最近私は海外のサイトからよく購入しています。
主なサイトは「GEAR BEST」「Banggood」「アメリカのAmazon」なんかですね。
なぜ日本ではなく海外のサイトから買うのかというと、発送費を差し引いてもとにかく安いのと、日本では取り扱っていないものがたくさん販売しているからです。
特にドローンの部品なんかは、日本では販売している店舗と商品が限られていて、なかなか欲しいものや部品が買えなかったりするんですよね。
ドローンに限らず、最新の電子タバコや家電、ガジェットもたくさん販売しているので見ているだけでも面白いですよ。
しかし、全て英語ですし、日本以外で支払いにカードを使うのは不安かと思います。
という私もそうでしたので、現在私が海外の販売サイトで購入している方法をご紹介致します。
今まで興味はあったけど躊躇していた方は参考にしていただけたらと思います。
かなり文字が多く長い記事になってしまったので、暇な時でも読んで下さい。
目次
私が購入している主な海外サイトは「GEAR BEST」「Banggood」「アメリカ(米)Amazon」! それぞれ特徴がある
海外の販売サイトはたくさんありますが、私は「GEAR BEST」「Banggood」「米Amazon」で主に購入しています。
目当ての商品にもよりますが、米Amazonは日本と同じで品薄だと値段が上がったりしますので、まずは「GEAR BEST」「Banggood」で探して、それでもなかったら米Amazonで買うというスタイルですね。
ただ米AmazonはさすがAmazonということもあって、発送がめちゃめちゃ早いです。
なるべく早くに欲しい商品なら少し高くても米Amazonのほうが確実かも知れません。
「GEAR BEST」「Banggood」は似たような商品を販売していますが、ドローンに関しては圧倒的に「Banggood」が品揃えが豊富ですね。
「GEAR BEST」は名前の通りガジェット系、私の場合特に電子タバコなんかを購入していますよ。
安全に購入するためには少々必要なものもありますので、まずはその準備をしましょう。
あると便利な「Googleアカウント」と「Google Chrome」
あくまで私の方法になりますが、海外サイトでは「Googleアカウント」と「Google Chrome」は必須になります。
「Google Chrome」はご存知ですよね?
Googleが無料で提供している、拡張性が高いブラウザになります。
まず海外サイトで一番の問題はすべて英語表記ということですね。
私は社員旅行でアメリカに行ったとき、空港の入国審査で質問に答えられず10分以上ため息まじりに尋問されたことがあります。
さらに飛行機の機内食で、外国のCAさんが「”わふう”と”エッグ”のどっちがいい?」という質問に、喜んで「わふう」と答えたら「ワッフル」が出てきました。
「”ワッフル”と”エッグ”、どっちがいい?」と聞いていたみたいですね。
そんな私でも、Google Chromeの翻訳機能があれば英語のサイトでも簡単に買い物ができちゃうんですよ。
サイトに「言語選択」がなければ、Chromeの翻訳機能を使おう!
最近では大手の海外通販サイトでは大概「言語選択機能」が付いています。
「言語を選択」という項目をクリックして「日本語」を選択するとサイトすべてを自動で日本語に翻訳してくれますよ。
完璧な翻訳ではありませんが、内容は問題なく理解できます。
もしサイトに「言語選択機能」がない場合や、「言語選択機能」では翻訳されない場合はChromeの翻訳機能を使います。
Chromeでサイトを開き、右クリックして「undに翻訳」をクリックすれば日本語に翻訳してくれます。
これはPCだけではなく、スマホのChromeアプリでも同じ機能がありますよ。
いや〜便利な世の中ですね、これでは余計に英語の勉強をしなくなりますね。
アカウントを作成したくない場合は、代わりに「Googleアカウント」や「フェイスブック」を使う
商品を見るだけならアカウントは必要ありませんが、購入する際には当然アカウントを作らないといけません。
「海外サイトでアカウントを作って個人情報を入力するのはちょっと抵抗がある」という方は、すでに持っている他のアカウントでログインすることができます。
フェイスブックやGoogle+、ツイッターなどでログインすることができますのでこれを代用すると良いかと思います。
そういう私も入力が面倒なので、Googleアカウントでログインして買い物をしていますよ。
発送先と通貨を設定しておくと便利
続いてやっておくと便利なのが、「発送先」と「支払い通貨」の設定です。
海外から日本への輸入が禁止されていたり、輸入できる数量が制限されているものがあります。
可燃物など航空貨物での取り扱いができない航空危険物や、医薬品、医療機器、化粧品など個人で使用することを条件として、定められた数量内で輸入が認められているものがあります。
例えば私の場合でしたらドローンのバッテリーなんかが「航空危険物」に該当しますね。
容量の小さいものなら大丈夫なのですが、大きな容量だと発送できない場合があるので、その時は「こちらの商品は日本へ発送できません」等表示される場合があります。
通貨を「円」に設定しておくと今現在のレートで価格が表示されます。
今は1ドル111円くらいですが、円高の時に購入すると、元々安いものをさらに安く買うことができますよ。
支払いは「PayPal」を使おう!
