抜群の音質で文句なし!お手頃な価格の完全ワイヤレスイヤホン「SoundPEATS(サウンドピーツ) Q32」をレビュー!

今回ご紹介するイヤホンは「SoundPEATS(サウンドピーツ)」さんから販売している「Q32 Bluetoothイヤホン」です。

こちらはコードが一切ない完全ワイヤレスイヤホンになります。

使ったことがある方はわかると思いますが、この「コードなし」を一度体験すると取り回しが楽でやめられないんですよね。

しかもこの「Q32」は音質が抜群に良く価格も手頃です。
完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方にはかなりおすすめなので是非参考にして下さい。

 

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超コンパクトで抜群の音質!完全ワイヤレスの「Q32 Bluetoothイヤホン」

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今回「SoundPEATS(サウンドピーツ)」さんからご提供いただいたのはこちらのイヤホンになります。

「SoundPEATS(サウンドピーツ)」はAmazonなどでは人気のメーカーなのでご存知の方も多いかと思います。

今までも普通のワイヤレスはレビューさせていただいたのですが、完全ワイヤレスは初めてなので楽しみですよ。

 

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付属品はAmazonの販売サイトの方がわかりやすいのでこちらを採用させていただきました。

イヤホンなら基本的なセットといえると思います。

 

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説明書はペアリング方法が詳しく書いてあり、もちろん日本語に対応しています。
イヤホンはその会社によってペアリング方法が違ったりするのでこれはわかりやすくて嬉しいですね。

 

コンパクトながら最大80時間の再生が可能!

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まずはイヤホンを収納するケースからご紹介致しますね。

完全ワイヤレスイヤホンでは基本ともいえる「収納&充電ケース」で、イヤホンを収納すると同時に充電が開始されます。

コンパクトながらこのサイズでイヤホンを20回充電でき、トータル約80時間という驚きの長時間再生が可能になりますよ。
※イヤホン単体は4時間の使用が可能

 

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ケースの充電は付属のマイクロUSBで充電します。
フロントのボンタンでケースのバッテリー残量を確認することができますよ。

このイヤホンが届いてから最近はこればかり使っているのですが、全然ケースのバッテリーが減らないんですよね。
もう1週間は通勤に使っているのですが、バッテリー持ちはかなりいいと思います。

 

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ケースの上面は半透明になっている部分があり、イヤホンの充電状態が確認できます。

赤いランプが透けて見えるときは充電中ということになり、ランプが消えると充電完了です。
いちいちフタを開けて確認しなくていいので、これは使う人のことを考えて工夫していると思います。

 

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耳に入れても違和感がないコンパクトなフリーイヤホン

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ケースのフタを開けると、出ましたフリーワイヤレスイヤホンです。

ケースとイヤホンはマグネットで固定されているので、逆さにしても落ちるような心配はありません。

収納の際もイヤホンを近づけるとマグネットでケース勝手にくっつきますので非常に使い勝手がよいですよ。

 

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イヤホンはとてもコンパクトです。
前述しましたが、イヤホン単体でも4時間の使用が可能なので、通勤や通学なら十分ですし、映画も2本は視聴することができますよ。

それしても小さいですよね。
私はBOSEのフリーワイヤレスイヤホンを持っていますが、あれは結構大きいんですよ。
耳から飛び出している感があり、私の嫁さんは「イヤホン付けてる感が満載なのでヤダ」って言っています。

 

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「Q32」はここまでコンパクトなので、嫁さんも「これならいい」と言っていました。

実はコンパクトな恩恵は見た目以外にもあるんですよ。

これからの時期、北海道など北の地方はガンガン雪が降ります。
これは道民あるあるなのですが、北海道の人は雪の日は傘をつかわずコートやジャンバーのフードを被ります。

理由は傘が邪魔というのもありますが、滑って転んだ時に傘を持っていると危ないんですよ。
周りの人に傘がぶつかる可能性もありますし、傘を持ったまま手をつくと簡単に骨折します。

