしてはアイコスに比べると、タバコを吸った満足感が薄いです。
蒸気をタバコ葉に通過させているだけなのでニコチンの摂取量は少ないのではないかと思います。
それでも我慢すればプルームテックだけでもいけますけどね。
それと購入が通販のみなので毎回注文する手間とコスト(送料)がかかります。
PloomTECH(プルームテック)がおすすめな人
アイコスと違い、紙巻タバコからプルームテックに完全に移行するのは少し難しいかもしれません。
普段から8mmなどきつめのタバコを吸っている方にはやはり満足感が足りないので、禁煙に近い我慢が必要になるのではないでしょうか。
逆に普段1mmを吸っている方にはプルームテックがおすすめです。
禁煙も視野にいれてプルームテックを使用すると尚良いかも知れませんね。
煙も臭いもないタバコに慣れるともう普通のタバコには戻れなくなりますよ。
PloomTECH(プルームテック)の購入方法
プルームテック本体は現在福岡の一部のコンビニ以外は通販でしか購入できません。
完全に予約制ですので、現状はアイコスより購入が困難です。
これから購入予定の方は年内に手に入れるのは難しい状況ですね。
価格はスターターキットで4,000円ですが、7月7日までに予約をすると半額の2,000円で購入できます。
タバコカプセルも通販なので毎回送料がかかる
上記の「デメリット」でも触れましたが、現在はたばこカプセルも通販で購入しなければいけません。
いずれはコンビニでも販売されることになるようですが、今の状況ではいつになるかわかりませんね。
しばらくは通販で買うことになるのですが、購入のたびに送料がかかるのでかなり割高になってしまいます。
今は10個までしかまとめて購入できませんので、最大数まとめ買いしても送料の270円が上乗せになり、1箱あたり487円かかることになります。
コストを抑えるなら電子タバコ一択
アイコスもプルームテックも結局はタバコなのでタバコ税がかかります。
1箱460円・・・普通のタバコと比べても少し高めですよね。
しかも従来のタバコより吸える場所が多いので本数が増える可能性もあります。
コストの低下、もしくは減煙を考えるなら電子タバコがおすすめです。
私が以前から紹介している「EMILI]や「eGo AIO」などは、初心者の最初の1本や減煙には本当におすすめです。
タバコと電子タバコのコスト差
右:EMILI(エミリ)で5,800円。
中:eGo AIOで3,680円しますが、ランニングコストがアイコスなどのタバコに比べてかなり安くすみます。
一日1箱吸う計算で、タバコなら460円(1箱)✕30日で13,800円かかります。
電子タバコならリキッド1ヶ月分60mlで約4,000円+交換用コイル2個で約600円。
1ヶ月4,600円で済んでしまいます。
これにAIO本体代を1年で割っても月に300円。
合計しても5,000円を切る金額で電子タバコを楽しめます。
減煙という形で半分を電子タバコに切り替えても月に4〜5000は安くなります。
コストを抑えたいなら電子タバコという選択肢もありではないでしょうか。
まとめ
どの製品を選択しても周りにかける迷惑と自分への害は激減します。
その中でご自身にあった製品を選択すると良いかと思います。
このままアイコスなどが浸透して、煙の出ないタバコが常識になってほしいですね。
そうしたら今まで肩身の狭い思いをしてきた愛煙家の方たちも、もう少し堂々と吸えるようになるのではないでしょうか。
私の住む街札幌は、駅前通りの一帯は「歩きタバコ禁止条例」に指定されています。
先日市役所に確認したら、アイコスやプルームテックなどの電子タバコは対象外でしたよ。
わざわざ狭くて臭い喫煙所に行かなくてもいいんです。
ただ、やはりタバコですし種類によっては臭いも若干出ます。
周りに配慮した喫煙が望ましいかと思います。
長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
これから新しいタバコスタイルを取り入れようと検討中の方は是非今回の記事を参考にしてみて下さい。