実は最近マイクロドローンにハマっています。
DJIの中型から大型のドローンを使い大空からの空撮もよいのですが、室内や人が多い場所での撮影も可能にするために現在猛練習中です。
画像のドローンは練習用なのですが、このカメラの映像をゴーゴルやモニターに飛ばして機体を見ずに操作するのでかなりのテクニックが必要になるんですよ。
非常に難しいですが、自由自在に操れたら今まであまり見たことがない面白い映像が可能になります。
※FPVでの撮影は趣味ならアマチュア無線免許4級以上、商用では第三級陸上特殊無線以上、併せて無線基地局の申請が必要になります。
これらのマイクロドローンは「65サイズ」と言われるもので手のひらに収まるくらい小さいです。
このカメラのレベルですと仕事で使うことはできませんが、価格も安いので練習としてなら最適になります。
ただ小さくて軽い分壊れやすいんですよね。
そういった場合は自分で部品交換して修理するのですが、これが小さくて全然見えないんですよ。
わかります？
カメラなんてこのサイズですし、基盤もメチャクチャ細かいんですよ。
最初はなんとか頑張って作業していたのですが、ハンダごての作業で見えないイライラがピークに達し限界を迎えました。
そしてついにインパクトのあるCMでお馴染みの、あの「ハズキルーペ」に手を出してしまいました。
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目次
買う前にメガネ屋さんに相談するのがおすすめ
最初からハズキルーペを買おうと決めていたわけではなく、その前に近所のメガネ屋さんに相談にいきました。
というのもハズキルーペはただの拡大鏡です。
40代半ばで老眼が進行している私には何がおすすめなのか、それと現在の進行具合や乱視度、視力などもすべて検査してもらってから、老眼鏡にするかハズキルーペにするか決めようと思っていました。
初めて本格的な目の検査をしましたが面白いですね。
私の場合視力は今だによくて、左目1.2、右目1.5あります。
老眼は私が思っていたより軽度でピントが合う距離は28cm、乱視も軽度という診断結果がでました。
乱視は特に気にする必要がなく、老眼もパソコンの字が見えないなど日常生活でそこまで困っていないなら、老眼鏡、拡大鏡のどちらを選択しても問題ないとのことでした。
大切なのはハズキルーペは拡大鏡なので、度を合わせているわけではありません。
ですので、老眼がかなり進行している場合はルーペをしても当然ぼやける場合があるそうです。
そういった方はメガネや老眼鏡の上にハズキルーペをしているみたいですが、私の場合は作業する時の目と手の距離感がバッチリでした。
色々取っ替え引っ替えメガネを変えて試してみましたが、今回の目的は超細かい基盤の作業です。
それ以外では、パソコンや普通サイズの文字の本は(少し離せば)見えますので、老眼鏡より拡大率の高いハズキルーペを選択しました。
細かい作業なら1.6倍以上、日常生活なら1.32倍がおすすめ
ハズキルーペは、1.32倍、1.6倍、1.85倍と拡大率が3種類あります。
全種類試しましたが、私くらいの老眼ですと本を読んだり字を書いたりするといった日常で使うなら1.3倍がよいと思います。
ハズキルーペをして細かいものを見ていて、ふと顔をあげても1.3倍なら目が回らず比較的そのまま見ることができるんですよ。
日常生活では細かいものばかりではなく他を見ることも多いので、ふとした時にそのまま見れるのは大きなメリットだと思います。
1.6倍以上になると、距離が離れたものを見るとかなり目が回ります。
ハンダ作業を完了して、ゴミくずみたいな小さいネジを締めるのに精密ドライバーを取ろうとそちらに顔をやると倒れそうになります。
いちいちルーペを外さないといけないのはちょっと面倒に感じますね。
私は基盤の配線に使うので、拡大した方がよいかと思い1.6倍を購入しましたが、実際に使ってみて確かに大きくみえて楽なのですが、上記でも書いた理由から1.3倍でも良かったかなと思いました。
ちなみに重量は実測で約27.3gとかなり軽いです。
長時間かけていても重さは気になりませんので、読書などにも適していると思いますよ。
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くっきり、はっきり！拡大で細かい作業も余裕！
さて、実際にハズキルーペを掛けて作業してみましたが、拡大のおかげでかなり作業がやりやすくなりました。
ハズキルーペなしで作業する時はこれくらいの大きさです。
小さくて遠いのでこのままでは見えませんし、かといって近づくと老眼でぼやけます。
カメラは同じ位置でレンズの前にハズキルーペをあてて撮影しているのですが、ハズキルーペをかけるとこれくらい大きく見ることができます。
さらにここから近づいて見ることができますので、正直ここまで大きくなくてもいいかなというくらいハッキリくっきり見ることができますよ。
ただ、先程も書いたように違う工具を取ろうと思って頭を上げて遠いところを見ると目が回りますので、私のように使う場所が限定されている場合は固定式のルーペでもよかったかも知れませんね。
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総評：レンズが優秀で歪みなし！細かい作業に最適！
・軽くて長時間かけても疲れづらい。
・拡大するので小さい作業に適している。
・丈夫なので壊れにくい。
・眼鏡の上からでもかけやすい。
実際に使ってみた感じた特徴はこのようになります。
やはり拡大するので細かい作業には最適ですね。
老眼鏡だと拡大するためにはさらに度を上げなくていけないので目が疲れますし、ピントが合う範囲も狭くなってしまいます。
ハズキルーペは老眼鏡や眼鏡の上からでもかけれるので、今かけている眼鏡、もしくは老眼鏡を拡大するのにも適していますよ。
そしてレンズがしっかりと作られているのには感心しました。
安い拡大レンズだと歪みがあってグニャグニャを波打つのですが、このレンズはレンズで見える範囲で視線を動かしてもほとんど歪みが感じられません。
価格が1万円(Amazonでは7,500円前後)くらいするので、それなりの理由はあるようですね。
実際にしばらく使用した感想としてはとても満足しています。
軽くて長時間つけていても気になりませんし、作業がとてもはかどりますね。
デメリットとしてはやはり作りが良くても価格が少々高いですね。
それと、あのCMがあまりに有名なので、外でかけていると「あ、あの人ハズキルーペだ」とバレて少し恥ずかしくなるかも知れません。
あと必ず「その上に座ってみて」と言われます。
私は自宅専用なのでいいですが、外で使用する方はご注意下さい（笑）
ちなみにメガネ屋さんに聞いた話なのですが、ハズキルーペは結構前から販売していたようですね。
それまでも口コミで評判は良かったようですが、今ほどは売れていなかったそうです。
そこであのCMを放送したら、一気に人気が出て、「拡大鏡＝ハズキルーペ」と言われるくらいにまでなりました。
製品が優れているというのもありますが、宣伝効果ってすごいですね。
何にせよこれで細かい作業をするのにストレスはなくなりました。
アイコスの製品番号もはっきり見えますので、もう製品登録も怖くないですよ(笑)
老眼鏡でピントが合っていても小さくて見えない時は拡大鏡の出番です。
老眼鏡や眼鏡の上からでもかけやすいので、私のように見づらくてイライラしていた方は、是非参考にしていただけたらと思います。
