当サイトのドローンファン・・・の方がいらっしゃるのかわかりませんが、今月、革命ともいえるドローンが発売されますね。
その名も「DJI Spark(スパーク)」。
ちなみに「DJI」は社名になりますよ。
DJIは今までファントムやインスパイア、マービックなどたくさんの有名なドローンを制作してきた会社なのですが、そのDJIから小型で超高性能なドローンが今月発売されます。
今までにはない画期的なドローンなので興味のある方はご覧になってみて下さい。
目次
ドローンの革命!手の平やジェスチャーで操作!
サイズは今までのDJIのドローンでは一番小型になります。
本体の大きさはiPhoneくらいでしょうか。
それにプロペラがついているイメージですね。
普通のドローンは飛ばすのコントローラーやスマホなど何かしらのアイテムが必要になりますが、このドローンは「ドローン単体」で飛ばすことが可能です。
ドローンのセンサーを自分の顔に向けた状態で背面のスイッチを押すと、顔を認証しプロペラが作動。
手から離れその場でホバリングします。
ホバリングしているドローンに手の平を向けるとセンサーが手の平を認識し、ドローンを上下左右に操作することが可能になります。
これすごいですよね、まさにフォースですね。
前後に関しては、手の平を向けたまま自分が進むとドローンが下がり、自分が下るとドローンが追ってきます。
前後もその場で操作できたらもっと良かったんですけどね。
記念写真などでドローンを離したい場合はセンサーの前で手を振ります。
「バイバイ」のジェスチャーですね。
するとドローンが勝手に3メートル下がって2.5メートル上昇し撮影に最適な場所でホバリングします。
写真のように「フレームのジェスチェー」をすると3秒後に静止画を撮影してくれます。
さらに両手を挙げると自分のところの戻ってきて、ドローンの真下に手を入れるとそのまま手の平に着陸します。
もう何でしょうね、この夢のようなおもちゃは。
ロマンに溢れていますよね。
しかしこれだけではただ自分を撮るだけの自撮り用ドローンにしかならないので、それでは楽しさも半減です。
もちろんスマホやコントローラーでの操作も可能ですよ。
スマホをタップするだけの簡単操作!
スマホ画面に写っている場所をタップするとその場所に高度を維持しながら飛んでいきます。
ピント合わせが難しい一眼カメラが、液晶をタッチするだけで撮影できるようになった時のあの感覚に近い感じですね。
さらにスマホに写っている人物をタップすると前後の追走や並走も簡単に撮影することができます。
運動会などでは人が多いので使えませんが、海や広い公園なんかなら子供を並走で撮影しても面白いですね。
もちろんスマホをコントローラーにして操作することも可能です。
スマホの場合、通信距離は100mとなります。
もっとガチで操作したいという方はコントローラーがおすすめです。
通信距離2km、時速50キロの本格ドローン
別売りのコントローラーを使えば通信距離は2km、時速50キロで飛ばすことができます。
手の平サイズで時速50キロってすごいですよね。
コントローラーの下部にはスマホをセットすることができるので直感的な操作や撮影が可能になります。
このコントローラーのデザインもまたカッコイイですよね。
眺めながら何杯でもお酒が飲めそうですよ。
通信距離が2kmともなると見失ったり電波が届かくなる恐れもあります。
そんな時でも安心な「自動帰還モード」ももちろん搭載されていますよ。
電波が届かなくなったり、バッテリーが少なくなると自動でホームポイントに帰還します。
その際障害物を認識しながら、事前に設定したホームポイントに帰還してくれますよ。
※Return-to-Homeボタンを押すことによって帰還させることも可能。
動画1080p 30fps、静止画1,200万画素の高品質カメラ搭載
動画は1080p 30fpsなのですが、唯一これが気になりますね。
このご時世30fpsはないでしょう。
ここまで高性能なら頑張って1080p 60fpsにして欲しかったですね。
静止画は1,200万画素あるのでまあそこそこ見れるかと思います。
内蔵カメラは焦点距離25mm(35mm換算)のF2.6広角レンズ。
1/2.3インチCMOSセンサーを搭載しています。
スペック的にはまあまあといった感じでしょうか。
メカニカルジンバルスタビライザーを搭載していて、空撮のブレやローリングシャッター減少は大幅に削減されているそうです。
「DJI Spark(スパーク)」のスペック
【スペック】
・重量:300g
・寸法:143×143×55mm
・対角寸法:170mm
・最大速度:SPORTモードで時速50km
・限界高度:4,000m
・最大飛行時間:16分
・最大通信距離:2km(コントローラー使用時)
このサイズでかなりのハイスペックなのですが、飛行時間は若干短いかも知れませんね。
「時速20キロの一定速度で無風状態」で最大16分なので、実際は13分くらいが平均のようですね。
その辺は予備バッテリーでまかなうしかありません。
それと注意しないといけないのは重量が300gありますので、基本的に外で飛ばすには許可が必要になります。
日本は無許可での飛行は200gまでと決まっているので、ある程度の法的な知識も必要になりますよ。
気になるお値段は・・・
さすがにここまでのドローンになると、今まで紹介してきたような数千円というわけにはいきません。
スパークセットだと、本体・予備プロペラ・バッテリー・充電器ケーブル・ボックスがセットになっていて65,800円(税込み)になります。
さすがに中々なお値段がしますが、この性能なら仕方ないでしょう。
さらに予備バッテリーやコントローラーなどたくさんの付属品が付いた「Spark Fly More コンボ」というのもあります。
これは91,800円(税込み)になりますよ。
かなり高いですが、すべての付属品を後から揃えると5万円近くかかります。
それが26,000円で揃うのでかなりお得だとは思いますよ。
本格的にやろうと思っている方はこちらの「Spark Fly More コンボ」を選択した方が良いと思いますね。
カラーは全5色です。
今までのドローンのように黒くて物々しい感じではなく明るく可愛いカラーとなっています。
「手軽に誰でも撮影できますよ」というカジュアル感が出しているんでしょうね。
このドローンはかなり流行るような気がしますよ。
販売時期
5月25日より予約が開始されていて販売時期は以下の通りになります。
Spark Fly More コンボ:2017年6月30日より順次発送
Sparkのみのセットは販売間近ですね。
すぐにたくさんのレビュー&撮影動画がYouTubeに流れるかと思います。
Spark公式紹介動画
まとめ
今回なぜこのドローンを紹介したかというと、当サイトでたびたび登場するかも知れないからです。
・・・はい、私買ってしまいました。
もちろん「Spark Fly More コンボ」の方ですね。
買ってから嫁さんに報告したのですが「何を撮るの?」と聞かれ、明確な返答は出来なかったですね。
そうなんですよ、何を撮るのか決まってないんですよね。
まあ渓流に行って撮影したり、子供と海や川へ行った時も撮影できるし使い道はたくさんあるでしょう。
今後このドローンで撮影した写真なども記事で活用することになるかと思いますので温かい目で見守って下さいね。
スパークの購入は、DJI公式サイトかDJI楽天市場店、楽天正規代理店の購入をおすすめします。