我が家に65インチの4Kテレビがやってきた!「SONY KJ-65X8550G」をレビュー!増税前の購入は割高!?

先日ついに新しいテレビを購入しました。
今まで使っていたテレビは私が独身時代からのものなので結構古いです。

外付けHDがたまに読み込まれない程度で、特に故障はなかったのですが4Kテレビが欲しかったので消費税増税前に購入することにしました。

古いテレビとの比較なのであまり参考にならないかも知れませんが、ざっくりとしたレビューと増税に伴う価格の変動をご紹介したいと思います。

「SONY KJ-65X8550G」を買うまで

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今回我が家で購入したテレビは「SONY KJ-65X8550G」です。
今までの42インチのテレビから65インチと一気に大きくなりました。

横幅は1,450mmと画面はTV台いっぱいになり、完全に窓を塞いでいますね(笑)

実は最初は55インチのテレビを買おうと思っていたんですよ。
ただ、我が家ではダイニングテーブルやソファーからでテレビを見ることが多いので、視聴距離は2メートル以上あります。

そう考えると55インチでは小さいかと思い、65インチも検討するようになりました。

家電量販店は大賑わい!4K液晶テレビは5種類

今回私は実物をみて決めたかったので、ヨドバシカメラに行きました。
テレビのメーカーは最初から「SONYブラビア」と決めていたので迷うことはなかったのですが、サイズとグレードでかなり悩みました。

具体的な話では、有機ELは高いので当然嫁さんに却下されています。
4K液晶テレビから選択することになるのですが、ブラビアの4K液晶テレビは5種類あります。

【4K液晶テレビラインナップ】

・Z9Fシリーズ
・X9500Gシリーズ(NEW)
・X8550Gシリーズ(NEW)
・X8500Gシリーズ(NEW)
・X8000Gシリーズ(NEW)

Z9Fシリーズは4K液晶テレビのフラッグシップモデル。
実際の映像を店頭で見ましたが、液晶の中ではダントツにキレイでした。
しかしサイズが65インチと75インチしかなく、価格も45万円〜と有機EL並にお高いです。

これは当然無理なので、選択肢としてはその次のモデル「X9500Gシリーズ」になります。
※「X9500Gシリーズ」以降は今年発売された新商品になります。

X9500Gシリーズの55インチは当時ヨドバシで227,000円(税込み)でした。
これなら予算内なのですが、しかしどうせならもっと大きいテレビが欲しいです。
しかし、X9500Gシリーズの65インチは余裕の30万円超えになります。

そこでもうワンランク下げた「X8550Gシリーズ」。
「X8550Gシリーズ」の65インチは当時ヨドバシで243,000円(税込み)でした。

X9500G55インチ:227,000円
X8550G65インチ:243,000円
差額16,000円

X9500Gシリーズの55インチと16,000円しか違いません。
性能が少し落ちますが、16,000円の差額で65インチが買えるとなるとこれは悩みますよね。

実際に比較したら映像はそれほど変わらない!

気持ちは上記の2つのどちらかに決まっています。
そこで、実際の映像を納得がいくまで店頭で比較してみました。

確認したのは私が候補に上げている「X9500G55インチ」「X8550G65インチ」になります。

実際に私がよく見るのは、地上波、NetflixやHuluなどのオンライン動画配信、それと子供が見るアニメ(オンライン配信動画)になります。

それらを比較した結果、確かに明るさは「直下型LED部分駆動」のX9500Gシリーズのほうが明るく感じます。
特に明暗のあるシーンなどは暗い部分もしっかりと再現されていました。

しかし隣に並べて比較して初めて違いがわかる程度で、全体的な画質は私としてはほとんど変わらないように思いました。

【仕様の比較】
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大きく違うのは2点。
プロセッサーとバックライトになります。

プロセッサーは画質に大きく影響し、X8550Gシリーズだと動きの早い映像なんかは処理が追いつかずたまにブロックノイズが出たりします。
まあそれでも映画ではブロックノイズが出たことはありませんし、本当たまに出る程度なので私は気になりませんでした。

バックライトは「X9500G」の「直下型LED部分駆動」がやはり優秀ですね。
全面にLEDを配置しているので全体に明るく、明暗がハッキリ映し出されています。
しかし、この全面LEDは電気代が高いのが難点です。

その他の性能はほぼ同じ。
実際の映像をみてもどちらもキレイだったので、X8550Gの65インチに決めました。

ちなみにその下の「X8000Gシリーズ」になると一気に性能が落ちます。
特に「倍速」がないため、映像に残像が残り見ていて酔います。
さらに4Kチューナーも内蔵していないので、買うなら「X8500Gシリーズ」から上がおすすめだと思います。

消費税増税前に値上げ?

