今回はVEPAのRDAアトマイザーのご紹介です。
こちらは人気ユーチューバー「ホリックTVのコーヘイ」さんと、ギャラクシーシリーズアトマイザーの「VapeFly」さんとのコラボになります。
ギャラクシーをベースに様々な箇所が改良されてより使いやすくなった「VapeFly Holic MTL RDA」。
販売からかなり人気の商品ですので、すでに開発したホリックさんを始め、他のベテランベイパーの方がたくさんレビューしています。
初心者レベルの私がご紹介するのもおこがましいのですが、当サイトの読者さまに向けてご紹介させていただきます。
目次
バイクのピストンをモチーフにしたデザイン!
今回ご提供いただいた商品はこちらのセットになります。
当時は予約限定ということで「VapeFly」さんのコットンもセットになっていましたが、現在は別売りになっています。
付属品は盛りだくさん!
1*Holic MTL RDA本体
2*リング&ネジ
2*ドライバー
2*Fireboltコットン
2*Ni80 26gaプレビルドコイル(1.0Ω)
1*ボトムフィードピン(BFピン)
1*ドライバー
2*エアフローコントロールセット
1*アダプターリング
1*スペアパーツバッグ
1*ビューティーリング(全色シルバーSS仕様)
付属品はかなり充実しています。
基本となる交換用Oリングやコイル、コットン、ドライバーはもちろん、スコンカーに対応したBFピンも付属。
さらに大型のMODにもかっこよく合わせられように「ビューティーリング」までついています。
「せっかく作ったのだからかっこよく使って欲しい」という気持ちがうかがえますね。
デザインはシンプルでかなりカッコいい!
まずはアトマイザーを確認してみましょう。
カラーは5色展開されているのですが、今回はシルバーをご提供していただきました。
「バイクのピストンをモチーフにデザインした」というだけあって余計なものがなくスマートなデザインですね。
これはなかなかかっこいいと思います。
アトマイザーの外径は22mmとコンパクト。
iStick Picoなどの小さめのMODでも合わせることができますよ。
ビューティーリングで大型MODでも合わせることができる
※写真がなかったのでホリックさんの動画から拝借
さらに大型のMODでも違和感がないように「ビューティーリング」も付属しています。
これでしたらどんなMODでもかっこよく装着することができますね。
ただ、残念なのが、このビューティーリングはシルバーしか色がないようです。
ホリックアトマイザーは5色展開されているのですが、アトマイザーに合わせたカラーのビューティーリングではなく、どんなカラーを選択してもシルバーのビューティーリングが付属しますのでご注意下さいね。
サイド・ボトムエアフローの調整が可能なデッキ
続いてはデッキを見ていきましょう。
ビルド部分は24金でゴールドメッキされていてとてもゴージャス感があります。
こちらの24金仕様は日本限定で、しかもヴェポナビさんのみとなります。
このアトマイザーはベースはギャラクシーなので、ボトム&サイドエアフローシステムを採用していて、マイナスのイモネジを回すことにより、エアフローの開閉が可能となっています。
マイナスが縦で全開、横で全閉と、ひと目で確認することができるので非常にわかりやすいですね。
もともとのギャラクシーでは六角ネジを使っており、いつの間にか緩んだり閉まったりしたそうですが、今回はマイナスネジを採用してその点も改善されています。
サイドを全閉にすると、ボトムエアフローとしても使うこともきますよ。
私はあらかじめ両方を少し絞った状態に調整して、トップキャップを全開で使っています。
RDAの場合、頻繁にリキチャするので、そのたびにエアフローが変わるんですよね。
この方法ですとトップキャップを全開にするだけで常に自分好みのドローで吸うことでできて便利ですよ。
ウェルはRDTAなみに深い!
このアトマイザーのもう一つの特徴としてリキッドが溜め込む部分「ウェル」が非常に深いです。
ちょっとしたRDTA並にあるので、これでしたら一回のリキチャでしばらく吸うことでできますね。
ですので、最初はスコンカーで使用しようかと思っていたのですが、ここまでリキッドを溜めることができるなら、普通のRDAにしてpicoと組み合わせることにしました。
それでは早速ビルドして吸ってみましょう。
ビルドは超簡単!初心者には特におすすめ!