欲しい商品があったらカートに入れて購入手続きに入ります。
このあたりは日本のAmazonや楽天を同じなので迷うことはないと思います。
海外通販での一般的な支払い方法はクレジットカード決済なのですが、海外サイトでカード番号を入力するのはかなり抵抗があると思います。
そこで支払いは「PayPal」を使いましょう。
「PayPal」とはオンライン決済サービスです。
カード情報をPayPalに登録しておけば、PayPal経由で決済できるので、海外の通販サイトにカード情報が渡る心配がありません。
世界で2億5千万人が使用している世界一有名な決済サービス会社なので、セキュリティも万全で安全にオンライン決済することができますよ。
私はすべての海外通販サイトで、この「PayPal」で決済しています。
というより、PayPalで決済できないサイトでは買い物しません。
※アメリカのAmazonは別
海外サイトはもちろん、日本の通販サイトで使うこともできますので、ネットで買物する方は登録しておいて損はないかと思います。
あちこちでカード登録するよりは断然安全ですよ。
「PayPal」の登録はこちら
発送は、あれば「日本ダイレクトメール」で、なければ値段との兼ね合いで
発送はその商品によって異なるのですが、一番安くて早いのは「日本ダイレクトメール」です。
発送手続きは3〜9営業日と早く、送料無料の場合も多いのでおすすめです。
もちろん追跡もできますし、発送住所は日本語なので入力にとまどうこともないですよ。
「日本ダイレクトメール」がない場合は、商品の価格と発送期間の割合で決めます。
2,000円くらいの商品に1,500円の送料ではなんか馬鹿らしいですよね。
私は高額商品の場合は一番早くて安全な発送方法を選択していますが、どの発送方法を選ぶにしても、必ず「追跡可能」の発送方法を選択して下さいね。
追跡できないと何かあった場合、泣き寝入りすることになりますよ。
英語の住所の書き方
発送に日本ダイレクトメールを選択した場合は日本語の住所になりますが、それ以外は住所は英語で書きます。
・Country(国):Japan
・State / Province / Region(州/県/区):TokyoやHokkaidoなど
・City(市):Sapporoなど
・Address(住所):中央区北1条西2丁目1-1 時計台マンション303
→ #303 Tokeidai-Mansion,1-1 kita1zyonishi2tyome,tyuo-Ku
・Post Code(郵便番号):012-3456など
・Telephone Number(電話番号):(+081)11-123-4567など
私がよく使うサイトでは、国や市を別項目で記入するのでこのようのご紹介しましたが、サイトによってはすべて記入する場合もあります。
その場合は・・・
→#303 Tokeidai-Mansion,1-1 kita1zyonishi2tyome,tyuo-Ku,Sapporo-City,Hokkaido,Japan
となります。
国,都道府県,市,住所,(マンション名と部屋番号)をカンマで区切り、逆に並べた形になります。
ちなみにこの住所は日本三大ガッカリ名所の「札幌時計台」の住所です。
※番地とマンション名は架空です。
あと、電話番号の頭は、日本の場合は最初の「0」が「+081」がですのでご注意下さいね。
商品到着まで約2〜3週間が目安
商品到着までは、発送方法にもよりますが購入手続きから大体2〜3週間で届きます。
通販サイトがいつ発送してくれるかで若干変わってきますけどね。
時間がかかってもどかしいですが、サイトの追跡をみて「やっと日本まできた!もうすぐ届く」とワクワクして待つのも楽しいですよ。
トラブルとクレーム処理
私は今までに何十回と海外通販サイトで買い物をしました。
価格にして4~50万は買っていると思います。
その中でやはりトラブルはありました。
といっても2回だけですが、1回めは不良品ですね。
「購入した商品が最初から動かない」という初期不良状態でした。
そして2回目は発送された商品が届かなかったので返金処理手続きをしました。
結果的にはどちらも問題なく処理できたのですが、一応その流れをご紹介致します。
不良品などの交換・返金方法
まず最初にやることは「サポートセンターにメール」します。
もちろん内容は英語で書くので「Google翻訳」を使用しましょう。
「Google翻訳」は「翻訳」で検索したらすぐに出てきますよ。
販売サイトにメールするわけですが、大概は「お問い合わせ」から連絡するとよいかと思います。

Banggoodの場合は当てはまる項目を選んで進むのでわかりやすいです。

不良品だった場合は「品質問題のある製品」を選択してメールを送ります。

そして、故障している写真をアップルードするのですが、商品の箱はすぐに捨てないようにして下さい。
というのも、商品にバーコードのシールが貼ってありますので(貼ってない場合は梱包に貼ってあります)、交換を依頼する時そのバーコードの写真が必要になります。
すでに捨ててしまった場合でも対応してくれると思いますが、バーコードがあったほうが話が早いです。
