コンビニで買える電子タバコで、最近徐々に人気が出ている「myblu(マイブルー)」。

世界大手のタバコ会社「インペリアル・タバコ・ジャパン」が製造・販売しているのですが、なんとここにきて加熱式タバコ市場に参入です。

インテリアル・タバコ・ジャパンは先を見据えたニコチンゼロの電子タバコのジャンルしか参入しないと思っていたので、正直これはノーマークでしたよ。

まだ地域限定の先行販売ですが、スペックを見るとアイコスとgloのいいとこ取りのデバイスなんですよ。

これはもしかしたら思わぬ伏兵の誕生かも知れませんよ。

インペリアル・タバコ・ジャパンの新加熱式デバイスは「PULZE(パルズ)」！

いや〜びっくりしましたね。
インペリアル・タバコはてっきり先を見据えた電子タバコ「myblu」で勝負してくるかと思ってたのですが、加熱式タバコ市場に参入してきましたよ。

新デバイスの名前は「PULZE(パルズ)」。
見た目は「出来の良い互換機」のような感じですが、性能はかなり本格的です。

いかがでしょうか。
アイコス、glo、プルームテックにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、このインペリアル・タバコの「PULZE(パルズ)」は現在の加熱式タバコに求められているものをすべて搭載しています。

今までのオフィシャルデバイスでは他にない機能として、まず注目すべき点は「温度切り替え」でしょう。
加熱温度はアイコス並の345度。これは吸いごたえもかなり期待できます。

そしてもっと軽めに吸いたい方には「エコモード（315度)」に変更可能なので、これ1台で吸い応えのある味わいとスムースな味わいの両方を1台で楽しめます。

ただ気になるのは加熱方式ですね。
私の予想では、このコンパクトさでは熱風を対流させる「コンベクション方式」は無理だと思います。
おそらくgloやPloom Sのような、外側から直接温める「コンダクション方式」だと予想しています。

そうなると味がどれだけ長続きするかが気になるところですね。

もう一つは、本体にクリーニングピックが内蔵されている点です。

これは加熱方式自体がわからないので何とも言えない部分はあります。
gloのような加熱方式ならどっちにしろほとんどメンテは必要ありませんが、仮にアイコスと同じブレード式でしたら、これがどのように改善されているかがポイントになります。

それ以外にも、連続で20本使用が可能だったり、喫煙開始まで20秒と短いなど、まさにアイコスとgloのよいところをとった感じのデバイスだと思います。

【4/26追記】「PULZE」の加熱方式は「内側加熱」ということが判明！これは吸いごたえも期待できそう！

上記で、この「PULZE」はgloのように外側から加熱する「コンダクション方式」と予想したのですが、今日得た情報によるとどうやらアイコスと同じような「内側からの加熱方式」を採用しているようです。

ただ、アイコスのようなブレードタイプなのか、互換機で多いニードルタイプなのかはわかりません。

仮に釘のような形の「ニードルタイプ」でも最近は大きく進化したので、味持ちや吸いごたえはかなり期待できそうな気がしますよね。

発売日は5月6日より！ まずは福岡の一部のコンビニで販売開始！

残念なことに、というか当然ですが、まずは先行販売です。

発売日は5月6日からで、福岡の一部のコンビニで取り扱いが開始されます。
いや〜これは羨ましいですね。
私もすぐにでも試してみたいですが、北海道から福岡は遠すぎますよ。

見た目は作りの良い互換機のようですが、そこは大手タバコ会社が製造・販売しているので、当然「専用タバコ」も同時に販売されます。

専用タバコの名前は「iDスティック」！レギュラー、ミント、スーパー・カプセル・メンソールの全3種類を用意！

このデバイスは互換機ではないので、もちろん「専用タバコ」も同時に販売されます。

名前は「iDスティック」。
まずはレギュラー/ミント/スーパー・カプセル・メンソールの3種類が販売される予定です。

もしかしたらフィリップモリスと裏で手を組んでいて互換性があったりして・・・と思くらいアイコスのヒートスティックにそっくりですね。

レギュラー/ミントは1箱20本入りで460円。

カプセルブーストタイプの「スーパー・カプセル・メンソール」は480円になります。

加熱式タバコでは今は定番の「コンセプトストア」もオープン予定！

今や加熱式タバコは1つのブランドと化していますので、新規デバイスとなると当然コンセプトストアがオープンしますよ。

「PULZE」の試煙・購入以外にも、限定イベントやくつろげる空間として「PULZE 福岡」が、2019年5月（予定）より、福岡・天神エリアにオープンいたします。

これはもう完全に本気モードですね。
お近くにお住みの方は是非体験していただきたいと思います。
そして感想をコメントして下さい(笑)

まとめ

9月に韓国の元国営タバコ会社KT&Gの「lil」が、日本の加熱式タバコ市場に参入するという話が出ていますが、今回のインテリアル・タバコはちょっと意外でした。

ただ、ちょっと気になるのはあの専用タバコです。
どうみてもアイコスと互換性がありそうな気がしますよね。

韓国のlilも独自のタバコを製造していますが、実はアイコスのヒートスティックも吸うことができます。
逆に考えると、lilのタバコをアイコスで吸うこともできるということになります。

もしかして、lilもインテリアル・タバコも、実はフィリップモリスと結託しているのかも知れませんね。

詳しいことはわかりませんが、いずれにしても「PULZE(パルズ)」はユーザーの要望に応えた興味深いデバイスだと思います。
いずれは全国販売されることになると思いますので、加熱式タバコと電子タバコの2つの市場に参入したインテリアル・タバコは、今まで以上に今後の動向に注目していきたいと思います。