過去最高の完全ワイヤレスイヤホン「SoundPEATS(サウンドピーツ) Truengine」をレビュー! これはマジでおすすめです!

またしてもSoundPEATS(サウンドピーツさんのイヤホンのレビューなのですが、これはすごいイヤホンです。
今までご紹介したお手頃完全ワイヤレスイヤホンも良い製品なのですが、これは過去最高の音質ですね。

さらに使い勝手も良いので、完全ワイヤレスイヤホンのお探しの方はこれは「買い」ですよ。

 

「SoundPEATS(サウンドピーツ) Truengine」の改良版がすごい!

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実は「SoundPEATS(サウンドピーツ) Truengine」は以前から販売していたのですが、今回ご提供いただいたイヤホンは「改良版」になります。

最初に販売された商品は音質が悪く接続も不安定で、Amazonのレビューも散々たるものでした。

その事実を真摯に受け止め、改良に改良を重ねたものが今回レビューする「Truengine」になります。

同じ失敗を2度繰り返すことはできないので完璧に仕上げてきましたね。

 

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音質は完全ワイヤレスでは最高峰!ディアルドライバで驚きの臨場感

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今回はいきなり目玉でもある音質からご紹介致します。

まず、このイヤホンの最大の特徴として「ディアル(ダブル) ドライバー」を採用しています。

イヤホンの仕組みを簡単にご紹介しますと、「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア型」の2種類があります。

【ダイナミック型】

ダイナミック型はイヤホンの仕組みとしては一般的で、現在ほとんどのメーカーで採用しています。
構造がシンプルなので設定によっては大きく音質が異なります。
ある意味、そこは各メーカーの色の出し方、腕の見せどころとも言えるかも知れませんね。

詳しい仕組みは割愛しますが、「ダイナミック型」の特徴としては・・・
・低音に強いが中高音は弱い
・パワーがあるが重くサイズが大きくなる
・シンプルな構造で低価格化できる

【バランスド・アーマチュア型】

バランスド・アーマチュア型は、元は補聴器などの医療で使われていたものをオーディオ化したらしいですね。

特徴は・・・
・入力に対してレスポンスが良い
・中・高音に強いが低音は苦手
・超小型なのでイヤホンをコンパクトにできる

各特徴を簡単にいうとこのようになります。

 

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今回ご紹介するイヤホンももちろん「ダイナミック型」になりますが、前述したようにダイナミック型は低音に強いですが、中・高温域を苦手としています。
過去に紹介したイヤホンで、「中・高温域が弱い、こもっている」などレビューしていますが、その理由はこれになります。

しかし、今回のイヤホンはそれを補うべくダブルドライバを採用しています。
片方のイヤホンにそれぞれ2つのドライバが搭載されており、1つは低音用、もう1つは高音用のドライバとして設定されているので、非常にバランスの良い音質を実現しています。

 

・低音

弾むような低音がとても心地よいです。
低音をメインに設定しているわけではないので、低音命の方には物足りないかも知れませんね。

しかし低音ばかり強いと全体のバランスが崩れるので、これくらいがちょうど良いと思いますよ。
といっても音量を上げるとかなり響きますので十分な迫力を感じらると思います。

 

中音

ダブルドライバが利いていて音の歪みが少なくとても広がりがあります。
低音重視のシングルドライバとは別次元の臨場感ですね。

こもった感じがなく、かといって音が尖っているわけでもないので、ボーカルの声も非常にクリアに再現されていると思います。

 

高音

高音も専用ドライバでしっかり表現され、伸びがよく文句なしだと思います。
Amazonのレビューでもありましたが、音がキラキラしていますね。

耳障りな感じはなく長時間聞いていても疲れません。
逆にドンシャリ系が好きな方はちょっと物足りなく感じるかも知れません。

 

全体の感想

この価格のイヤホンで、よくぞここまでの音質に仕上げましたね。
高額イヤホンと比較しても全然負けていませんよ。

ブーストされ過ぎたわざとらしさがないので、高音質でとても聞きやすい音だと思います。
今まで色々なイヤホンをレビューさせていただきましたが、いつもの音楽をさらに楽しく聞くことができました。

 

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操作性も良好!このサイズで音量調整も可能!

