Appleが動画配信サービスに参入するという話は聞いていましたが、2019年秋についにサービスが開始されます。
世界100を超える国や地域でサービスが提供されますが、料金等含めた詳細はサービス開始直前の発表となるようです。
日本ではApple製品は人気なので、ここは日本もサービス提供国に入っていて欲しいですよね。
目次
サービス名は「アップルTV+ (プラス)」!売上不振を払拭できるか!?
新しいAppleの動画配信サービスの名前は「アップルTV+ (プラス)」。
他の動画配信サービスでは見られない独自の映画やテレビ番組、ドキュメンタリーなどが用意されています。
私は実は動画視聴は現在「Hulu」「Netflix」「Amazonプライム」の3つに加入しています。
Amazonプライムは買い物するのにプライムに加入したほうが便利なので加入しただけなのでほとんど見ていませんが、「Hulu」「Netflix」は毎日のように海外ドラマや映画を見ていますね。
それぞれ特徴があり、例えば「Hulu」なら海外ドラマが多く新着が早かったり、「Netflix」は独自の映画やアニメに強かったりします。
調べて、「見たい!」と思った海外ドラマが「Hulu」でしか見れないという場合でも、これだけ加入していれば大概は見れますね(笑)
すでに歴史と実績がある「Hulu」と「Netflix」ですが、ここに「アップルTV+ (プラス)」が参入するとなると、当然対等に戦えるものを用意しているということになります。
Apple製品は最近は売上が低迷しています。
今回の動画配信サービスで利用者を増やすことができるかが今後の鍵となりそうですね。
いずれにしても、これは動画配信ファンにはとても気になるサービスの開始です。
Appleの動画配信アプリを大幅リニューアル!一つのアプリで選択可能に!
アップルは動画配信に先立ち、動画配信アプリを2019年5月に大幅アップデートします。
今までは配信業者ごとにアプリを立ち上げる必要がありましたが、アップデート後はアップルが提供するアプリだけでサービスを選択して視聴できるようになるそうです。
これに「Hulu」や「Netflix」が含まれているかわかりませんが、一つのアプリで色々選択できるとなると当然便利になり利用者は増えます。
それにより「アップルTV+ (プラス)」も目に触れるようになり、加入者が増えるという目論見でしょうか。
動画視聴マニアの私としてはこのアプリのアップデートはとても気になりますね。
スピルバーグを取り込み、映画界との協調関係を深める作戦!?
今回の「アップルTV+ (プラス)」は、あの巨匠「スピルバーグ」も参加しています。
今後「アップルTV+ (プラス)」でスピルバーグが監督した映画が見れるかも知れませんが、実はこれは結構すごいことのようです。
というのも、現在世界で1億4000万件を超える契約数を誇る「Netflix」は独自映画でアカデミー賞で3冠に輝きました。
タイトルはROMA(ローマ)でNetflixオリジナルのヒューマンドラマです。
劇場公開は一週間程度と、非常に限定的にも関わらずアカデミー賞を受賞したことに異論を唱えたのはかのスピルバーグでした。
「いったんテレビのフォーマットにコミットしたら、それはテレビ映画だ。よく出来た作品なら(テレビ番組を審査する)エミー賞の対象になるが、(映画作品を審査する)アカデミー賞は違う。数館で1週間程度しか劇場公開されない映画に、アカデミー賞のノミネート資格はないと思う」と申し立て、他の役員の賛同を得て、新たなルールの制定を画策しているそうです。
ストリーミング作品と劇場作品の違いは私にはわかりませんが、近くに劇場がない、子育てで見たくても見れない、そういった人がストリーミングで見て同じように感動するのは、映画の魅力として特に違いがないように私は思います。
そんな異論を唱えたスピルバーグが「アップルTV+ (プラス)」に参加するというのはちょっと驚きですよね。
今後スピルバーグが「アップルTV+ (プラス)」で映画を作り、それがアカデミー賞にノミネートされたら辞退するのかわかりませんが、アップルはスピルバーグを取り込むことにより、映画界との協調関係を狙っているとみられています。
色々と話題性のある「アップルTV+ (プラス)」は、今後も注目したいと思います。