そんなこんなでテレビを購入したのですが、実際の価格は243,000円から値引きしてもらい230,000円+ポイント11%でした。
私としてはグレードは真ん中ですが、ソニーの最新4Kテレビの65インチがこの価格ならまあ良いのではないかと思っています。

ヨドバシに買いにいったのが9月8日の話になります。

その一週間後の9月15日、用事があり再びヨドバシに行きました。
その時の価格が、なんと267,000円でした。

たった一週間で店頭価格が24,000円も上がっていたんですよ。
詳しい理由はわかりませんが、増税前で黙ってても売れるので価格を上げたのかも知れませんね。
ちなみにソニー公式オンラインストアも同じ267,000円です。(2019.9.17現在)

仮に20万円の商品を買った場合、増税分の2%で4,000円高くなりますが、この値上げ幅だとそれを差し引いても割高になってしまいます。

増税で高額商品を購入予定の方はよく価格を検討してから購入したほうが良いかも知れません。
もしかしたら、増税後の買い控え時期のほうが価格が下がり、結果安く買えるかも知れませんよ。

画質は申し分なし!「SONY KJ-65X8550G」をレビュー!

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今まで使っていたテレビが古かったので比較にはなりませんが、画質はものすごくキレイです。
よほど映像にこだわる方は別として、普通に観るなら十分に満足できるレベルだと思います。

地上波に関しては、2K放送をアップコンしているのでより輪郭がはっきりしてキレイです。
ただ、鮮やか過ぎてちょっと目が痛くなるかも知れません。

多少画質設定を自分好みにカスタムしたほうが良いかも知れませんね。

NetflixやHuluはめちゃくちゃキレイです。
特に映画は4K特有の浮き上がるような立体感のある映像になります。
海のシーンや景色などは息を呑む美しさですよ。

海外ドラマは専用カメラを使ってわざと映画風に撮影しているので、映像がはっきりし過ぎるとそのドラマの雰囲気が台無しになる場合があります。
例えれば日本のドラマのような感じですね。

そういった場合はクイック設定の画質モードを「スタンダート」から「シネマ」にすると、その雰囲気に浸って観ることができますよ。

アニメはもともと平面なので普通にキレイです。

音質は不満

今回私が購入した「SONY KJ-65X8550G」の画質は大変満足しています。
しかし、音質はイマイチですね。

地上波を見ているだけならまだよいですが、歌などは不自然にエコーがかかったり、セリフも聞きづらく低音も冴えません。

私は映画の時はヘッドホンを使うのでよいですが、映画をこだわって観たいならサラウンドシステムは必須になると思います。

拡張性抜群の「Android TV」、機能も充実で文句なし!

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我が家は地上波はニュースくらいしか見ず、それ以外はyoutubeを含めた動画配信サービスがメインになります。
そういった方には「Android TV」は非常に使いやすいです。

HuluやNetflix、U-NEXTなどはもちろん最初からインストールされており、他にも「DTV」や「Tver」などなんでも好きなアプリをインストールすることができます。

さらにGoogleアシスタントやGoogle HOMEとの連携も可能ですし、テレビにクロームキャストも内蔵されています。

そして最近のテレビは無線LANも内蔵されていますし、Bluetoothも接続できるんですね。
つまり自分の持っているBOSEやSONYのワイヤレスヘッドホンが使えるんですよ。

いや〜、これこそ「私が望んでいたテレビ」です。

安い4Kテレビはたくさんありますが、どうしても機能はそれなりになります。
SONYに限らず、一流メーカーの製品は機能が充実していますので、ご自分の視聴環境に合わせて選択するのがベストなテレビ選びと言えるかも知れません。

自分に合ったテレビをチョイスすることにより、映画ライフがさらに充実したものになりますよ。