イヤホンが耳からでっぱっていると、フードを被ったり脱いだりした時にイヤホンにひっかかって落とすことがあるんですよね。
実は私はBOSEのイヤホンをフードにひっかけて3回落としています。
3回とも無事に回収していますが、一度雪が積もっているところに落としてなかなか見つからず焦りましたよ。

この「Q32」は耳からの出っ張りが少ないのでフードの着脱でひっかかることがないです。
これは道民には地味に嬉しいです。

 

片耳(モノラル)と両耳(ステレオ)モード搭載!

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このイヤホンは面白い機能があり、左右をペアリングする「ステレオモード」と片耳だけで使用する「モノラルモード」があるんですよ。

「普通のイヤホンでも片耳だけで聞けば同じだろ」と思っている方もいるかも知れませんがそれは違いますからね。

「ステレオ」は2つ以上のマイクで収録されたものを2つ以上のスピーカーで聞くことをいいます。

つまり左右にそれぞれ別の音源が収録されています。
右に収録された音源は右スピーカー(イヤホン)から、左に収録された音源は左スピーカー(イヤホン)から流れます。
左右からそれぞれ収録された音が聞こえるので、立体感や臨場感が増します。
これがステレオですね。

「モノラル」は1つのマイクで収録し、1つのスピーカーで聞くことをいいます。
仮に2つのスピーカーで聞いたとしても、出ている音は同じなので「なんちゃってステレオ」になります。

ステレオもモノラルも音質に違いはありませんが、モノラルは音を1つの塊として再生するので立体感や臨場感はありません。

ですので、ステレオを片方のイヤホンだけで聞くことは一応できますが、例えばもう片方にギターの音が入っている場合はその音は聞こえません。
映画も音楽も、ステレオは複数の音が合体して初めて成り立つのです。

それを「Q32」は元々ステレオの音源を1つのまとめて「モノラル」として1つのスピーカーだけで再生することができるというわけです。

 

通勤の自転車がより楽しくなる!

これがかなり便利で、例えば自転車ですね。
自転車は両耳を塞ぐと捕まりますが、これなら片耳だけで使えますので問題なしです。
さらに電話がきたら「ハンズフリー」として使うこともできます。

自転車を停めて歩きになったら、もう片方をケースから出すだけで自動でステレオに切り替わるので使い勝手も抜群です。

あと、左右それぞれを違う機器に接続することができますので、片方だけ貸してあげることも可能ですよ。
まあ、そんな使い方することはありませんが(笑)

 

「Q32」のペアリング方法 -ステレオ・モノラル共通-

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ケースからイヤホンを取り出すと自動でペアリングモードになります。

お使いのスマホやBluetooth対応の再生機で「SoundPEATS Q32」を探してペアリングします。
このペアリングは初回のみで、以降はケースから取り出すだけで自動でペアリングされますよ。

両方のイヤホンをケースから出すとイヤホン同士がコネクトされ自動でステレオになります。

片方だけケースから取り出した場合はモノラルで再生されます。

モノラルの状態でも、もう片方をケースから出すとイヤホン同士がコネクトされ自動でステレオになります。

要するにステレオ(両耳)で聞く場合は両方取り出せば勝手にステレオになるし、片方だけ取り出せばモノラルになるということですね。

ステレオからモノラルにするには片方をケースに戻せば、自動で電源が切れてモノラルに替わります。
ただ、その場合今聞いている曲はそのままステレオで、次の曲からモノラルになるようですね。

う〜ん、ペアリングも早いしこれはよくできていますよ。

 

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「Q32」の操作方法

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「Q32」は上面に付いているボタンで操作します。

・1回押し(左右どちらでも):再生/停止
・2回押し(右耳):曲送り
・2回押し(左耳):曲戻し
・長押し(左右):Siri起動
・もっと長押し(押した方だけ):電源オン/オフ

イヤホンでボリュームが調整できないのは残念ですが、これはコンパクトさと引き換えなので仕方ないのかも知れません。

 

完全ワイヤレスイヤホンだからと侮ることなかれ!音質はかなりいい!

