3月3日に販売が開始された新型iQOS「iQOSプラス」。
すでに購入した方も多いかと思いますが、先日私もようやく購入できましたよ。
新機能も追加されたので、そのあたりを中心にご紹介致します。
旧型とも比較しますので購入の際の参考にしてみて下さいね。
目次
新型iQOS「IQOS2.4Plus」の特徴
・ホルダーの充電時間が20%短縮
・高輝度LED
・バイブレーション搭載
・加熱ブレードの改良
新型は以前のモデルから追加・変更された機能がいくつかあります。
目玉となるのは喫煙終了を教えるバイブレーションとホルダーの充電時間短縮でしょうか。
加熱ブレードの改良も気になりますよね。
それ以外でも細かい変更点などもありますので、詳しくレビューしていきますよ。
付属品
・チャージャー
・ホルダー
・ACアダプター
・USBケーブル
・クリーニングブラシ
・説明書(英語・日本語)
付属品は今までと特に変化はないですね。
説明書が英語版と日本語版が入っています。
細かく写真付きで解説しているので見やすくなりましたね。
チャージャーの詳細と比較
・質感とボタンの変更
・リセット方法の変更
・高輝度LED
・フタの爪の改良
・ホルダー充電時間20%短縮 (新型のホルダー使用時)
細かく変更箇所を挙げるとこんな感じでしょうか。
今まで壊れやすかったフタの爪なども改良されていますよ。
サイズは今までとまったく同じ
チャージャーはパッとを見てもほとんど変化はありません。
触った感じもサイズも旧型のネイビーとまったく一緒ですね。
どちらが新型かわかりますか?
左が新型で右が旧型になります。
「IQOS」の字体が少し変わり、色がゴールドになりました。
それと「i」が大文字になり「Q」が飛び抜けていないです。
まあ正直この辺は間違い探しレベルなのでどうでもいいですね。
質感とボタンの変更
それでは側面を見てみます。
チャージャーの見た目で一番変わったのはこのあたりですね。
ボタンもランプの配置も以前とは違います。
まずランプ部分のパネルがつや消しになり少しだけザラッとした質感になりました。
以前のプラスチックっぽいツルッとした感じより高級感がありますね。
新型は加熱ホルダーの改良により手動クリーニングボタンがなくなりました。
元々クリーニングボタンがあった場所にはゴールドの「Q」と書いたリセットボタンが配置されましたよ。
あとオープンボタンに小さな突起がつきました。
これは手探りでボタンを探す時には良いかと思います。
リセット方法の変更
リセット方法は「電源ボタン」と「リセットボタン」の同時押しです。
「リセットボタンがあるのに今までと同じ同時押し?」と思うかも知れませんが、リセットボタンは以前と違い少し出っ張っていてかなり押しやすくなりました。
押しやすくなった分バッグなどでの誤作動が増えるので、それを防ぐ為だと思います。
以前のように長押しする必要はなく、どちらかを先に押して残った方を一度押すだけです。
手を離した約1秒後にすべてのランプが点灯し、その後2回点滅するとリセットが完了になります。
確かにリセットはしやすくなりましたが、そんなに頻繁に使う機能ではないのでこれもどうでもいいですね。
高輝度LEDランプ
ランプの配置が変更になりましたよ。
クリーニングランプが排除されましたので、その分一段下がり、ホルダーランプの下に隙間ができる形になりました。
ランプは高輝度LEDを採用したことにより格段に見やすくなりました。
旧型でもそこまで困ることはありませんでしたが、明るいところだと手で影を作らないと見づらい時もありましたね。
新型ではその辺は改善されています。
並べると旧型は暗くて若干古さを感じるかも知れませんね。
ホルダーの充電状態を知らせるランプは縦長に変更されました。
フタの爪の改良
以前から一番壊れやすい、フタの部分は改良されています。
左が新型なのですが、、両端を覆うことによって爪の強度が上がりました。
ただフタが閉まらなくなる故障は、爪が割れる以外にも奥に引っ込んでしまう事もあるのでどこまで故障が少なくなるかはわからないですね。
ホルダー充電時間短縮
新型はホルダーの充電時間が20%短縮になりました。
この充電時間の短縮はチャージャー・ホルダーの両方が新型の必要があります。
旧型のホルダーを新型のチャージャーで充電しても充電時間が短くならないのでご注意下さい。
実際に使用してみると、20%とはいえ体感的に結構早く充電が終わるように感じます。
今までホルダーを充電するのに5分かかっていたものが4分になるので、連続で使用する時には助かりますよね。
以前に記事にもしましたが、ホルダーの充電時間は直前に使用した時間に比例します。
私の場合は吸うのが早いので大体2分半から3分以内に吸い終わります。
