さあ、待ちに待っていた「IQOS 3」が届きました。
デザイン、質感、使用した感想など徹底的にレビュー致しますよ。
アイコス2.4Plusから大きく変更した点は以下の通り。
・サイドオープンを採用
・ホルダーがマグネット式で全方位対応
・ホルダーの充電時間が大幅短縮
・充電がUSB-Cに変更
2.4Plusから変更、改善された部分を重点的にレビュー致しますので、これから購入される方は是非参考にしていただけたらと思います。
最初にいってしまうと、シンプルなデザインながら機能が満載に詰まっていますので、これはかなりおすすめですよ。
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目次
シンプルながら洗練されたデザインの「IQOS(アイコス) 3」!
メールでの先行販売で「IQOS 3」と「IQOS 3 マルチ」のセットを購入しました。
今回はまずメインとなる「IQOS 3」からレビュー致します。
パッケージはシンプルになり少々安っぽい感じは否めませんが、箱はすぐに捨ててしまうのでまあ問題はありませんよね。
箱を開けると、でました「IQOS 3」です。
今回はゴールドをチョイスしたのですが、落ち着いた色合いでメチャメチャかっこいいです。
他のカラーは実物をみていないので何とも言えませんが、私としてはゴールドにして正解だったと思っています。
まずは付属品をご紹介致しますね。
パッケージは二重底になっており、本体の下には「クリーニングブラシ」と「クリーニングスティック」が入っています。
さらにその下に「USB-C充電ケーブル」と「充電器」が収納されていますよ。
付属品の内容は今までと変わりありませんが、クリーニングブラシは新型になり、充電ケーブルはUSB-Cに変更されていますね。
それと、キット以外にサービスとしてマイクロUSBからUSB-Cに変換する「USB-C変換プラグ」も付いていました。
今まで使っていたマイクロUSBの充電ケーブルの頭にこの変換プラグを挿せばIQOS 3で使用できるので、これは気が利いたサービスですね。
手触り抜群のサラサラボディ!
それでは早速本体を見ていきましょう。
まず外側の質感ですが、ドア部分はツルツルしたプラスチックですが、ボディはサラサラしたゴムでコーティングされています。
2.4plusのネイビーほどゴムっぽくなく、それよりサラッとしているのでとても手触りがよく高級感がありますね。
てっきり私は2.4plusのホワイトのようなプラスチックの素材を想像していたので、これは滑りづらいし手触りがいいのでとても気に入りました。
スイッチ1つのシンプル構造
スイッチは1つしかなく非常にシンプルで無駄のない作りになっています。
丸く小さいLEDライトはホルダーの充電状況を確認するためのライトです。
ホルダーが充電されている時は点滅し、充電が終わると消灯します。
バッテリー残量は4連のLEDで確認するできます。
どちらも隣にあるスイッチを押すことで確認できるのですが、シンプル過ぎて他にスイッチがないか探してしまいましたよ。
ちなみにスイッチの長押しでチャージャーをリセットすることもできます。
充電は裏表関係ないUSB-C端子
充電ポートは側面にあり、USB-Cで充電します。
マイクロUSBと違って裏表がないので暗い場所でも間違わずに済みますね。
最近はどの機器もUSB-Cを採用していますよね。
私もUSB-Cケーブルはたくさん持っていますので、これはわたし的には嬉しい変更でした。
ドアカバーはマグネットで簡単に着せ替え可能
着せ替えが可能なドアカバーはマグネット式になっています。
蓋を開けた状態で爪で引っ掛ければ簡単に外すことができますよ。
マグネットでしっかりくっついているので使っている時に落ちることはまずないと思いますが、本体を落としたら衝撃ではずれる可能性はあるかも知れませんね。
ホルダー収納はサイドオープンを採用
「IQOS 3」では、ホルダーの収納は故障の少ないサイドオープンを採用しています。
下を押すとパカっと開くので取り出しやすく非常に使い勝手が良いですね。
2.4plusでかなり改善はされはしましたが、アイコスは蓋が閉じなくなる故障が非常に多かったです。
それに対応するためこういった収納方法にしたのでしょうね。
デザインに関しては大型のホッチキスに見えなくもないので意見がわかれそうですが、実際に手にしてみるとそれほど変でもないですね。
というより使っていると段々スタイリッシュにみえてきましたよ。