今回は付属のコイルを使ってビルドしてみましたが、とにかく簡単に短時間でできます。
ビルドが苦手という初心者の方にもこのRDAアトマイザーはおすすめです。
まず、コイルの穴にビルド専用のコイルジグを通します。
なければ、精密ドライバーのようなものでも代用可能です。
デッキにはコイルジグを乗せて固定することができるくぼみがあるので、そこに合わせておきます。
あとはコイルが真ん中にくるように微調整して、付属の六角レンチで締め込むだけです。
これは今まで使ってきたRDAアトマイザーで一番ビルドが楽ですね。
失敗したくてもできないレベルですよ。
しっかり固定できたら、コイルの余った部分を根本からペンチでカットします。
この時もカットする部分に少し隙間があるので、根本からカットしやすくなっています。
ビルドをより簡単にするための工夫が施されていて感動してしまいましたよ。
焼入れをして抵抗値を計ると、0.83Ωでした。
MTLなので少し高めの抵抗値ですね。
今回はこれで試し吸いをしてみますが、私の好みとしては0.5~0.6Ωくらいが好きなのであとで巻き直すと思います。
コットンはセットに入っていたものでも手持ちのものでもなんでもOKです。
試しに予約限定プレゼントのコットンを使ってみたのですが、これがすごい便利でした。
すでに最適な状態に太さになっており、しかもふわふわなんですよ。
このコットンは予備が欲しくてこれだけで販売していないか探したのですが見つからないんですよね。
もしあったら一緒に購入しておくと良いかと思いますよ。
これを適量引き出して、ハサミでカットし・・・
先端にこよりを作って細くしてコイルに通します。
内径3mmだとこのコットンですんなり通ると思いますが、ボリュームがあまりないので2.5mmくらいがちょうどよいかも知れませんね。
コイルにコットンを通したら、余った部分をハサミでカットして端をふさふさにします。
こうすることにより、リキッドがコットンに染み込みやすくなりますよ。
最後にデッキにコイルを丁寧に入れて、これでビルドは完成です。
最初は私も時間がかかりましたが、今では全行程合わせても5〜6分くらいでできるようになりました。
特にこのアトマイザーはビルドが簡単なので、ビルドが苦手な方は是非使ってみていただきたいと思います。
味はよく出ているぞ!ただしマウスピースのはめ込みに注意!
Picoに組むとこのようになります。
ウェルが深いのでちょっと長くなりますが、かっこいいですよね。
注意点として、もしかしたら個体差かも知れませんが、このアトマイザーはマウスピースが奥まで入りづらいです。
普通にはめただけでは写真のように少し浮いた状態になりますので、回しながらがっちり奥まで押し込んで下さい。
マウスピースが浮いていると、マウスピース挿し込み付近に溜まったリキッドを一緒に口に吸い込んでしまいます。
ノンニコならまだよいですが、ニコリキならちょっと不安になるので、吸う前に確認して下さいね。
抵抗値が少し高いので19ワットで吸ってみましたが、うん、味はしっかりと出ていて美味しいです。
ベースが人気RDAアトマイザーのギャラクシーなので当然といえば当然かも知れませんね。
今回はロケットフューエルに6mgのニコリキを添加して吸ってみましたが、甘み、タバコ風味、ニコチンのキックがバランスよく味わえます。
さらにエアーフローを絞るとタバコ吸い(MTL)もばっちり決まりますよ。
蒸気はかなり熱いですが・・・。
まとめ:ビルドのしやすさとデザインの良さが両立したおすすめRDA
総評として、一番感心したのはビルドのしやすさですね。
初心者でもとにかくビルドに時間がかからないようしっかりと工夫されています。
さらにデッキ部分でエアフローが調整できるので、いちいちリキチャするたびに穴の位置を合わせる必要がないのも良いと思います。
ウェルの深さは、実際にRDAで使うとそこまでリキッドを入れないのであまりその恩恵を感じることはありませんでした。
スコンカーならチャージしすぎて溢れることもないので良いのかな、と思います。
味も文句なしなので、あとはデザインが気にいるかどうかというところでしょう。
少し長いのでコンパクトさを求める方には向きませんし、合わせるMODによってはバランスが悪くなるかも知れません。
気になる点はそれくらいなので、それが問題ないなら買って後悔はないRDAアトマイザーだと思います。
これからRDAデビューするという方にもおすすめですので、是非参考にして下さい。
さらに詳しい内容やビルド方法は、ホリックさん本人がレビューしていますので、こちらの動画をご覧になって下さい。
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