その場合のホルダーの充電時間は約3分です。
吸うのが遅かったり、話していて6分丸々使用した場合は充電に5分かかります。
それを踏まえてストップウォッチで計ると、約2分30秒で充電が完了しました。
今まで3分ほどかかっていたので、確かに約20%短縮になっていましたよ。
ホルダー詳細
・お知らせバイブレーション機能
・改良版加熱ブレード
ホルダーはスイッチ部分がゴールドになり旧型よりかっこよくなりました。
ちょっと限定ホルダー的な雰囲気を醸し出していますよ。
好みもあるかと思いますが私は好きですね。
お知らせバイブレーション機能
見た目よりやはり目玉となるのは「お知らせバイブレーション機能」かと思います。
①スイッチを長押した時の加熱開始時
②喫煙終了の2吸い前もしくは30秒前
①はヒートスティックを差し込み、スイッチを長押しして加熱が始まった時にバイブが「ぶる〜」と1回作動します。
②はアイコスは1回の喫煙が14吸い、もしくは6分なのですが、喫煙終了間際の12吸い、もしくは5分30秒経過した時にバイブが「ぶる〜ぶる〜」と2回作動します。
これは喫煙終了の目安になるのでかなり便利です。
欲をいうなら、gloのように加熱完了のお知らせも欲しかったですけどね。
それでもいちいち見なくても喫煙終了のタイミングがわかるので、この機能はあった方が良いと思いました。
喫煙終了前のバイブは、ぼ〜っとしているとちょっとビックリするくらい強いですよ。
改良版加熱ブレード
タバコの味が従来より美味しくなり、なおかつ汚れも付きづらくなった新・加熱ブレード。
この新しいブレードのおかげで手動クリーニングの機能がなくなりました。
味の方はというと、新しい状態だと新型・旧型どちらもあまり変わらないですね。
味もクリアでおいしいです。
しかし1箱以上吸いブレードが汚れてくると、旧型は若干焦げた味がするのに対して新型はクリアな味が続いている印象です。
刺さりも今のところ良いように感じますが、味がスカスカな時はありました。
やはりこれはブレードではなくヒートスティックに問題があるようですね。
それとブレード自体が白くなったので掃除がしやすくなりました。
汚れているのかキレイになったのかすぐにわかるのは良いですね。
総評:性能面では新型アイコスの圧勝だが・・・
まあ旧型をより良くしたものが新型なので当たり前ですが、性能面では新型アイコスの圧勝です。
私の中ではやはりバイブレーションが便利でしたが、思ったより良かったのが改良版加熱ブレードですね。
手動クリーニングは元々ある機能なので、本来ならそのまま残しておいても良いですよね。
それをあえて取り除いたというのは加熱ブレードの性能に自信がある現れなのかと想像します。
充電時間の短縮も、実際に使用してみると体感としてはかなり短く感じます。
性能面では確実に旧型の上をいっていますが、「あると便利だけどなくても大丈夫」な気もしなくもないですね。
総評として、定価で購入するなら良いですが、高いお金を出して買う必要はないと思います。
iQOSストア以外の購入は様子をみるべき
iQOSストアで購入出来る方は旧型より1,000円高くてもおすすめします。
性能が上なのは間違いないです。
ただ私のように居住地域にiQOSストアがなく定価で購入出来ない方はもう少し様子を見た方が良いと思います。
今回の新型アイコスは限定でも何でもないので、そのうち全員が所有することになるアイコスです。
今が一番プレミア感があって高値ですので、少し待つと価格も落ち着いてくると思いますよ。
新型アイコスの全国販売は6月の可能性も?
これはあくまで私の予想になるのですが、新型アイコスは今年の6月あたりに全国販売するのではないかと思っています。
理由は3/2にニュース記事になったフィリップモリスジャパン社長の会見です。
できるだけ需要に応えていける体制を作って行きたい。
参照:ロイター
この会見が3/2なので、この時すでに新型は発表されています。
その上で「今年半ばにはフルで供給出来る体制になる」と言っているので、早ければ今年の6月あたりには新型アイコスが全国で販売される可能性があると私はみています。
あくまで私の勝手な予想ですけどね。
まとめ
さて、新型アイコスのレビューいかかでしたでしょうか。
私は今回必要に迫られてヤフオクで購入しました。
かなり高額でしたので、今すぐ必要ではない方はiQOSストア以外からの購入は控えた方が良いのかなと思います。
限定品ではないので、焦る必要はないかと思います。
旧型も十分に良い製品だと思いますので、新規や2台目に新型アイコスを検討の方は参考にしてみて下さい。
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