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音質以外に、イヤホンは操作性も大切になります。

このイヤホンは片方に1つずつ操作ボタンが付いているのですが、操作はシンプルでとても良いと思いました。

・1回押し(左右どちらでも):音楽の再生・停止
・右イヤホン長押し:曲送り
・左イヤホン長押し:曲戻し
・右イヤホン2回押し:音量アップ
・左イヤホン2回押し:音量ダウン
・5秒長押し(左右それぞれ):電源オフ
・左右同時長押し:ペアリングモード

主な操作はこのようになりますが、このサイズで音量を調整できるのはいいですね。

イヤホンに付いているボタンの反応も良いので、操作性はとても良いと思いました。

 

フィット感も抜群!

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耳へのフィット感は文句なしです。
私はカナル型が苦手なのですが、これは軽量なので耳への負担が少なく気になりません。

さらにイヤホンのこのカーブが絶妙なので、ただ挿し込んでいるにも関わらずかなりしっかりと固定されます。

 

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イヤホンによっては操作する際に、耳に挿している状態からさらに押し込むので痛くなることがあるのですが、これは親指と中指でつまんで押すことができます。
耳に押し込んでいる状態からさらに押し込むのに抵抗がある方も、これならあまり気にならないと思いますよ。

敢えていわせてもらうなら、操作ボタンはイヤホンの側面にあった方が良かったですけどね。

 

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接続が遅い!これは要改善!

このイヤホンの唯一の欠点は接続の遅さです。
一度ペアリング設定すれば、次からはケースから出すだけで自動でペアリングされるのですが、その接続が非常に遅いです。

実際に時間を計ってみると、34秒かかりました。
最初はあまりにもペアリングされないので故障かと思いましたよ。

これは長すぎなので改善して欲しいと思います。

 

大容量充電ケースで16時間の再生が可能!

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ケースは、イヤホンを収納すると自動で充電が開始される「充電式ケース」になります。

イヤホン単体では約4時間の使用が可能です。
ケースでイヤホン4回分の充電ができますので、最大16時間の再生が可能になります。

 

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ケースとイヤホンの接続はマグネット式になっています。
ケースに近づけるだけでカチッと収まりますので、外れて充電されない等のトラブルはほとんどないと思いますよ。

バッテリー残量は裏のボタンで確認できます。
少し気になったのは放電スピードが早いように感じました。

満タンに充電していても数日経つとバッテリー残量が半分くらいに減っていることがあるので、バッテリー残量はまめに確認するようにした方がよいかも知れませんね。

 

最先端Bluetooth 5.0で安定接続!しかも遅延はほとんどなし!

接続にはなぜか30秒以上の時間がかかりますが、一度接続してしまえばBluetooth 5.0なのでとても安定しています。

人通りの多い街なかや地下街でも一度も途切れることがないですし、電車や車など高速で移動する乗り物でも音飛びはしませんでした。

そして特筆すべきは遅延の少なさです。
これは完全ワイヤレスではもちろん、私がもっているすべてのBluetoothイヤホンの中でもっとも遅延が少ないですね。

Youtubeではわずかに遅延を感じますが、HuluやNetflixを見ると映像と声にまったくズレがありません。
これがBluetooth 5.0の力ですか、本当ビックリしましたよ。

これならまったく問題なく動画でも使えますね。
私は今まで音楽と映画ではイヤホンを替えていましたが、これならすべてで使用することでできるので非常に便利だと思いました。

 

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総評:この価格なら買い!文句なしの完全ワイヤレスイヤホン!

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現在このイヤホンは72%割り引きしていて5,000円台で購入できます。
ここまで値下げする理由は、『少しでも多くの人に改良に改良を重ねた「改善版Truengineイヤホン」を知ってもらいたい』という気持ちの表れなのかも知れませんね。

定価の20,000円でしたら他に選択肢も出てきますが、この価格でしたらこれは自信をもっておすすめします。
使い勝手も良くコンパクト、遅延もなく何より音質が抜群に良いです。

ペアリングの時間がかかることだけ目をつぶれば文句なしの完全ワイヤレスイヤホンだと思います。

コードが一切ない快適感、そして抜群の高音質を是非試してみて下さい。
今までとは一味違う臨場感を体験できると思います。