2020年の東京オリンピックに向けて進められている「受動喫煙防止策」。
居酒屋などの小規模飲食店は例外にする方向で進んでいましたが、ここにきてまた動き出しました。
加熱式タバコの今後も気になりますね。
※記事の最後にアンケートもありますので、是非ご参加下さい。
今までの2通りの改正案
厚生労働省は「主にアルコールを提供する小規模飲食店は例外」という2通りの改正案をだしたことが2月8日にニュース記事になりましたね。
第1案:未成年の利用が想定されないバーやスナックで、30平方メートル以下の小規模店
第2案:第1案に加え小規模な居酒屋、焼き鳥屋、おでん屋なども例外として喫煙が認められる
家族で行く可能性のある居酒屋は今後慎重に協議するということですが、基本的に未成年が利用する可能性がある店、例えばラーメン店やそば屋、寿司屋では小規模でも全面禁煙となります。
私の知人も個人居酒屋を経営しているのですがかなり心配してましたよ。
来客は常連ばかりでほとんどがタバコを吸いますね。
禁煙になったらかなり売上に影響するので、今回の改正案に喜んでいましたが、なにやら雲行きが怪しくなってきました。
「例外なき禁煙」約150団体が要望
上記の改正後、2月23日に「ガン対策推進協議会」、24日に「肺がん患者会」や学術・医療関係など約150団体が厚生労働省に「例外なき禁煙」を求める要望書を手渡したようです。
要望書を受け取った塩崎厚労省は、改めて健康増進法の改正案を提出するとの考えを示しました。
今朝のニュースでは、第2案の小規模飲食店は全面禁煙となる見通しだそうですよ。
第1案であるスナックやバーはそのまま法案を通すようですね。
加熱式タバコはどうなる?
今回の改正案では加熱式タバコに関しては触れていないようです。
元々、加熱式タバコの受動喫煙データを調査して、法施工段階までに判断するということでしたので現段階ではそこまで話が進んでないんでしょうね。
私の勝手な見解ですが、「受動喫煙防止策」という意味ではフィリップ・モリスのデータを元にすれば加熱式は除外となりそうですね。
周りの目は気になりますが・・・。
しかし周りの迷惑という意味で考えれば、アイコスはもちろん電子タバコは結構臭いがしますよね。
特に電子タバコはリキッドによって臭いが強く出るものもありますので、隣で食べている方は不快に感じるかも知れません。
使うリキッドの制限などは不可能ですので、そうなったら加熱式・電子式も一緒に禁煙になるような気がしますよ。
まとめ:一番の解決策は時間分煙か
本来はみんな禁煙すれば良いことなのでしょうが、それはおいておきます。
愛煙者・嫌煙者・お店のすべてが妥協できるとなれば、私が思う一番の解決策は「時間分煙」だと思います。
もちろん比較的長時間滞在する居酒屋などのお酒を提供するお店の話ですよ。
食事のみのお店は私は全面禁煙に賛成です。
子供がいなくなる時間帯って今何時くらいですかね。
私は遅くても20:00までには家に帰りますが、例えば「21:00以降からは喫煙オーケー」にするならなんとか妥協できないですかね。
世界的な目で見ると色々問題もあるのでしょうが、お店側の立場にもなって考えてあげて欲しいです。
みなさんはどう思いますでしょうか?
簡単なアンケートを設置しましたのでよろしかったらご参加下さい。
(2秒で終わります)