「こんな電子タバコが作りたい」という思いから、クラウドファンディングを利用して開発された電子タバコ「TARLESS(ターレス)」。
当初の予定支援額を大幅に上回ったことからも期待の高さが伺えますが、その「TARLESS」が10月1日よりついに一般販売されました。
私も早速入手致しましたので、その使い心地をガッチリレビューしたいと思います。
目次
気軽に電子タバコを楽しめる「Easy VAPE TARLESS(ターレス)」とは
誰でも簡単に電子タバコを楽しめるようにと、クラウドファンディングを使用して開発された「Easy VAPE TARLESS(ターレス)」。
「こんな電子タバコがあったらな〜」というのは誰でも思うことだと思います。
その想いを形にしたといっても過言ではないこの「ターレス」は様々な機能と工夫が施されていますよ。
実際に私も使ってみましたが、電子タバコはもちろん、プルームテックでもかなり使いやすいと感じました。
それではその特徴をレビューさせていただきます。
味重視か爆煙重視か!カートリッジ交換タイプのお手軽電子タバコ
・ターレス本体
・ロングカートリッジ(本体の装着済み)
・ショートカートリッジ
・充電用マイクロUSBケーブル
・日本語説明書
付属品は上記の通りになります。
ここでちょっと気になるのは、ロングとショートの2種類のカートリッジだと思います。
抵抗値:1.6Ω
ショートカートリッジ(画像右):爆煙タイプ
抵抗値:1.2Ω
このターレスはカートリッジ交換タイプの電子タバコになります。
使用方法は、タンクに好きなリキッドを入れて本体に装着し、吸うだけです。
もちろんこのカートリッジは複数回使用できますし、カートリッジを使い分ければ簡単に味を変えることもできます。
さらにロング、ショートカートリッジを使い分けることによって、味重視か爆煙重視を選択することができますよ。
実際に吸った感想としては、ショートカートリッジは確かに煙量は多いですが、ロングカートリッジでも十分にモクモクです。
味に関してはそれほど大きく変わらないように感じました。
ただ、ロングカートリッジは後述でご紹介するプルームテックのたばこカプセルが使用できるんですよ。
プルームテックでも使いたいという方はロングカートリッジ、純粋にリキッドを楽しみたいという方は吸口が細くて吸いやすいショートカートリッジが良いかと思います。
手の平サイズのボックス型電子タバコ
本体はこのようにデザインとなっています。
「箱型」でサイズはジーンズのポケットに簡単に入るくらいコンパクトですよ。
使用の際はマグネット式の蓋を取り外します。
そしてこの蓋は・・・
なんとマグネットでお尻にくっつくんですよ。
フタ式なのでポケットに入れても衛生的ですし、これなら無くす心配もありません。
実際、蓋がないともっとコンパクトなのですが、この蓋をつけることによって薬指と小指が引っかかるので持ちやすくなるというメリットもあります。
しかもこの蓋はプルームテックのたばこカプセルを1つ収納しておくこともできます。
これはなかなか考えられていますね。
それではリキッドを入れてみましょう。
タンクの蓋を開けてリキッドを入れるだけ
リキッドは市販の物でも自作でも何でもOKです。
名前は忘れましたが今回はこの禁断の果実のようなリキッドを入れてみましょう。
ネジ式のメタルプラグを外しここに好きなリキッドを入れます。
リキッド容量は2mlなので、この手の電子タバコでは一般的な容量ですね。
リキッドの補充が非常に簡単なのもこの「ターレス」の特徴です。
よくある電子タバコは真ん中に入れないようにして縁に沿って流し込むのですが、このカートリッジですと面倒なことは一切ないので楽ちんです。
メタルプラグを戻して、本体に装着したら準備完了です。
使用方法は、電源ボタンを5回押すと電源を入り、もう1度5回押すと電源が切れます。
このターレスは吸うと自動で電源が入る「自動通電」ではないので、吸う際は電源ボタンを押して吸います。
それではいよいよ吸ってみますよ。
心地よい爆煙!味もかなり良し!
画像は販売サイトのものですが、軽く吸っただけで気持ち良く濃いめの蒸気がでます。
ショートはもちろん、ロングカートリッジでもこのサイズの割には十分な煙量だと思いますよ。
リビングで吸うと部屋が真っ白になるので、ちょっと気を使う必要がありますね。
味もいい感じで出ていますね。
もちろん本格的なVAPEにはかないませんが、コンパクトなこのサイズでは今まで使った中で1番良いのではないでしょうか。
味を変えたい時もカートリッジを交換するだけなので非常に簡単です。
電子タバコを、より簡単により身近に感じることができると思います。
プルームテックのたばこカプセルが使用できる!