結局デザインは見慣れるとそれが良く見えてくるものなんですよね。
どちらがいいかと言われれば好みも問題もあるので難しいですが、IQOS 3は2.4Plusではなかった「ドアカバーカスタマイズ」ができるので、そのあたりの楽しみが増えたのは間違いないです。
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マグネット式の全方位対応ホルダーでストレスなし
続いてはホルダーをご紹介致します。
サイドを開くと「早く吸って」と言わんばかりに存在をアピールしていますね。
2.4Plusよりわずかに短くスリムに
まず、見てわかるのようにデザインが変更になりました。
キャップが斜めに切られていて、それに合わせてスイッチの形も変更されています。
これもチャージャー同様好みがあるかも知れませんが、よりシームレスになり私はいいと思います。
2,4plusのホルダーと並べてみるとわずかにIQOS 3の方が短いのがわかります。
太さも若干スリムになりました。
そしてこのホルダーもチャージャーのように全体がサラサラゴムでコーティングされています。
2.4plusのプラスチックの質感と違い、手にしっとり馴染むので非常に持ちやすいと思いました。
当たり前ですが、2.4plusのホルダーは当然入りません。
仮に入っても充電の接点が違うのでどうしようもないんですけどね。
スライドは慣れれば使いやすい!加熱ブレードは細身に?
キャップのスライドはまだ慣れていないということもあり少しかたく感じましたが、途中の引っ掛かりは吸い込まれるように収まるのでしっくりきていいですね。
慣れればこちらのほうが使いやすいと思いますよ。
加熱部分はもちろんアイコスの専売特許の「ブレードタイプ」になります。
このブレード、2.4plusと同じだと思うのですが何となく細くなったように感じるんですよね。
長年見てきたブレードにちょっとした違和感を感じるのは私だけでしょうか。
もしかしたら気のせいかも知れませんが、購入されたら確認してみて下さい。
仮に細くなっていたら強度はどうなのかちょっと心配です。
充電はマグネット式で赤ランプ防止の全方位対応!
ホルダー底面の充電部分はマグネットになっています。
チャージャーにストンと収納するとマグネットでしっかり固定されますので、今まで多かったホルダーの接触不良問題はこれで激減するのではないでしょうか。
このあたりは過去の失敗を教訓にして改善してきましたね。
ホルダーを取り出すときは少し抵抗があるくらいの絶妙な磁力で、かといって逆さにして振っても落ちてくることはありません。
ストレスもなく丁度良い磁力なので、かなり研究して作られていると思います。
ホルダー自体ほぼシームレスなので、どの向きでも収納することができます。
画像のあたりで手を離してもスルッと落ちて磁石でくっつきますので、とても使い勝手がよいと思いました。
2.4plusの時はそれほど気になりせんでしたが、改めて全方位対応を使ってみると気にせず収納できるのでやはり便利だと感じますね。
通常はマグネットにくっついた段階で蓋を閉めなくても充電が開始されるのですが、画像のようにホルダーを逆さに入れると充電確認ランプが点きません。
つまり全方位対応といっても逆さに入れた場合は充電されないんですよ。
チャージャーの充電接点が下にしかないので当たり前といえば当たり前なのですが、私は逆さでも充電できると思っていました(笑)
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加熱完了のバイブが便利! 味は良くも悪くも2.4plusと同じ
合計3回のバイブレーションが便利
ヒートスティックを挿し、電源を入れるとまず長いバイブが作動します。
以前ならこのあと最後の2吸いまでバイブは作動しないのですが、IQOS 3は加熱完了(喫煙可能状態)で短く2回バイブが振動します。
これがわかりやすくていいんですよ。
互換機をお使いの方なら珍しくもないのですが、ようやく純正でも採用してくれました。
バイブも全体がブルブル震える安っぽ感じではなく、重みのある振動で「良い製品のバイブレーション」という印象です。
細かいところもこだわって作っていると感じました。
味は2.4Plusとまったく同じ
味に関しては2.4plusと同じと思ってよいと思います。
アイコスユーザーとしてはここは下手に変更されても困ると思いますので、この味をキープしていたらなんの問題もありませんよね。
ホルダー充電時間が大幅短縮! 2分〜2分半で充電完了!