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この小ささでさらに完全ワイヤレスですので、音質はあまり期待してなかったのですが、これがかなりいいんですよ。

全体的に癖がなく聞きやすいバランスのとれた音だと思います。
低音はかなり響きますが、中音〜高音もしっかり出ているのでこもった感じがないです。

以前にレビューしたワイヤレスイヤホンは、低音を強調するあまり中音が抑えられているのでこもった印象でした。

このイヤホンも同じような設定なんだろうと思っていたのです、あまりの音質の良さにビックリしましたよ。

この価格でこの機能とこの音質は正直たまげました。
他のレビューを書く時に困るのであまりこういう言い方はしたくないのですが、手頃な価格の完全ワイヤレスイヤホンを探している方はこれで決まりでいいと思います。

 

 

遅延は少しある!動画は見るならモノラルがおすすめ

遅延についてなのですが、やはりそれなりにありますね。
ただ、完全ワイヤレスは元々遅延しやすのですが今まで私が使ってきた中ではかなり少ない方だと思います。

完全ワイヤレスはまず圧縮した音楽データをBluetoothで片方のイヤホンに飛ばします。
この段階で遅延が発生するのですが、さらにデータが送られたイヤホンからもう片方のイヤホンに飛ばす必要があります。

最後にデータが送られたイヤホンは元々の動画から2回データを転送しているので、どうしても音が遅れてしまうんですよね。

まあ気にしなければ見れるレベルですが、どうしても気になる方はモノラルにするとデータ転送が1回で済むので遅延は少なくなります。

 

「Q32」の気になったところ

音質と機能に関しては文句なしなのですが、物理的な部分でちょっと気になったところがあったのでご紹介します。

半分は私の好みも入っているのでそのつもりで読んで下さいね。

 

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まずイヤホンとケースはマグネットで固定されているのですが出しずらいです。

溝があるのでここに指を入れたり、横に倒したりと色々試してはいるのですが形に丸みがあるので滑るんですよね。

変に力が入って取り出したはずみで落としたこともありました。
夜だったので見失って焦りましたよ。

ここはもう少し取り出しやすいように改善して欲しいと思います。

 

あと、これは私の問題かも知れませんが、イヤホンを操作するのがなんか嫌なんですよね。

停止/再生なら1回押し、曲送りなら2回押しするわけですが、耳に入っている状態でさらに押し込むのでなんか痛いんですよね。

私の耳が浅くて軟弱なだけかも知れませんが、少し高くてもいいですからAppleのイヤホンのようにタッチセンサー式も販売してくれないですかね。

 

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カナル型は遮音性は良いのですが、耳に挿し込んでいるだけなのでやはり落ちないか不安になります。

できればイヤーフックを使いたかったのですが、これを装着するとケースに入らないんですよ。

付属しているなら装着したままケースに収納できるように改善して欲しいと思いました。

以上が私が気になって点になります。
これから購入される方は参考にして下さい。

 

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まとめ

改善して欲しい部分はいくつかありますが、機能と音質に関してはこの価格帯ではかなりいいと思います。

音質に関しては好みがあるので難しいところですが、誰でも聞きやすい低音よりのバランスのとれた良い音だと思いますよ。

優れた点が目立ち、特に欠点らしい欠点がないのですが、実は私は耳に差し込むカナル型がちょっと苦手なんですよね。

このQ32はフィット感はとても良いのですが、それでも段々耳が痛くなってきます。
停止/再生や曲送りなど、操作した時に耳に押し込むのが苦手です。

この点が気にならない方でしたら文句なしにおすすめだと思いますので、お手頃な完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は参考にしていただけたらと思います。