ただ簡単に使える電子タバコではここまで人気がでません。
このターレスの最大の特徴はプルームテックのたばこカプセルも使用することができちゃうんです。
たばこカプセルは「ロングカートリッジ」のみ使用できます。
その際に入れるリキッドは、レギュラータバコならあまり味のないプルームテック用の「ファンタジーリキッド」がおすすめです。
理由はたばこカプセルがフィルターになって味や風味を消してしまうので、値段の高いリキッドではもったいないからです。
そしてメンソール系をお吸いの方は、上記でご紹介した「ファンタジーリキッド」と「カミカゼ スーパーハードメンソール」を1:1くらいで割ると、メンソールの刺激もちょうどよくおすすめかと思いますよ。
私は喉に刺激がくるぐらいが好きなのですが、メンソールがキツく感じる場合は割合を変えて調整してみて下さいね。
マウスピースにたばこカプセルを装着すれば準備完了です。
実際にたばこカプセルを装着して吸うと、本家よりしっかりした味わいです。
強めのメンソールリキッドを入れているのでメンソール感は抜群で、その中にタバコのキック感がありとても満足できます。
カートリッジタイプでもエアフローの調整が可能
このカートリッジのさらに良い点は、空気を取り込む「エアフロー」の調整ができます。
カートリッジ交換式では、今まであまりエアフローの調整ができる物はなかったのでこれは嬉しいですね。
全開から全閉まで調整でき、好みのドローに合わせることができます。
プルームテックのたばこカプセルを装着する場合はドローがかなり重たくなるので、全開で使用するよいかと思いますよ。
回しづらい場合は爪を溝に差し込むと簡単に回すことができます。
たばこカプセルを装着したままはもちろん、予備のたばこカプセルを入れて蓋をすることも可能です。
このあたりは使う人の用途や気持ちをよく考えていますね。
節煙にも効果的! しかしリキッドの燃費は悪いかも
クラウドファンディングでの目標額は30万円だったのですが、なんとターレスは388万円に達しました。
支援の支持率は1,200%以上と、期待の高さが伺えますね。
私はアイコスとターレスにたばこカプセルを使って併用しているのですが、実際にアイコスの本数は半分になりました。
そしてたばこカプセルは2個消費くらいですね。
まだタバコ代に換算するとそこまで節約はできていませんが、今後はターレス寄りにどんどん移行していくつもりです。
プルームテックですと、しばらく吸っていると味が薄くなり物足りなく感じますが、キツめのメンソールリキッドを使っているターレスですと、たばこカプセルの味がなくても結構吸った気になるんですよね。
ただ良いことばかりではなく、2つほど気にある点があります。
リキッドが結構早くなくなる
朝、リキッドを満タンにしたのですが、たばこカプセル1個使った昼頃には、味重視のロングカートリッジでもこの状態です。
この確認窓の下にもリキッドは入っているのですが、半分以上は減っている感じでしょうか。
このカートリッジはリキッドを補充しながら、1〜2週間は使用できるのですが、あまりギリギリまで吸うとコットンが焦げて次に使えなくなります。
たばこカプセルを1日1箱(5個)吸う方なら補充リキッドを持ち歩くか、予備のタンクが2〜3個必要になると思います。
蒸気が多いのでたばこカプセルが詰まりやすい
2つ目は、プルームテックより蒸気が何倍も多いため、しばらく吸っているとたばこカプセルの中が詰まって吸い込みづらくなる時があります。
中が詰まると味も煙量も少なくなり、ドローがかなり重たくなります。
たばこカプセルを揉んだり、固いところにトントンして中の塊をほぐすようにすると少し改善しますよ。
それでも気休め程度なので、吸いづらいと思ったらたばこカプセルを交換した方が良いかも知れませんね。
ちなみのたばこカプセルは「アップル」と「梨」が強めのメンソールと合って美味しかったですよ。
まとめ
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
この「ターレス」は、簡単に電子タバコを楽しめ、さらにプルームテックのたばこカプセルも使えます。
面倒なコイル洗浄も必要ないので初心者の方には非常におすすめだと思いますよ。
電子タバコ上級者でしたら物足りないと思いますが、プルームテックをお使いでしたら1つあると便利かも知れませんね。
たばこはどんどん多様化しています。
最近は、嫁さんに「アイコスが臭い」と言われ、リビングでは吸えなくなってしまいました。
「紙巻きタバコみたいに臭くないからアイコスいいね」なんて言っていたのが遠い昔のようですよ。
これからは臭いを出せる場所と出せない場所で、タバコも使い分ける時代なのでしょね。
プルームテックをお使いの方、これから試してみたいという方には非常に魅力的な商品ですので、是非参考にしていただけたらと思います。
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