先日のニュース記事で興味深い内容がありましたよ。
同室で親の受動喫煙を受けた子供は肥満になる割合が高いそうです。
喫煙と子供の肥満にどういった関係があるのかわかりませんが、子供の前でタバコを吸う親って今どきいるんですね。
男児は3%、女児は2%高い
調査したのは厚生労働省なのですが、調査内容は「生後6ヶ月時点で親から同室内での受動喫煙を受けている子供が13歳になった時、そうでない子供との肥満率を調べたもの」のようですね。
調査対象は男女合わせて2万5千人。
その結果、受動喫煙を受けた子供の肥満率は男児11%に対し、そうでない子供は8%。
女児でも受動喫煙を受けた子供の肥満率が7%だったのに対し、そうでない女児は5%という結果になりました。
男女とも2〜3%の差があったわけなのですが、実際は受動喫煙と成長後の肥満の関係性は明確にはなっていないようです。
たまたまこういう結果になった可能性もありますが、それよりも子供の前で喫煙することの方が問題のように思います。
親は受動喫煙をもっと意識するべき
そもそも子供がいる部屋でタバコ吸う親ってどうなんでしょうか。
今回は「同室での子供への受動喫煙」での調査です。
言い換えれば「子供がいる部屋で平気で吸う親」ということになりますね。
肥満云々よりもそういったところから意識を改善していかないといけないような気がします。
まとめ
肥満率の調査より、生後6ヶ月の赤ちゃんの前でタバコを吸うということに怒りを覚えましたよ。
子供がある程度成長して、タバコが嫌だから違う部屋に逃げるなど自分で行動できるくらい成長していればまだ良いですが、生後6ヶ月ですからね。
何も言えない何もできない赤ちゃんには、親の行動がすべてになるということをもう少し自覚するべきではないかと感じる調査でした。