最近はすっかりミニドローンにはまっていて色々な物を買い漁っていますよ。
今のところ大型のドローンには興味がなく、室内で遊べるミニドローンがおもしろいですね。
現在4機のドローンがありますが、後ろの2機は以前にご紹介したものになります。
今回は手前右のミニドローン「SHIRUI 901HS」をレビューしますよ。
このドローン、小さいながら高性能でかなりおすすめです。
目次
「SHIRUI 901HS ミニドローン」の特徴
・手の平サイズで折りたたみ可能
・コントローラーで充電できる
・高度維持機能で安定したホバリングが可能
・多彩な機能
しばらく使用してみて、感じた特徴はこんなところでしょうか。
このコンパクトなボディに必要な機能はほとんどついています。
加えて安定した飛行が可能ですのでかなり気に入って遊んでいますよ。
最初に言っておきますが、以前にご紹介した「CX-10WD-TX 」と比べると大きさはこれくらい差があります。
当然プロペラも大きくなりますので、狭い部屋なら「CX-10WD-TX 」の方が飛ばす範囲は広くなりますね。
ただ性能は「901HS」の方が上なので、「CX-10WD-TX」よりもう少し高性能な物が欲しい方にはおすすめかと思います。
手の平サイズで折りたたみ可能
大きいとはいっても実際には手の平に収まる程度とかなり小型です。
デザインはちょっとステルス機っぽい感じがあり、なかなかかっこいいですよね。
飛んでいる姿は少し威圧感があります。
このドローンの特徴として足が折りたためます。
折りたたむとこれだけコンパクトになりますよ。
折りたたむ箇所は結構硬めでしっかりしていますので、飛ばしていて足が勝手に曲がるようなことはありません。
ただ注意点として、壁などに激突した時は足が曲がることがありますので、衝突したら足が曲がっていないかチェックする必要がありますね。
足を畳んだ状態ならコントローラーに収納することができます。
とてもコンパクトですので、カバンなどに入れて持ち運ぶ時は便利ですね。
付属品
・ドローン本体
・コントローラー(送信機)
・スマホ取り付けステイ
・予備の羽
・充電器
・羽外し用の金具
・羽ガード
・取り扱い説明書(英語)
付属品は結構充実していますね。
以前に羽を交換しようとして、力任せに外してどっかに飛んでいったことがありますので羽を外す金具が付属しているのは嬉しいです。
コントローラーでも充電可能
基本的には充電は付属の専用充電器でUSBから充電するのですが、このドローンはコントローラーからも充電することができますよ。
収納場所に充電ケーブルが内蔵されていますので、コントローラーの電池を使って充電することが可能です。
公園など充電する場所がない時などこれは便利ですよね。
まあモバイルバッテリーでも充電はできますけどね。
ただ問題点もあり、充電中はケーブルが邪魔をして足がたためないんですよね。
ですので、充電しながら蓋をして持ち歩くということが出来ません。
これはせっかく収納できるのに残念でしたね。
充電方法はケーブルをつなぎ電源ボタンを押します。
通常なら赤いランプがつくのですが、充電中は青いランプが点灯します。
充電が終われば赤いランプに変わりますよ。
画質はそこそこきれい!専用アプリで撮影
カメラは内蔵されていて、この手のミニドローンにしてはまあまあキレイですね。
スマホの「AppStore」や「Google Play」で”HELIWAY FPV”と検索してアプリをダウンロードし、ドローンに内臓されているWi-Fiで接続すれば撮影が可能になります。
コントローラーを使わずにスマホで操作することも可能ですが、結構難しいですね。
Wi-Fiでペアリングするとカメラの映像が常にスマホに映し出されます。
撮影は画面の「写真アイコン」「動画アイコン」をタップすると撮影が開始されます。
注意点として、先にペアリングした方が優先されます。
コントローラーを使う場合は、まずコントローラーとドローンをペアリングしてからスマホのWi-Fiと接続して下さい。
先にWi-Fiを接続すると、アプリでの操作が優先されコントローラーが無効になってしまいますよ。
ちなみにこのドローンで撮った写真はこんな感じです。
サイズは640×480。
もちろん納得のいく画質ではないですが、おもちゃの割にはそこそこ見れるレベルだと思いますよ。
