最近は寒い日が続いていますね。
北海道はめちゃくちゃ寒いです。
私が住む札幌は比較的気温が高い場所ではありますが、それでも午前10時現在でマイナス5度しかありません。
寒くなると支障をきたすのは体だけではなくアイコスなどの加熱式タバコも不具合が発生します。
今回はアイコス・glo・プルームテックがどこまで寒さに耐えれるか検証してみましたよ。
1番寒さに強いのは予想がつきますがマイナスまで使用できるんでしょうか。
それでは検証してみたいと思います。
目次
寒さの検証方法
検証といっても大したことをする訳ではありません。
それぞれの加熱式タバコを袋に入れて、温度計と共に冷蔵庫に入れます。
今の外気温はマイナスなので外に出してもいいのですが、あまり寒いとバッテリーが死んでしまう可能性があるのでとりあえずは冷蔵庫で試してみますね。
今回使用するアイコスは「IQOS2.4Plus」になります。
gloもバージョンアップ版のカラーglo、プルームテックも最近購入した物になりますよ。
バッテリーはどれも満タンまで充電しています。
温度計は楽天で500円で買ったマイナス30度まで計れるものです。
現在は約20度を示していますね。
私の部屋の温度なので結構正確に表示されていると思います。
まあ大体予想はつきますよね。
アイコスに関しては、チャージャーはバッテリー容量が大きいのでかなりの寒さでも使用可能です。
問題はホルダーの方なんですよね。
少し寒くなるとすぐに使用できなくなります。
バッテリー容量と寒さの関係は以前に記事にしていますのでそちらを参考にして下さいね。
>>iQOS(アイコス)は寒さに弱い!これからの季節のトラブルと対処法!
気になるのはプルームテックの適応温度はどれくらいか、gloはマイナスまで耐えれるのかといったところでしょうか。
それでは冷蔵庫にGOです。
冷蔵庫に入れたアイコスのホルダーはどうなる?
手前の「北海道牛乳」がローカル感が出ていますね。
我が家の冷蔵庫でしばし冬眠です。
冷蔵庫に入れること3時間。
いい感じで冷えています。
温度計を見ると7度。
開けっ放しにして少し手に持ったので温度が若干上がってしまったかも知れませんので、大体6度前後といったところでしょうか。
まずは1番ダメそうなアイコスから見てみましょう。
なるべく温度が変わらないように袋を開けずに電源ボタンを押すと、やはりというかホルダーは使用不能の赤ランプになっています。
チャージャーはまったく問題なさそうですね。
意外にもプルームテックは使用可能!しかし味と蒸気に不満が
gloは袋の中で電源ボタンを押したら普通に点灯したので、ネオスティックを挿して実際に吸ってみましょう。
通常通りの味と蒸気が出るのでしょうか。
加熱に時間がかかるので、その間にプルームテックを試してみます。
プルームテックは意外なことに使用できました。
しかし蒸気はかなり少なめです。
やはり本体の温度が低いのでリキッドを温めきれていないんでしょうね。
部屋が22度くらいあるので少し吸っていたら普通になりましたが、外気温も一桁なら本来の味と蒸気はでないかも知れませんね。
それでも一応吸うことはできるのでアイコスよりはまだ寒さに強いと言えると思います。
gloはまったく問題なし!全然普通に吸える
それでは加熱が完了したgloを吸ってみます。
本体は1番冷えていて持っているだけで手が冷たいくらいなのですが、全然問題なくいつも通りの蒸気の量と味が出ました。
予想通りgloはかなり寒さに強いですね。
ただ吸えるというだけでなくこれだけ冷えていても味が変わらないというのは素晴らしいと思います。
冷蔵庫対決はgloの圧勝ということになりますが、アイコスのホルダーは何度だったら使用できるのでしょうか。
ついでに検証してみましょう。
アイコスのホルダーは何度から使用可能になる?
