今回はご紹介するのはなかなかすごいですよ。
ヒートスティックが吸えるアイコスの代用品「iBuddy(アイバディ)」です。
アイコスとグローの良いところを合わせたこの商品。
アイコスの代用品はいくつかありますが、これはかなり良いと思います。
すでにアイコスを持っている方にもおすすめですので是非参考にして下さい。
目次
ヒートスティックが吸えるアイコスの代用品「iBuddy(アイバディ)」
こちらの商品はアイコスのヒートスティックが吸える、いわゆる「アイコスの代用品」になります。
しかし代用品とはいえ一度使うとこればかり使ってしまうほど優秀ですよ。
高性能ながらとてもコンパクト!
まず手に持って驚くのはこの小ささです。
アイコスと比較するとこれだけ差があります。
重さは実測で約69gしかなくととても軽いです。
コンパクトなグローと比較してもこれだけ小さいですからね。
持ち歩きに関しては私としては文句なしの大きさです。
わかりやすい比較をすると、アイコスのヒートスティックと大体同じ大きさと言えばピンとくるでしょうか。
ジーンズのポケットにも余裕で入りますので今まで持ち歩きに難儀していた方には大きなメリットかと思います。
デザインはグッド!作りはそこそこ
・iBuddy本体
・クリーニングブラシ
・充電ケーブル(マイクロUSB)
・クリーニング綿棒
・取説(言葉が変な日本語対応)
まずは付属品ですが、充電はマイクロUSBで充電します。
クリーニングブラシとクリーニングスティック(クリーニング液が浸してある綿棒)が付属していますが、綿棒のサイズが少し大きいのでベビー用綿棒にアイコス専用クリーナークリューを湿らせてクリーニングした方が良いかも知れませんね。
そして日本語が変な取り扱い説明書が付属しています。
言葉遣いは変ですが、意味は理解できますので使い方はすぐにわかると思いますよ。
本体の質感は、アイコスのネイビーと似ていますね。
手触りの良い柔らかいゴムでコーティングされていますのでグリップも良くとても持ちやすいと思います。
作りの面に関しましては悪くはないのですが「そこそこ」といった感じです。
メインとなる操作ボタンは1つしかありません。
5回押しで電源ON/OFFですが、通常は電源をONのままで使用します。
そして反対側には使用後にヒートスティック取り出す為のスライドがあります。
それでは実際に使用してみましょう。
「iBuddy(アイバディ)」の使用方法
iBuddy(アイバディ)はアイコスとグローを足したような製品ですので上面にヒートスティックを挿す穴が開いています。
グローのように本体のまま吸うタイプになりますね。
この穴にヒートスティックを挿し、電源が入っている状態で2〜3秒ほど操作ボタンを長押しします。
通常は緑ランプが点灯するのですが、加熱中は一番右のランプが「赤→緑」と点滅します。
加熱時間は20秒位ですね。
約20秒後、右の点滅していた赤ランプが点灯に変われば加熱完了で吸うことができますよ。
グローのようにバイブ機能はついてないです。
確認ランプもかなり小さいので明るい場所だと少しわかりづらいかも知れませんね。
これはもし次のバージョンが出るなら改善して欲しいところだと思います。
1回の喫煙は16回、もしくは5分20秒使用可能
吸い方はアイコスと同じようにただ吸うだけです。
1回の喫煙は16吸い、もしくは5分20秒使用可能です。
アイコスより2回多く吸うことができるのですが、正直そこまで吸うと味がかなり薄くなります。
加熱開始後は操作ボタンを5秒ほど長押しすれば加熱を中止することができますので、私は味がしなくなったら手動で加熱を停止し喫煙を終了させています。
スライドさせてヒートスティックを取り出す
喫煙が終了したら、サイドにあるスライドバーを上に持ち上げてヒートスティックを取り出します。
アイコス同様、そのままヒートスティックを取り出すと中に葉が残ってしまいますのでご注意下さい。
レバーを上にスライドさせると中の土台が持ち上がりますので、ヒートスティックを取り出したら土台を指で押し込んで喫煙は完了です。
これが使用の一連の流れになります。
満充電で15〜20本の喫煙が可能
iBuddy(アイバディ)は本体サイズが小さいのでバッテリー容量は1,800mAhになります。
アイコスのチャージャーのバッテリー容量は2,900mAhですので、吸える本数はアイコスより少なくなってしまいます。
1回の喫煙を最大の5分20秒で使用すると15本くらい、味がなくなった段階で手動で加熱終了もしくは3分前後で16吸いすれば約20本くらいの使用が可能になりますよ。
1日1箱くらい吸う方ならギリギリではありますが、途中でモバイルバッテリーなどで充電すれば良いので対処はできるかと思います。
バッテリー残量の確認は電源ONの状態で操作ボタンを1度押します。
ランプ3つが80%以上、ランプ2つで50%、ランプ1つで25%以下となります。
ランプ1つまではすぐ減るように感じますが、1つになってからが長持ちする印象ですね。
お使いのアダプターにもよりますが、バッテリーがカラの状態から満充電までは3時間くらいかかります。
吸った感じはアイコストほぼ一緒!