私の不良品だった商品は具体的には、ドローンのモーターの1つが動かなかったんですよね。
私が最初にクレームのメールをした時は写真を添付したのですが、動画を送ってくれと返信がきました。
一応シャッタースピードを遅くしてプロペラが1つだけ動いていない状態で撮影したのですが、やはり写真ではわからないですよね。
明らかな破損でしたら写真でもよいですが、動いて初めて不良品がわかる商品の場合は動画が必要になります。
編集はせず、「カメラをとめるな」のようにワンカットで撮影するとわかりやすいかと思います。
故障箇所がわかった場合は部品が送られてきます。
自分で新しい部品を組み込めない場合や故障箇所がわからない場合は、丸々交換か返品を選択することができます。
このあたりはメールでやり取りして決めます。
故障品の返送ラインは70ドルとのことです。
故障品が70ドル以下の場合は、返送せずそのまま自分で保管または処分し、70ドルを超えている場合は着払いで販売サイトに返送します。
私も初めてクレームの連絡をした時は心配でしたが、とても迅速丁寧で安心してやり取りできましたよ。
ただ、「ちゃんと対応してるからレビュー書いて」という連絡がうざかったですが(笑)
トラブルによる返金方法
もう一つのトラブルは、荷物が荷主に返送されてしまいました。
購入金額は5点で32,000円くらいで、2口に分かれていたのですが、そのうちの1口23,000円分が空港で何か問題があり荷主に戻されてしまいました。
サイトの「My Order」から現在の発送状況がわかるのですが、「荷主に返された」となっていておかしいなと思っていたんですよね。
そうしましたらその二日後くらいに販売サイトから連絡がきて、「返金処理をしますが、どういった方法で返金しますか?」という旨のメールがきました。
返金は、決済した方法によって変わってくるみたいですね。
私はPayPalで決済してまだ引き落とされていなかったので、そのまま返金してもらいまいした。
32,000円の引き落としはそのままなのですが、23,000円がプラスされて相殺される方法ですね。
すでに支払っている場合はまた返金方法が変わると思いますので、サポートセンターと相談するとよいかと思います。
そのまま知らんぷりというのはまずないので心配はいりませんよ。
万が一そういった場合があっても、PayPalで決済していれば支払いを止めることもできます。
保険の意味でもやはりPayPalの使用をおすすめします。
海外サイトでの購入のコツ
「海外サイトはすべてが安い!」というわけではありません。
場合によっては日本のAmazonや楽天のほうが安い場合がありますし、多少安くても送料と到着期間を考えると日本で買ったほうがメリット多い場合があります。
日本でも販売している商品を海外通販サイトで買う場合は、送料合わせた価格差と商品の到着期間、リスクなどを天秤にかけて検討すると良いかと思います。
感覚は人それぞれ違うと思いますが、私の場合は送料合わせた価格差が2~3,000円を超えるなら考えますね。
もちろん急いで必要としないものが条件になりますよ。
私はドローン関係の商品をよく購入するのですが、もともとの価格が高くなればばるほど差額も大きくなります。


例えば30,000円前後の低価格帯のドローンでも日本と海外通販サイトの差額は5,421円。
※発送は日本ダイレクトメールが使え送料無料
5,000円あればこの機体のバッテリーが2本は買えますので、この金額くらいになると大きいですよね。
日本でも販売していれば選択の余地もありますが、日本で売っていない場合は海外通販サイトを利用するしかありません。
私の場合は、早く欲しい場合は「アメリカのAmazon」、時間がかかってもいいので安く買いたい場合は「GEARBEST」や「Banggood」で探します。
特に「Banggood」は日本語で検索ができます。
例えば、漢字で「掃除機」と入力すると色々なタイプの掃除機がずらっと表示されます。
意外と他のサイトでは英語で検索しないとヒットしないので、これは日本人には便利だと思いますよ。
まとめ
思ったことを書いていたら予想以上に長くなってしまいました。
ここまで読んでいる方は少ないかも知れませんが、もしいらしたら完全に海外通販で買うつもりですよね(笑)
海外通販サイトは色々ありますが、とりあえず「GEAR BEST」と「Banggood」は規模も大きくしっかりしているので安心だと思います。
というかこの2つと米Amazonがあれば何でも揃いますけどね。
今まで敷居が高かった海外通販サイトも便利なアイテムのおかげで簡単に買うことができるようになりました。
おさらいとして必要なものは・・・
・Google Chrome(サイトを日本語化)
・Google翻訳(メールのやり取りに必要)
・PayPal(安全に決済するためにこれは必須)
これがあれがほぼ日本のサイトと同じように購入することができます。
ブラウザや翻訳はただでインストールできますし、PayPalも無料で登録、使用することができます。
お金がかかるものは一つもないので、この機会に気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。