もうアイコスの出番なし!? 最強互換機「jouz(ジョーズ)」のハイエンド機「jouz 20 Pro」をレビュー!

現在販売されている「アイコス互換機」の中で、私が思う最強は「jouz 20」です。

加熱されない不具合で3回交換するという自体に悩まされたこともありますが、その都度迅速に対応していただき、今は何の問題もなくメインでガンガン使用しています。

その「jouz 20」に、ハイエンド機となる「jouz 20 Pro」が登場しました。

シームレスなデザインはそのままに、ハイエンドらしく素材に本革レザーを使用し、待望の加熱温度も変更可能になりましたよ。
さらにBluetoothでスマホアプリに接続して管理できるので、もうこれは本当にアイコスの出番はなくなりそうですよ。

IQOS(アイコス) 3シリーズの上を行く性能の「jouz 20 Pro」

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私はIQOS 2.4Plusはもちろん、IQOS 3シリーズも複数台持っています。
IQOS 3は2台、マルチに至っては未使用を含め3台ありますが、ここ最近はまったく使っていません。
あまりに使っていないので、さっき確認したらマルチのバッテリーが完全に空っぽになってましたよ。

その理由は、「jouz」シリーズが優秀過ぎるからです。

最初に販売された「jouz 20」でも十分だったのですが、さらに機能が追加され、死角なしの最強互換機が誕生しました。

このサイズで20本の連続使用が可能!

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それでは「jouz 20 Pro」をがっちりご紹介したいと思います。

カラーは2色展開されているのですが、正式名称が書いていないので何という名前の色かわからないんですよね。

わたし風に名付けると「メタリックネイビーブラック」と「メタリックボルドー」といったところでしょうか。

キャップはメタリック塗装でツルツルに仕上げ、ボディは手触りの良い本革を使用しています。
このメタリックと本革のバランスがとてもよく合っていて、非常に高級感があります。

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実際に手にするまでは、「別に本革にする必要はないよね」と思っていたのですが、かなり柔らかい革を使っているのですごく手触りがいいんですよ。

常に手に触れる部分なので、意外にこの本革の採用は高評価ですね。

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サイズは画像で見てもわかるように非常にコンパクトです。
そして重量はわずか63gしかありません。

これで20本の連続使用が可能というのだから驚きです。

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連続吸いが可能なIQOS 3 MULTIと比べるとこれだけサイズが違います。
ご存知だと思いますが、マルチはこの長さで10本しか吸えないですからね。

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厚さはマルチのほうが断然薄いですが、これから薄着になる季節ですので、ジーンズのポケットなんかに入れることを考えると薄さより短さに分があるかと思います。

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「jouz」シリーズはシームレスにこだわっているので、もちろん充電部分は従来同様開閉式となっています。
普通ならむき出しになっていても問題ない部分なのですが、良いものを作ろうとしている姿勢が感じられて私は好きですね。

ただ、ハイエンドモデルなら、充電はUSB-Cにして欲しかったです。
マイクロUSBは裏表があるので、暗いとうまく挿せないんですよ。

吸いごたえはアイコスと遜色なし!さらに3段階の温度切替が可能になった!

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互換機では釘のような形状の「ニードルダイプ」が多いのですが、この「jouz」シリーズは、アイコスと同じ平たい「片面加熱ブレード」を採用しています。

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基本的な使用方法は、アイコス専用ヒートスティックを挿し、電源ボタンを長押しするとバイブレーションと共に加熱が開始されます。

喫煙回数は14〜15回で、残り2吸いになると再びバイブレーションで知らせてくれます。

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喫煙後は、マグネットで固定されているキャップ部分を上にスライドし、ヒートスティックを取り出します。

キャップがマグネット式なので、近づけるだけでパチンと戻るのがいいですね。
本家アイコスより使い勝手はよいと思いますよ。

ヒートスティックの個体差や、ブレードの汚れ具合で味の出方は変わるのであくまで私の感覚になりますが、吸いごたえはアイコスと遜色ないと思います。

「jouz」が最初に販売された時はちょっと味が軽い印象でしたが、その後「改善版」が出て、ほぼ本家アイコスと変わらなくなりました。
今回の「jouz 20 Pro」も、「改善版 jouz 20」と変わらない味だと思います。

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さらに今回は、低・中・高と3段階の温度切り替えが可能になりました。

スタンバイ中に電源ボタンを3回連続で押すと、低・中・高と順番に加熱温度が切り替わります。
その際、LEDライトとバイブで設定温度が確認できます。

残念なのが、加熱中及び喫煙中に温度切り替えができないんですよね。

ヒートスティックは個体差があるので、たまに軽い時があります。
そういった時に温度を切り替えれたらもっと良かったと思います。

味に関しては、低・中・高で、劇的に変化があるわけではありません。
「低」でも十分満足感がありますが、「高」にすると少し辛味が出て舌などへの刺激が強くなる感じですね。

これまた私の感覚になりますが、アイコスと同じでしたら「中」くらいだと思います。

「アイコスではちょっとキツイ」と感じている方でしたら「低」でちょうどよいかも知れませんね。

もちろん「手動加熱クリーニング機能」あり!

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販売当初のアイコスは、クリーニングボタンを長押しすることで、加熱ブレードを高温で空焚きする「手動加熱クリーニング」という機能がありました。

IQOS 2.4Plusからは、約20本吸うと自動で作動する「自動加熱クリーニング機能」に変わってしまいましたが、任意でクリーニングできるあの機能って結構重宝してたんですよね。

「jouz」シリーズは、今やアイコスでは無くなった「手動加熱クリーニング機能」が実装されています。

「電源ボタン長押し→加熱開始→手動加熱クリーニング」といった流れになります。
通常の加熱が開始してもさらに押し続けるので、結構長いこと押し続ける必要がありますよ。

正直、「焦げ落とし」としての効果はあまり感じられませんが、メンテ後の乾燥には役立つと思います。

Bluetoothに接続してスマホで設定が可能!

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IQOS 3シリーズで、ついにスマホアプリで管理する機能が付きましたが、「jouz 20 Pro」でも実装されました。

できる操作は、温度切替や自動クリーニングなどなのですが、本体でも同じ操作ができるのでアプリで設定する意味はあまりないかも知れませんね。

さらにもっと細かい設定ができるのかも知れませんが、アプリはAndroidの「Google Play」のみなんですよ。

iPhoneユーザーの私ではこれ以上ご紹介できないので、Androidユーザーの方はご自分で色々試してみていただけたらと思います。

まとめ

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今回の「jouz 20 Pro」はご提供いただきましたが、その前の「jouz 20」は自分で4本購入しました。
2本は自分用で、もう2本はそれぞれ友達にプレゼントしました。

最初はアイコスのサブで使っていたのですが、あまりに使い勝手がよいので結局こっちがメインになってしまいましたよ。

そのハイエンド機なので性能が悪いわけはありませんよね。

このサイズで20本連続で吸え、温度切替や手動加熱クリーニング、アプリに接続など機能が盛りだくさんです。
さらに味も良く、作りや質感も文句なしなのですが・・・ネックとなるのは価格でしょう。
本家アイコスの価格を上回っているのでここをどう判断するかになると思います。

しかし、「IQOS 3では連続で吸えない」「マルチだと10本しか吸えない」と不便に思っている方はすべて解決しますよ。

保証も1年間ついていますので、ヘタな互換機を色々買うよりは所有感も含め確実だと思いますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。