アイコスのホルダーと温度計のみを冷蔵庫に入れます。
その時なるべく多く袋に空気を入れます。
今は20度前後あるのでホルダーは普通に使えますね。
約1時間後、温度計は先程と同じように7度を指しています。
ホルダーは赤ランプで使用できない状態ですね。
袋の中の空気がゆっくり温まるように袋を開けずに袋の上から電源ボタンを押して何度か確認した結果、約10度でランプが白に変わりました。
そのあと使用してみたらいつもより味が軽く蒸気が少なく感じました。
まあヒートスティックの要因もあるので一概には言えませんが性能も落ちているように思います。
本体の温度を計るサーモグラフィカメラなどあればいいのですがあれは高いですからね。
正確な検証ではありませんがこのような結果になりました。
アイコスホルダーは気温が一桁の場所に長時間さらされると性能の低下、もしくは使用不可能になります。
gloは何度まで使用することができる?
さて、今度はアイコスチャージャー、glo、プルームテックを冷凍庫に入れてみましょう。
ホルダーはどうせ無理ですし、あんまり冷やしてバッテリーが逝っても困るのでチャージャーだけで試してみます。
この3つ+温度計を瞬間冷凍ルームに入れてみます。
嫁さんのいない時にやっているのですが、バレたら怒られそうですね。
中には冷凍ピザなどの冷凍食品が入っています。
カチンコチンですね。
あんまり冷やして壊れたら困るので1時間半後くらいに確認してみると、温度計はマイナス10度を指しています。
すでにこの段階でアイコスチャージャーは赤ランプが点滅していますね。
写真が暗くて申し訳ないですが、gloはこの温度でもしっかりと電源が入ります。
まあ機器本体が何度まで冷やされているのかは正直わからないのですが、一応温度計と同じマイナス10度と考えて話を進めますたいと思います。
先ほどと同じようにgloを加熱している間にプルームテックを試してみます。
結構冷えてはいるのですが、コーティングされているのでそれほど持った時の冷たさは感じないですね。
果たしてプルームテックは動作するのでしょうか。
結果は、なんとマイナス10度でも使用できました。
味と蒸気は先程の一桁の温度の時とあまり変わらないですね。
少し軽いですが一応吸うことができました。
次はgloです。
ずっと持っていると手が痛くなるくらい良く冷えています。
あまりに冷えているので結露が発生していますね。
とりあえず一口…すごいです。
普段と全然変わりありません。
gloはマイナス10度まで冷やされても普通に使用することができるんですね。
一応アイコスのチャージャーがどれくらいで使えるようになるかも確認してみました。
チャージャーと温度計だけ入れて再びマイナス10度まで冷やします。
袋から出さずに中の空気を徐々に温めると、大体-1〜0度で使用可能になりましたよ。
まあホルダーは全然使える温度ではないので意味はないんですけどね。
今回の検証をまとめるとこのようになります。
IQOSチャージャー:0度前後で赤ランプになり使用不可能
・glo:マイナス10度でも通常通り使用可能
・プルームテック:マイナス10度でも使用可能、ただし加熱不足で味は軽くなる
まとめ
今回は冷蔵・冷凍庫の中なので無風になりますので、マイナス気温で強風に晒されたらまた状況は変わるとは思いまます。
それと検証の仕方が簡易温度計で本体の温度がわからないのでそれほど正確ではないことをご了承下さいね。
使用不可能の温度は大体あっていると思いますが、アイコスの使用可能温度は、温度計の上がり方と本体の温まるスピードは違うと思うので、実際はもっと低い温度から使用可能になるような気もしますね。
とりあえず言えることは、寒さの最強はgloですね。
これだけ冷えても普通に使えるのは正直驚きでした。
それと意外とプルームテックは寒さに強いですね。
性能は少し落ちますが一応吸うことはできるので、アイコスよりは全然マシだと思います。
外に野ざらしで置かない限り、gloとプルームテックは北海道を含め日常で使用するならまず問題はないと思いますよ。
冷えて使用できないと本当悲しいですよね。
限られた休憩時間だとなおさらです。
ようやく使用できて、それでスカスカだったらもうガッカリを通り越して腹が立ちます。
寒くて加熱式タバコが使えないという方は今回の検証を是非参考にして頂けたらと思います。