先日テレビを見ていたら何やら「ハンドスピナー」なるものが人気だそうじゃないですか。
「ただ回るだけで何が楽しいの?」と思ったのですが、人気になるには当然理由があるはず・・・。
まずは試してみないことには始まらないと思い、とりあえず楽天で人気の「ハンドスピナー」を購入してみましたよ。
当サイトは大人の方が多いので興味はないかも知れませんが、時間のある方はご覧になってみて下さい。
目次
ハンドスピナーって何?
テレビなどでご存知の方も多いかと思いますが、真ん中にベアリングが入っていてただ回すだけの製品です。
ただその回転がとてもスムーズでずーと回っているので、それがちょっとクセになるようですよ。
もともとは筋無力症の子ども向けのおもちゃとして開発されたそうです。
2016年になってオリジナルの特許が切れたのをきっかけに、各メーカーが製造・販売して世界中で人気がでたみたいですね。
まあすぐ飽きそうな気はしますがとりえず試してみましょう。
・・・しかしどれを買っていいのかわからない
ハンドスピナーはたくさんの種類があるので、正直どれを買っていいのか全然わかりません。
かなりインチキな商品もあるみたいで全然回らないのも平気で販売しているようです。
初めてのハンドスピナーがパチもんだったら悲しいので、とりあえずレビューを頼りに購入してみました。
私はAmazonより楽天派なので今回は楽天で購入しましたよ。
Amazon派の方はレビューを参考に購入して頂ければと良いかと思います。
楽天で人気のハンドスピナー「オーロラ フィジェット」
今回購入したのはこちらの「ハンドスピナー」になります。
楽天でかなりのレビューがあったのでこれに決めました。
見て下さい、このレビュー数。
他の商品はレビューがなかったりあっても数件なのですが、これは1,465件と異常な多さです。
販売サイトをちゃんと読まなかったのであとで気づいたのですが、どうやらレビューを書くともう1個貰えるようです。
それはレビューが多いのも納得です。
それでもなかなか良いレビューが多かったので期待はできそうですよ。
重量感のある美しい「ハンドスピナー」
それでは詳しくレビューしますよ。
届いたハンドスピナーは肉厚でかなりの重量感があります。
カラーはタマムシ色というのでしょうか、怪しげな光を放っていて中々キレイですよ。
重量は実測で82gもあります。
ハンドスピナーは重たい方がよく回るのでこれは期待できそうですね。
あとは使っているベアリングの性能ですね。
少し硬いですがボールペンなどを挿せば中に入っているベアリングを取り出すことができます。
ベアリングはサイズさえ合えば交換することができますので、好きなベアリングを使用することもできますよ。
私もベアリングはそれほど詳しくはないのですが、使用している物は開放型の乾式のようです。
この状態で回してもしばらく回転していますので中々良さそうなベアリングですね。
ベアリングについてまったくご存じない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にご説明しますね。
ベアリングの仕組み
一般的なベアリングの構造はこのようになっていますよ。
内軸と外軸の間にボールが入っていて、ボールが中で転がることによりスムーズな回転が可能になります。
ベアリングの用途は、内軸を固定して外軸を回転させる、もしくは外軸を固定して内軸を回転させる時に使用します。
パチもんのハンドスピナーはただボールが入っているだけで、固定する保持器がないものもあるようですね。
保持器がないベアリングは回転しているうちにボールが偏ってスムーズに回転しなくなります。
私は釣りのリールを自分で分解してメンテナンスしているのでベアリングはちょくちょく交換していますが、そんなベアリングは使ったことないですね。
ベアリングの中は油やグリスが入っているものが多いです。
分けると「油潤滑」「グリス潤滑」「乾式」とあります。
油やグリスが入っているものはほとんどシールドされています。
それぞれ用途があるのですが、回転が一番スムーズなのは「乾式」です。
「油を挿した方がよく回るだろう」と思いがちですが、油が抵抗になりますので慣性で回転させるハンドスピナーは乾式が一番適しているといえますね。
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回転はとてもスムーズで5分オーバー!