肝心の使用した感想は、アイコスとほとんど変わりありません。
味の出方、蒸気の量などほぼ一緒ですね。
ただ少し気になるのは、10吸いくらいしたら若干ですが味が軽くなる気がするんですよね。
おそらくこれは加熱ブレードの形状の違いに関係があるのだと思います。
釘のような加熱ブレード
この写真ではわかりづらいかも知れませんが、iBuddyはアイコスのように平べったい加熱ブレードではなく釘のような形をしています。
この形状のおかげなのかわかりませんが、刺さりが非常に安定していて加熱ムラがほぼないです。
これはかなりのプラスポイントだと思いますよ。
吸ったあとのヒートスティックを見ると見事に丸い穴が開いています。
丸い形状のブレードなので、葉を押しつぶすことなくキレイに刺さって加熱ムラがないんでしょうね。
しかし使用済みのヒートスティックをばらしてみると中心は完全に加熱されて焦げていますが、外側は加熱されてない部分がありますね。
形状が丸いために外側まで熱が伝わらず、結果後半味が薄くなるんだと推測します。
それでもそんなに気になるほどではないと思いますし、グローの4吸いくらいで味がなくなるのに比べたら十分満足感はありますよ。
それよりも加熱ムラがない方のメリットが大きいので私はこの丸い加熱ブレードの方が良いと思います。
アイコスト違い連続吸いができる
そうなんです、このiBuddyは本体のまま吸うのでグローのように連続吸いができるんですよ。
これは大きなメリットだと思います。
ただ!ただですよ、注意点がありまして連続で3本以上吸うと熱を持ち過ぎて中のプラスチックが溶けることがあります。
iBuddyは中にこのような部品が入っています。
これはスライドボタンを上にあげた時にヒートスティックを持ち上げるための部品になります。
iBuddyはアイコス同様加熱ブレードを綿棒でクリーニングする必要があるのですが、その際にもこの部品を引き抜いてからクリーニングします。
連続で3本以上吸うと内部で熱をもち、そこに接しているこの部品が溶ける可能性があります。
溶けてしまうと吸った時にプラスチックの焼けた味がするのでこの点はご注意下さいね。
連続2本までは問題ありませんので、2本続けて吸ったら少し冷めるまで時間を置いて吸うようすると良いかと思います。
「iBuddy(アイバディ)」の良いところ、悪いところ
それではここでこの商品を実際に使用して感じた「良いところと悪いところ」をまとめたいと思います。
良いところ
・アイコスとほぼ同じ吸いごたえ
・手間が少ない
・他の代用品のように本体が熱くならない
・加熱ムラがない
・連続吸いができる
グローのように吸い終わってすぐにポケットに仕舞えるのは非常に使い勝手が良いですね。
やはり吸う工程が少ないのは楽でいいと思います。
悪いところ
・保証期間が短いもしくは初期不良のみ (店舗による)
・価格が高い
・耐久性が未知数
悪いところというか気になるところはこんな感じですかね。
やはり気になるのは耐久性ですね。
価格が高い割に保証期間が短いです。
※保証期間は販売店舗による
私はまだ一週間くらいしか使用していませんので、この商品の耐久性などはわかりません。
アイコスのように故障しても1年間無償で交換してくれるわけではないので、その点は良くご理解の上購入した方が良いと思います。
自然故障以外にも加熱ブレードの破損やクリーニングでの水分の入り込みなどで故障する可能性もありますので結構気を使うかも知れませんね。
まあ電子タバコと考えればこういった保証は当たり前なので割り切るしかないかも知れません。
それと今までの写真を見て気になった方もいるかと思いますが、ヒートスティックを挿す箇所に蓋はありません。
ですので当然ここから臭いがします。
私は吸い終わったらすぐにズボンのポケットに入れるので外に臭いが漏れて気になるということはないですが、ズボンには臭いが付くかも知れませんね。
今のところ嫁さんや周りから臭いを指摘をされたことはないのであまり気にしなくて良いのかも知れませんが、一応そういう仕様だと理解しておいた方が良いと思います。
あ、ちなみに充電しながら使用することはできませんでしたので、充電中に吸う時は一旦充電ケーブルを外してから使用して下さい。
まとめ:本家を超えた代用品
かなり長い記事になってしまいましたが、総評としてはとても良いです。
私は現在アイコスを8台持っていますが、悔しいことに今はこれがメインになっていますよ。
もちろん全体の作りとしては開発に時間とお金をかけたアイコスの方が良いのですが、このiBuddyはとにかくコンパクトで使いやすいんですよね。
連続吸いも可能ですし加熱ムラがなく低温時でも使用可能、とアイコスの弱点を克服している商品だと感じました。
ただ現段階では、「初めてのアイコスがこれ」というよりはアイコスをすでに使っている方が「サブ」として使用するのがベストかと思います。
理由はやはり耐久性が未知数なのと保証期間ですね。
「サブ」として使用しても「メイン」になってしまうくらい使い勝手が良いのですが、今後どんな故障があるかわかりません。
その辺は使い続けないと判断はできませんが、もし故障が少ないとなるとこれは大人気になる商品だと思います。
仮に今までの弱点を補うことができる「アイコス2」なるものが販売されるとしたら、おそらくこういった形状になるでしょうね。
カラーは私が購入したブラック以外にもホワイトとレッドがあります。
こういった商品は規制の面もありますので、気になる方は今のうちにチェックしてみてはいかがでしょうか。
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