付属のステイでコントローラーにスマホを取り付けることができますよ。
ちょっと頭が重くなりバランスが悪いですがそこはご愛嬌というところでしょう。
操作方法
操作方法なのですがボタンがいっぱいありますので少々混乱します。
わかりやすくグループで分けてご紹介しますね。
右:回転(その場で激しく回転します)
左:コントロールスピード調節
【②】
右:離陸
左:着陸
【③】
右:ヘッドレスモード
左:ワンキーリターン
【④】
左右トリム
【⑤】
前後トリム
360度フリップ:右スティック押し込み→前後左右
このような機能があります。
コントローラーでの操作はモード2のみとなり、スマホで操作する場合はアプリ内でモード1-2の変更が可能です。
①-左は「Low」「Medium」「High」と3段階でコントローラーの感度の調整が可能です。
「High」にするとかなり感度が良く少しの操作で機敏に動きます。
外では「Medium」か「High」で、家では「Low」でと使い分けれるので便利ですよ。
③-右はヘッドレスモードです。
ラジコンはこっち向いている状態だと操作が逆になりますが、このモードは自分を中心にコントローラー通りに動かすことができます。
自分撮りをする時に非常に便利ですし、遠くに飛ばしてドローンがどっちを向いているのかわからなくなった時にこのモードにすれば、右スティックを手前に倒すと必ずこちらに戻ってきますよ。
④⑤はトリム調整です。
高度維持機能が付いているので手を離してもその場でホバリングします。
ホバリング状態で機体が流れる場合、この機能でその場でホバリングするように調整することが可能です。
スタンバイ〜離陸〜着陸・キャリブレーション
離陸方法
ドローンの電源を入れてからコントローラーの電源を入れると自動でペアリングされます。
スティックを「ハの字」(左スティックは左下、右スティックは右下)に数秒入れるとドローンが起動しプロペラがその場で回転します。
その状態で②-右の「離陸」ボタンを押すと飛び立ちホバリングします。
着陸方法
着陸は基本的に②-左を押して着陸させます。
着陸ボタンを押すと徐々に高度が下がってきますので、右スティックで操作して着陸させたい場所に誘導します。
慣れると手の平に着陸させることもできますよ。
ワンキーリターンはドローンがどこにいても自分の元に戻ってくる便利な機能なのですが、部屋で試した時は変な方向にいっちゃいますね。
外でなら機能するのかも知れませんので近いうち試してみたいと思います。
キャリブレーション
コントローラーの右スティックを左下、左スティックを右下に数秒入れるとキャリブレーションできます。
機体が垂直に上がらない時はキャリブレーションして公正してみると良いかと思います。
6〜8分の長時間飛行が可能
このドローンの良いところは飛行時間が長いことですね。
通常この手のサイズは5分くらいしか飛ばせないのですが、このドローンは6〜8分の飛行が可能です。
その分充電時間は50分前後かかりますが、1回でそこそこ満足できるくらい遊べるかと思います。
必ず羽のガードをつけよう
付属の羽ガードは必ず付けるようにして下さいね。
このサイズでも家具などに当たると傷が付く可能性もありますし、何より人に当たると危険です。
ガードをつけるとケースにも入らないしサイズが大きくなりますが、慣れないうちはあちこちぶつけると思いますのでガードは必ず付けたほうが良いかと思いますよ。
まとめ:総評
今回も興味のない方には非常にどうでもいいレビューでしたね。
この記事を読んでドローンに興味をもった方がいるのかわかりませんが、とにかく楽しいですよ。
このドローンの総評は、素晴らしいの一言ですね。
とにかく飛行が安定していて、トリムやヘッドレスモードなど機能も充実しています。
360度フリップもその場で回転するような安定感ですよ。
手を離してもその場でホバリングする「高度維持機能」は初心者には必須ですね。
この機能があると操作が格段に楽になります。
ちょっと気になる点はコントローラーのフィット感ですね。
四角いので手に馴染まず持ちづらいです。
それ以外では、この価格、このサイズで買って後悔のないミニドローンだと思います。
以前にご紹介した「CX-10WD-TX」の方が小さくて部屋で遊ぶにはかわいいのですが、一歩高性能なミニドローンでしたらこれがおすすめだと思います。