今回は人気のアイコス互換機「iSmoke(アイスモーク)」のレビューです。
この互換機、噂では聞いていたのですがかなりいいですね。
サイズ、機能に関しては文句ナシに感じました。
アイコスはすでにどこでも買える状態なので、「アイコスの代用」というよりは「アイコスにないものを求める方」におすすめかと思います。
それではガッチリレビュー致しますよ。
目次
持ち歩きに超便利!ほぼホルダーと同じ大きさの「iSmoke」
こちらが今回ご紹介する商品の「iSmoke」。
よくある販売サイトでは商品しか写っていないので大きさの判断ができず、結構大きいものを勝手に想像していました。
実際に見ると、かなりコンパクトでビックリしましたよ。
どうですか、これ?
大きさは手の平にスッポリ収まるくらい小さいです。
これは持ち歩きに非常に便利ですよね。
素材はプラスチックなのですが、デザインも悪くないので安っぽい感じはしないです。
わかりやすい比較をすると、アイコスのホルダーとほぼ同じ長さです。
アイコスのホルダーよりバッテリー容量が大きいのと機能が多い分、膨らんで太くなりますが十分にコンパクトだと思います。
このサイズで約13本のヒートスティックの使用が可能になります。
加熱はピンタイプ!鋭利な先端で刺さりも良し!
このiSmokeの加熱部分は「ピンタイプ」になります。
結構太めの加熱ピンなのですが、写真でみてわかるように先端がかなり尖っています。
それにより刺さりはとても良いですね。
ヒートスティックを押しつぶしたりすることもないのでかなり安定した味で吸うことができると感じました。
そして何より使いやすいと感じたのはメンテナンスのしやすさです。
キャップを外すと加熱ピンが大きく露出するので掃除が非常にやりやすいですね。
メンテナンスに関しては後ほど詳しくご紹介致しますが、大まかな特徴としてはこういった感じになります。
それでは実際に使用してレビュー致しますよ。
iSmokeの使用方法
操作ボタンは1つしかないので使用方法はとても簡単です。
・バッテリー残量確認(電源オン時):1回押し
・加熱(電源オン時):2秒長押し
・加熱クリーニング(電源オン時):3回連続押し
主要となる操作は上記の通り。
基本的に私は電源を入れっぱなし(スタンバイ状態)で使用していますので、主に使うのは2秒長押しの加熱と、3回押しの手動加熱クリーニングくらいですね。
バッテリー残量は本体正面のLEDランプで確認できます。
ランプ2つ:30~70%
ランプ1つ:0~30%
日本語で書いてある詳しいマニュアルも付属していますので、操作方法に困ることはないと思います。
iSmokeを吸った感想
それでは実際に吸ってみましょう。
アイコス同様、ヒートスティックを挿し込みます。
先ほど説明したように操作ボタンを2秒長押しすると加熱が開始されます。
加熱時間は大体10秒くらいでしょうか。
アイコスに比べると早いですが、実際に使用した感覚だと加熱完了してすぐに吸うよりは少し待ったほうが味がしっかりでるように感じました。
味の感想
味はまったく問題なしでおいしいですね。
アイコスとほとんど同じような感じだと思います。
少しだけ違うのはiSmokeは「山なり」で味がでるように感じました。
アイコスの味の出方を10とすると、iSmokeは最初は8くらいの印象です。
その後吸い続けて7吸いくらいになると、アイコスより強く12くらいまで味がでます。
10吸いを超えると徐々に味が薄くなりまた8に戻るという感じでしょうか。
1回の喫煙時間は3分でその間は何回でも吸うことができますが、やはり14吸いくらいが限界ですね。
14吸いを超えると味が一気に軽くなります。
元々ヒートスティックがそういった仕様なんでしょうね。
使用後はキャップを引き抜いてヒートスティックを取り出します。
アイコスのキャップと違い、途中で引っかからずそのままスポンと抜けるので、運転中などは落とさないようにご注意下さいね。
吸い終わったヒートスティックを見るとポッカリと真ん中に大きな穴が開いています。
平たい加熱ブレードではないのでやはり端の方は加熱しきれていませんが、吸った感じでは味は問題ないと思います。
気になる点
実際に使用してみて気になる点が2つほどあります。
