今回はアイコス3シリーズの寒さ検証です。
アイコスをお使いの方は一度は経験していると思いますが、アイコスは寒さに弱く気温が下がると使用できなくなります。
以前にアイコス2.4Plus、glo、プルームテックで冷蔵庫、冷凍庫に入れて検証したのですが、その時はgloの圧勝で冷凍庫に長時間入れてもまったく問題なく使用できました。
アイコスは冷蔵庫ですでにギブアップでしたね。
以前検証した、詳しい内容はこちらの記事をご覧になって下さい。
IQOS 3になって「寒さで使えなくなる現象」は改善したのでしょうか。
そして注目は一体型のマルチですね。
ホルダー単体よりバッテリー容量が多いので私は期待しているのですが、果たして結果はいかに。
それでは早速検証してみたいと思います。
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目次
検証方法は前回と同じ!アイコス3とマルチを冷蔵庫へ!
検証方法は前回と同様にアイコスを袋に入れて冷蔵庫、冷凍庫で冷やします。
どれくらいで使えなくなるのか、どちらが寒さに強いのか検証していきますよ。
バッテリーはもちろん両方満タンです。
使える場合を考えて、その後使用して味の出方も検証しますので、ブレードはきれいにしてあります。
「IQOS 3」と「マルチ」を袋に入れて、まずは冷蔵から試してみます。
これでダメなら冷凍でやっても意味ないですもんね。
あ、それと先に謝っておきたいのですが、実は前回検証した時の温度計をなくしてしまったんですよ。
ですので、正確な温度が測れないので、前回の検証とまったく同じ時間冷蔵庫に入れる方法をとりたいと思います。
前回は冷蔵で3時間、冷凍で1時間半でした。
その時の温度は冷蔵で6度前後、冷凍でマイナス10度でした。
それを前提に進めていきたいと思います。
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まずは冷蔵庫に3時間!果たしてアイコス3シリーズは使えるのか!?
冷蔵庫の中をあまり写すと嫁さんに怒られるのですが、これも検証のためなので仕方ありません。
この状態で最低でも3時間は保管しておきます。
今回も安定の「北海道牛乳」で、ローカル感が出ています(笑)
ちょっと他の作業をしていて、冷蔵庫から出したのは3時間40分後。
いい感じで冷えていますね。
前回の検証からいくと、温度は大体6度といったところだと思います。
室温で温まるのを防ぐため、まずは袋の上からバッテリーランプが点くか確認します。
ダメな時なこの段階で赤アンプなど何かしらの不具合がおきます。
結論として、IQOS 3、マルチともに電源は通常状態と変わらないので問題なさそうです。
まずは第1段階クリアですね。
前回の検証ではアイコス2.4Plusはこの段階でホルダー状態を表すランプが赤になりましたので、確実に寒さには強くなっていると判断できます。
とりあえず使用はできるということになりますが、それでは味はどうなのか試してみましょう。
まずはIQOS 3から吸ってみます。
うん、軽いとかスカスカというのはなく、いつもと変わらない味です。
これは驚きました。
冷蔵庫に3〜4時間入れたくらいではまったく問題ないようです。
続いてはマルチを吸ってみましょう。
もちろんIQOS 3を吸っている間に温度が上がったら検証にならないので、マルチはまた冷蔵庫に戻しておきました。
予想はしていましたが、マルチもいつもと変わらない味です。
結論としては冷蔵庫くらいの寒さではIQOS 3シリーズは問題なく使用できるようです。
バッテリーが違うからか、形状が違うからかわかりませんが、2.4Plusよりは寒さに強くなっていることがわかりました。
今回の検証は3時間40分なので一晩放置していたら結果はわかりませんが、私の予想では多分この温度くらいなら大丈夫ではないかと思っています。
IQOS 3シリーズはマイナス10度に耐えられるか!?
先程の冷蔵庫はある程度予想はしていましたが、次が本命です。
冷凍庫に入れたアイコス3は使用できるのでしょうか。
あんまり冷やす過ぎてバッテリーの電圧がなくなったら困るので今回はきっちり1時間半後に取り出しました。
ちなみにこの「焼きおにぎり」は4歳の息子の大好物です。
前回の検証と同じ時間冷凍庫に入れていたので、温度はマイナス10度になってるはずです。
手で持った感じもかなり冷たいので、これは厳しいかも知れませんね。
まずはアイコス3からです。
ダメですね、4つあるはずのバッテリーが1つになり点滅しています。
アイコス3は赤ランプがないので、異常の場合はランプの点滅状態で確認することになるのですが、これは「使えない状態」を表しています。
そしてホルダーは一応LEDランプは付きますが、すぐに消えてしまいます。
これも使用できないことを表しているので、残念ながらマイナス10度まで冷やすとアイコス3は使えませんでした。
そして期待していたマルチですが、これも残念ながら使えません。
マルチは赤ランプがあるのでわかりやすいですね。
gloと同じとはいいませんが、ホルダーよりバッテリー容量が大きいので、もう少し寒さに強いことを期待していましたよ。
結論として、「IQOS 3」と「マルチ」はマイナス10度ではどちらも使用できませんでした。
しかし、このあと意外な展開になりました。
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アイコス3は回復力がかなり早い!マルチは完全ダウン!
今回の検証ではアイコス3→マルチという順番で試しました。
アイコス3がダメで次にマルチを試してダメだったのですが、そのあとすぐにまた試しにアイコス3のホルダーのスイッチを押したらなんと復活していたんですよ。
手で温めたわけでもなく、時間にして10秒くらい常温に放置していたら使えるようになりました。
しかも味も普通に出ています。
これはナイスリカバリーという感じです。
寒くて使えなくても常温に少しおく、もしくは手で温めるとすぐに使えるということになりますよね。
一方、マルチは完全にダウンしていて、20分経っても一向に回復しません。
バッテリー確認ランプも今まで見たことがないおかしな色で表示されています。
手で温めて機器自体が常温に戻っても回復しないので、どうやらバッテリー温度が原因で不具合として判定されてしまったようです。
これはやらかしたかと思いましたが、スイッチ長押しのリセットをしたら元に戻りました。
見たことないLEDの色だったのでこれはちょっと焦りましたね(笑)
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まとめ
・アイコス3、マルチともに通常通り使用可能
・味も問題なし
冷凍庫に1時間半(マイナス10度前後)
・アイコス3、マルチともに使用不可
※アイコス3は常温10秒ほどで復活、マルチはリセットしないと復活しなかった
今回の検証の結果をまとめると、このようになります。
マルチはチャージャー一体型なのでかなり期待したのですが、ちょっと残念な結果になりましたね。
どちらもマイナス10度では使えなかったですが、回復のことを考えるとアイコス3の方が寒さに強いように思います。
6度より低い温度だとどれくらいで使えなくなるのかわかりませんが、あの余裕な感じだとマイナスにならない限り使用できそうですね。
それにホルダーが冷えていても、味が変わらないというのは嬉しいです。
結論として、真冬にマイナス気温にならない地域なら、アイコス3で快適に過ごせると思います。
北海道の寒さではさすがに無理ですが、アイコスをそのまま外に置いておくことはまずないので内側のポケットにいれるなど少し工夫すれば乗り越えることができそうです。
gloほどではないですが、2.4Plusに比べると確実に寒さに強くなりました。
寒い地域にお住まいの方は是非参考にしていただけたらと思います。