IQOS 3は連続で吸うことはできず、使用後に毎回充電が必要になりますが、その充電時間が大幅に短縮になりました。
公式では「従来より40秒短縮」となっており、レビューでは3分30秒で充電できると書かれていることが多いですが実際はもっと早いです。
これは以前から書いているように吸い終わる時間に関係しています。
みなさんはヒートスティック1本を何分くらいで吸いますか?
アイコスは最大6分使用することが可能ですが、吸うのを忘れていない限り6分間吸うことはあまりないと思います。
実際に私は2分半〜3分くらいで吸い終わります。
その状態ですとホルダーにまだバッテリーが残っているので、継ぎ足し充電だと当然充電時間は短くなります。
何度か計測した結果、3分以内に吸い終わった場合、大体2分〜2分半で充電が終わりました。
これはかなり早いですよね。
チェーンスモークとはいかないまでも、これでしたら少し待てば次を吸うことができます。
体感的にもかなり早く感じますので、ホルダー充電待ちでイライラしていた方もこれならストレスは減ると思いますよ。
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2.4plusよりかなり小型! でも厚みがあるのでポケットに違和感が
最後に2.4plusとサイズとデザインを比較してみましょう。
写真の通り横幅はかなり細くなりましたね。
実際に手に持った感じもかなり違います。
細くなった分IQOS 3の方が持ちやすいです。
厚みはIQOS 3の方がありますので、ジーンズのポケットに入れた時は今までの感じと少し違うので最初は違和感があるかも知れません。
厚みがある分ポケットが盛り上がるので、なんとなく位置が定まらない感じですね。
そして重さは実測で2.4plusが118g、IQOS 3が128gと10g重たくなりました。
実際に持ち歩いた感じでは重さはまったく気にならなかったです。
厚みに関してもすぐに慣れると思いますので、サイズ的には特に気にする必要はないと思います。
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総評:性能は完全に2.4Plusの上でストレスなし! でも味は2.4plusと同じ
総評として、性能は文句なしだと思います。
デザインの好き嫌いはあると思いますが、今までの実績を凝縮していますので、思いつく限りでは現状最強の加熱式タバコといえるかと思います。
さすが純正ということもあって細かい部分もしっかり作り込んでありますので仕上がりも抜群です。
こういった新しいガジェットが好きな方や、アイコスのデザインに飽きている方でしたら、新しい製品を持つと気持ちの面でも嬉しいし使うのが楽しくなりますよね。
あと、今でしたら喫煙所で確実に自慢できます。
最近はヴェポライザーを使用しているのでアイコスを吸う量は減っていたのですが、これでまたアイコスが増えてしまいそうですよ。
面倒なメンテナンスは今まで通り必要になりますが、ドアカバーなどの新しいカスタマイズにも挑戦できますので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
でも、味は2.4Plusと一緒ですからね(笑)
次回は「IQOS 3 マルチ」をレビュー致します。
これもとても良い製品ですので、どちらか迷っている方は是非参考にして下さいね。
「IQOS 3 MULTI」のレビューはこちらを参考にして下さい。
・これは買い! アイコス初となる連続吸い対応モデル「IQOS 3 MULTI(アイコス 3 マルチ)」をレビュー!