昨年の9月に販売が開始され、今や大人気のアイコス。
すでに100万人以上の方がアイコスを使用しているそうですよ。
人気があるのは当然理由があります。
アイコスの仕組みや詳しい使用方法、メリット・デメリットをご紹介しますので是非参考にしてみて下さい。
目次
アイコスとは
アイコスとはフィリップモリスが長年開発を続けてきた害の少ないタバコです。
開発費に2500億円かかったといわれています。
iQOSの技術は、ヒートスティック内の高品質かつ特別ブレンドのたばこ葉部分を、燃やすことなく、正確に制御された温度の範囲で加熱し、味わい豊かな体験を生み出します
紙巻たばこの喫煙から得られる味わいを再現できると同時に、燃やさず加熱することにより、煙が出ず、灰が出ず、紙巻たばこの煙に比べてにおいも少なくなっています。
2015年8月18日
フィリップモリス・ジャパン
なぜ体に害が少ないのか
タバコを燃やさずにホルダーに内蔵されているセラミックの加熱ブレードで温めて水蒸気とともにニコチンを摂取する仕組みです。
通常のタバコは吸い込んだ時の温度が800度前後になりますが、アイコスは電気で温めているので350度ほどしか温度が上がりません。
タバコを燃やさずに吸えるのでタールが出ず、発がん性物質の9割削減に成功したと発表しています。
アイコスの特徴
アイコスの特徴はなんといっても煙が出ないことです。
本来タバコは吸い込んだ時、大きく分けると「ニコチン」と「水蒸気」と「タール」を吸っています。
「タール」は煙から出る有害物質の総称で、タバコに含まれているタールには約4000種類以上の化合物が含まれています。
その中で約200種類もの物質は人体に対して何らかの有害な作用を持つ物質であると言われています。
その中には発がん性物質や発ガン促進物質などが含まれています。
アイコスならその有害な物質の9割が削減できます。
アイコスの使用方法
アイコスはチャージャー本体とホルダー、そして専用のタバコ(ヒートスティック)を使用します。
専用タバコのヒートスティック
専用のタバコ「ヒートスティック」を使用します。
価格は通常のタバコと同じ、1箱20本入り460円で4種類あります。
・レギュラー
よりタバコに近く独特の風味がある。
・バランスド
レギュラーをマイルドにして癖が少ない。
・メンソール
かなりメンソールがきついが普段からメンソールを吸っている方にはおすすめ。
一番吸った感じが強い。
・ミント」
メンソールを弱くした感じ。
メンソールがキツすぎる方におすすめ。
通常のタバコとこれだけ長さが違います。
しかし意外なことに重さは一緒です。
きざみ葉ではなく、一枚葉のような煙草の葉がぎっちり詰まっています。
フィルターも特殊で、水蒸気をより多く取り込めるように研究され、プラスチックの紐を束にしたような形状をしています。
実際の使用方法
このタバコをアイコスホルダーにシルバーのラインくらいまで差込みます。
捻ると中のブレードが破損する可能性もありますので、まっすぐに刺して下さい。
スイッチを長押しします。
2〜5秒ほど長押しすると点滅しますので、そうしたら手を離します。
取説には2秒くらいと書いてありますが、点滅するまで押していないと電源ランプが消えてしまい加熱がスタートしませんので点滅するまで押し続けて下さい。
加熱ブレードがタバコを温め、水蒸気が出るようになるまで10秒ほどかかります。
点滅から点灯に変わったら喫煙可能になります。
喫煙時間は14吸い、もしくは6分です。
14吸いというのは平均的なタバコの吸う回数と同じくらいで、6分はおしゃべりして吸うのを忘れない限り余裕のある時間です。
12吸い、もしくは残り時間が30秒になるとランプが赤くなります。
これは「もうすぐ喫煙終了ですよ」というサインです。
残り2吸いか30秒経過するとランプが消えます。
これで喫煙終了です。
喫煙後は、ホルダーのキャップを上にスライドさせてから吸い殻を取り出します。
そのまま取り出すと、中にヒートスティックの中身が残ることがあります。
スライドは最初は固くて壊れないかちょっと心配ですが思いきって引っ張って下さい。
吸い終わったヒートスティックを見てみると、加熱ブレードが刺さった後があります。
吸ったすぐあとは、やけどするほどではありませんが結構熱くなっています。
ただこの吸い殻は燃えていないのでそのままゴミ箱に捨てることができますよ。
こちらはフィルター側です。
タールが出ていないので、フィルターが全く汚れていないのがわかりますね。
使用したホルダーは充電が必要なのでチャージャーに戻して充電します。
大体3〜6分で充電完了し、次の喫煙が可能になります。
本体の充電時間とホルダーの充電回数
チャージャー本体は満充電に1時間半ほどかかります。
満充電でホルダー20回分の充電が可能と取説には書いてありますが、実際は3~40回くらい使用できます。
これはタバコを吸い切る時間に関係しているようです。
一回の喫煙が早い人はホルダーにまだ電池が残っているのでホルダーの充電も早く、チャージャー回数も多くなります。
一回の喫煙が6分使いっきってしまうような喫煙のペースが遅い人は取説通り20回分の充電しか出来ないみたいです。
肝心の味は?