ハンドスピナーは初めて購入したので他の商品と比較はできませんが、今回の商品はなかなかアタリのようです。
強めに「ギューン」と回転させると、多少ブレはしますが非常にスムーズに回転しますね。
乾式なので少しシャリシャリ音はしますがほとんど抵抗なく回転し続けます。
手で持っても床においても5分は回転していましたよ。
試しに家にある高級オイルをベアリングに垂らしてみたらやはり回転力がガクッと落ちました。
今まで5分は回っていたのに1分ちょっとしか回らなくなりましたよ。
このオイル3,000円くらいするのですが、やはり「ハンドスピナー」には乾式の方が良さそうです。
ハンドスピナー(ベアリング)のメンテナンス
ベアリングはいくらスムーズに回転するとはいえ、中で玉が回転しているので当然摩擦が発生します。
つまり消耗品ですので、いずれは回転力が落ちてしまいます。
ただハンドスピナーレベルならそれほど負荷がかからないのでかなり長持ちはしそうですね。
最初から全然回らなかったり、使っているうちに回転が悪くなったら洗浄すると回転が良くなりますよ。
洗浄や脱脂には「パーツクリーナー」がおすすめです。
無水エタノールや灯油でも代用が可能ですが、オイルやグリスは余り落ちないのでどこのご家庭でもある専用のこのパーツクリーナーを使った方が良いと思います。
このパーツクリーナーは速乾性でプラスチックにも使用可能です。
デリケートな機器はもちろん、結構何でも洗浄可能なので1つ持っていると何かと重宝しますよ。
使用方法は直接スプレーするだけです。
スプレーの力で汚れや油を飛ばして洗浄することができます。
(※最初からグリスなど付いているベアリングは、クリーナを別容器に入れて浸け置きする必要があります)
本当はベアリングを外してから洗浄した方が良いのですが今回は面倒だったので・・・。
速乾性なのですぐに乾きますが、ベアリングの中は複雑なので5分くらい乾燥させた方がいいかも知れませんね。
エアダストがある方は空気で吹き飛ばして乾燥させるのが一番良いかと思います。
乾いたら再び蓋を戻せばメンテンナンスは完了です。
メンテナンス後に回してみると6分以上回るようになりましたよ。
実際にハンドスピナーを使用してみた感想
ほとんど抵抗がなくいつまでも回っているのを見ているのは確かに気持ちいい感じもします。
遠心力がかかっているので手に伝わる感触も独特ですね。
とりあえず1週間ほど持ち歩いてみましたが、面白いわけではないのについ回してしまいます。
集中してハンドスピナーを回すというよりは何かしながら回す感じなので手持ち無沙汰解消というところなのでしょうね。
試しに会社で20代〜40代の男女10人くらいに回してもらいました。
その中で反応したのは3人ですべて20代でしたよ。
2人(男1女1)は「欲しい」と言い、もう1人(男)はその日に買いに行きました。
40代は「ただ回るだけ?ふ〜ん」という反応でしたね。
おじさんになるとこういうものにはどんどん興味がなくなるんですかね。
まとめ
あくまで私に主観になりますが、「ハンドスピナー」にハマる人は・・・
・つねに何かしていたい人
・手持ち無沙汰な人
・ストレスが溜まっている人
・回っているのを見てるのが好きな人
以上のような方は「ハンドスピナー」にハマるかも知れませんね。
それ以外にもベアリングを交換してどれだけ回るか極めることもできるので、そういった改造が好きな人も良いかも知れませんね。
安いものでは数百円からあります。
ストレス解消の効果もあるようなので、気になる方は試してみるのも良いとおもいますよ。
ちなみに私が購入した物は「レビューを書くともう1個プレゼント」という内容で2,000円くらいでした。
5分回ればかなり良い方だと思いますので、どれを買っていいかわからないという方は今回紹介した商品でも良いかと思いますよ。
どうでもいい記事を長々と書いてしまいましたが、興味がある方は参考にしてみて下さいね。