ドローが重たくなる
1つはキャップがピッタリなせいか、ドローが結構重くなります。
この辺りは好みの問題もありますが、私の感覚だと少し重たすぎますね。
ドローが重くて吸いづらいという方は、写真のように少しだけヒートスティックを引き抜くと軽くなります。
最初から浮かすと加熱が不十分になるので、吸う時にずらすようにすると良いかと思います。
タバコ部分がちぎれることがある
これもキャップがピッタリなことが原因だと思うのですが、使用後は丁寧に引き抜かないとキャップの中にタバコ葉がちぎれて残ってしまうことがありました。
私の大雑把な性格が影響しているのかも知れませんが、アイコスでは今までこういったことがなかったですからね。
中にタバコの葉が残ると爪楊枝などで押し出さないと取れないので、引き抜く際は少し気を使った方が良いかも知れません。
メンテナンスはとても楽
先ほども少し触れましたが、メンテナンスは加熱部分が露出するので非常に楽です。
付属のブラシでチャチャッとやるだけでかなりキレイになりますよ。
もっとキレイにしたい場合は綿棒がおすすめです。
IQOS専用クリーナー「Clew」を浸した綿棒でも良いですが、私が試した感じではアイコス純正のクリーニングスティックが手間も少なくサイズもちょうど良いのでとてもやりやすかったですね。
このiSmokeはアイコスほど汚れがつかないので、綿棒1本あれば十分にキレイにすることができます。
※付属品以外の使用で故障した場合は、保証対象外になる可能性があるのでご注意下さい。
紙巻きタバコのライター感覚で持ち歩ける
13本しか吸えないなどのデメリットはありますが、ライター感覚で紙巻煙草のように持ち歩けるのはとても快適ですね。
長時間出かける場合はこれだけですとバッテリー容量が不安ですのでさすがにアイコスも持ち歩きますが、ちょっとしたお出かけなら最近はiSmokeだけ持ち歩くことも多くなりました。
カラの状態から満タンまでの充電時間は1時間半ですので、モバイルバッテリーを持ち歩いている方ならiSmokeだけで通すことも可能です。
もちろんアイコスではできない連続吸いも可能ですので、アイコスのサブとしてはもちろん、メインでも十分に通用する商品だと思います。
「iSmoke」のまとめ
・バッテリー容量:650mAh
・重量:30g
・カラー:ブラック/シャンパンゴールド
・喫煙可能本数:最大13本
・1本あたりの喫煙時間:約3分
・充電時間:1時間半
・価格:8,424円(税込み)
【特徴】
・連続吸いが可能
・手のひらサイズでコンパクト
・加熱ピンがむき出しでメンテが楽ちん
・味むらが少ない
【デメリット】
・13本しか吸えない
・ドローが重くなる
・保証が1ヶ月しかない
・価格が高い
iSmokeの特徴をまとめるとこのようになります。
商品自体は良いのですが、やはり価格が高いのと保証期間が短いのがネックですね。
保証期間について
保証期間に関してはAmazonや楽天などで購入すると1ヶ月のメーカー保証しかありませんが、販売元である「iSmoke株式会社」で購入すると1年間の保証を付けることができます。
その場合2,500円の保証料を支払いますが、2,500円分のポイントが付きます。
iSmokeを使い続ける場合でしたら、次回の購入でそのポイントが使えますので「実質保証料はタダ」ということになりますね。
iSmokeの故障・交換などの問い合わせ先
こういった新しい商品はどこに連絡していいかわからないという不安もありますが、iSmoke株式会社ではしっかりとコールセンターもあります。
ご不明な点や故障、不具合の際はこちらを利用すると良いかと思います。
問合せ先:03-6705-8361
コールセンター受付時間:9:00~21:00(年中無休)
まとめ
価格に関してはアイコスより安いとはいえ、8,000円ちょっとするので、アイコスの互換機と考えれば少々高いです。
ただ、互換機と考えず、アイコスにはない連続吸いや携帯性のメリットを考慮すればこれはこれでアリかも知れませんね。
ヒートスティックが使用できる電子タバコはすごいスピードで進化しています。
アイコスに不満を感じている方は検討してみてはいかがでしょうか。