正直最初は抵抗がありました。やはりタバコとは違います。
草を蒸したような、焦がしたような独特の匂いがします。
タバコ臭いというよりは、ポップコーンや焼きまんじゅうのような臭いです。
最初は微妙かな〜と思っていましたが、3日も経つと普通においしく感じてきましたよ。
そのまま1週間くらい吸った頃に、普通のタバコを貰って吸ったのですが、これがまたまずいのなんの。
紙を燃やした煙の臭いがたまらなく臭く感じました。
それと延焼剤の薬の臭いもとても不快です。
「あ〜もうずっとアイコスでいいや」と思った瞬間でしたね。
普通のタバコを吸った直後の人の臭いを嗅ぐと、自分も吸わない人からしたらこんな臭かったんだな〜と反省してしまいました。
それくらいアイコスはタバコの臭いが少ないです。
アイコスのメリット
アイコスのメリットはたくさんあります。
・臭いが少ない
独特の臭いがしますが、タバコに比べたら格段に臭いは少ないです。
・煙が出ないから周りの人に迷惑をかけない。
受動喫煙がないので家族にも迷惑をかけないのはうれしいですね。
子供のいる家には絶対おすすめです。
・火を使わないから火事の心配がない
寝タバコしても問題なし。絶対に火事にならないので酔っ払ってても家で安心して吸えます。
・灰が出ないので部屋が散らからない
実はこれが非常に快適なんです。
タバコの灰って結構部屋が汚れるんですよね。床にポトって落ちたりもありますし。
・タールがでないので壁や歯にヤニがつかない
家が汚れないというのは助かります。
賃貸マンションだと今はタバコのヤニで壁紙が汚れたら敷金取られますからね。
・体への害が少ない
このために開発した製品ですからね。
アイコスのデメリット
当然デメリットもあります。
・本体が高い
定価9,980円は高いですよね。
ただ今は4,600円引きで買えるのでまだ良いですね。
※2016年8月以降は3,000円割引になっています。
・味にムラがある
タバコの乾燥状態によってはまったく水蒸気がでないことがあります。
ただこれは解消方法はありますので詳しくはこちらを参考にして下さい。
・吸いながら作業ができない
くわえタバコが出来ないんですよ。
くわえタバコでキーボードを打つとか両手を使うことが出来ないです。
・本体、ホルダーに充電が必要
当たり前ですが電池がなくなったら吸えませんので急な出張などは焦りますね。
ただ、通常のマイクロUSBで充電できるので車のシガーやコンセントがある環境なら問題ないと思います。
・機械なので壊れる
小さくてもかなりハイテクなので故障はあります。
故障した場合は保証期間に限り、新品と交換してくれます。
・重くてかさばる
イメージとしては小型のデジカメを常に持ち歩いてる感じですかね。
・手入れが必要
付属のクリーニングキットで掃除が必要になります。
たいした作業ではないのですが、まあ面倒ですね。
・自販機や小さい商店だとタバコが売ってない
これは結構困りますよ。
なのでアイコスにしてからは、3箱くらいまとめ買いすることが多くなりました。
まとめ
確かにデメリットも多くありますが、メリットのひとつひとつが大きいので比較にならないですね。
やはり自分と周りの人に害が少ないのは最高です。
タバコを心から愛し、タバコの味を心から楽しんでる方以外で、アイコスにしようかどうか悩んでる方がいたら私は断然アイコスをオススメしますよ!
自分の為と周りの人の為に・・・。
アイコスを検討している方は参考にしてみて下さい。
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