今回は先日リリースされた「PloomS専用モバイルバッテリー」のレビューです。
「モバイルバッテリーなんてどれでもいいじゃん」と思うことなかれ。
これはJT公認でエレコムが作った「PloomS専用設計のモバイルバッテリー」になります。
PloomSと一緒に持ち歩くことを前提に設計しているので見事に一体化します・・・が、見た目はちょっとイマイチですし他にも不満があります(笑)
とりあえずレビューしますので、PloomSをお使いの方は参考にしていただけたらと思います。
目次
PloomS(プルームエス)専用モバイルバッテリー(エレコム製)
こちらがその専用モバイルバッテリーになります。
JT純正というわけではなく、JT認定でエレコムが開発した商品ということなので、やはりパッケージは社外感がありますよね。
以前に「こんな商品が登場したよ」という記事を書いたのでご存知の方も多かと思います。
セット内容は、専用モバイルバッテリーとマイクロUSB充電ケーブルだけと非常にシンプルです。
それでは早速商品をみていきましょう。
大きさは手にすっぽりと収まるくらい小さく薄く、なにより軽いです。
そして専用モバイルバッテリーというだけあって形がPloomSにピッタリ合うように設計されていますよ。
バッテリー本体にシリコンバンドがくっついていて、これでPloomSデバイスに固定して使用します。
実際に取り付けるとこのようになります。
うちの嫁さんは「プルームエスがリュック背負ってるね」なんて言ってましたが、本当その通りです。
リュックを背負ったPloomSを横から見るとこれだけ厚みが増します。
モバイルバッテリーの中では小型だとは思いますが、やはりどうしても厚くはなりますね。
ただ、持った感想は、特に持ちづらいとかはなく普通にこのままの状態で使用することができると思います。
専用モバイルバッテリーを使用する時は、収納されているUSBケーブルを外してデバイスに挿し込みます。
収納型USBケーブルがちょっと固いので最初は慣れるまでうまく挿せないかも知れませんが頑張って挿して下さい。
それにしてもなぜこんなに固くて扱いづらいケーブルを使っているのでしょうか。
とりあえず、この状態で充電のスタンバイは完了です。
あとはボタンを長押しすれば充電が開始されます。
充電が開始されるとデバイスが短くバイブしますのでそれを目安にして下さい。
充電中に再びボタンを長押しすると、充電が中止されます。
それと、ボタンを短く1回押すとバッテリー残量が確認できますよ。
デザインが専用設計というだけで、モバイルバッテリー自体はいたって普通の機能になります。
黒のデバイスに黒のモバイルバッテリーではなんだかよくわからないので、色が薄いカラーデバイスに取り付けるとこのような感じになります。
ジョジョの2部で、ジョジョの背中にくっついたエシディシの最後を連想させますね。
これはジョジョファンにはたまらないのではないでしょうか。
デバイスとモバイルバッテリーの同時充電も可能!
このPloomS専用モバイルバッテリーは、PloomSとモバイルバッテリーを同時に充電することが可能です。
モバイルバッテリーの充電は収納型USBを抜いて、同梱のUSBケーブルで充電するのですが、その状態でモバイルバッテリー内臓の充電ケーブルをデバイスに挿すと両方同時に充電することもできます。
別々に充電するのが面倒だったり、コンセントが足りなかった場合は便利ですよね。
ただ、この穴がかなり深くて見づらいんですよ。
向きも確認しずらいですし、私が持っているちょっと厚めのUSBケーブルだと奥まで入りませんでした。
充電の際は付属のUSB充電ケーブルをご使用の上、向きを確認して充電して下さいね。
容量は600mAh、デバイスを35%しか充電できない
このモバイルバッテリーはサイズがコンパクトということもあって容量が600mAhしかありません。
ですのでPloomSに約35%しか充電することができないんですよ。
というか、今どき600mAhのモバイルバッテリーなんて考えられないんですけど(笑)
デバイスに固定できて、一緒に持ち歩けるモバイルバッテリーというのは良いのですが、35%ではちょっと寂しい気もしますね。
本数にして3~4本くらいでしょうか。
PloomSは満充電で10本しか吸えないので、モバイルバッテリーを合わせても13〜4本しか吸えないということになります。
そのくせに600mAhしかないのに充電に1時間半もかかる、何ともわがままなバッテリーです。
しかし、その3〜4本が大事という場合もあるかも知れません。
飲み会などで、あと数本だけ吸いたい時や会社帰りの車でバッテリーがなくなった時なんかは重宝するかも知れませんね。
充電中のPloomSの使用は1回オフにする必要がある
せっかくの一体型バッテリーなのですが、PloomSの仕様とモバイルバッテリーがうまく噛み合っていない部分があります。
PloomSの仕様として、バッテリーに負荷がかかるのを避けるため、充電中は使用することができません。
ですので、この一体型モバイルバッテリーで充電中に使用する場合は、一旦モバイルバッテリーのボタンを長押しして充電を中止し、PloomSの電源を入れる必要があります。
そして吸い終わったらまたモバイルバッテリーの電源を入れ直さなければいけません。
仕様の問題なのでどうしようもないのですが、リュックを背負って一体化している意味はあまりないように感じました。
まとめ:別の大容量モバイルバッテリーをバンドで固定したほうが良いような気が・・・
専用モバイルバッテリーという発想はとても良いと思います。
デバイスと一体化して、充電しながらまとめて持ち歩けるのはナイスアイデアですよね。
ですので、今後に期待してあえて厳しく言わせていただくと、35%しか充電できないというのはやはり物足りないですね。
「このモバイルバッテリーがあればアイコスと同じ20本吸うことができます」となって初めてPloomSの喫煙本数の少なさをカバーできると言えるのではないかと思います。
この商品、価格は2,980円しますので、その金額を出すなら大容量の薄型モバイルバッテリーが買えます。
それを買って、手頃なバンドで固定したほうが他の機器にも利用できて使い勝手は良さそうに思います。
あくまでわたし個人の見解ですので、使う人の用途によっては非常に便利かも知れません。
詳しくレビューしたつもりですので、気になった方はPloomストア、Ploomオンラインストアをチェックしていただけたらと思います。
JTさん、ご提供いただいたのに辛口ですみません。