IOS10で使用できた写真やスクリーンショットの音を消す方法が次のアップデート【IOS10.1】で無効になってしまいそうです。
10/6に開発者向けにリリースされた「IOS10.1 パブリックベータ2」で修正されていたらしいんですよ。
非常に便利だっただけに残念ですね。
そこで完全にシャッター音を消すことは出来ませんが、アプリを使わずに出来る限り小さくする方法をご紹介します。
目次
IOS10.1はFeliCaを利用したApple Payにも対応
便利な裏技だったのでなるべくアップデートしたくないところですが、IOS10.1はFeliCaを利用したApple Payにも対応するアップデートのようです。
そうなるとアップデートしないわけにもいかなくなるので、事実上消音シャッターとはお別れになりますね。
ただ今回の爆音シャッターはiPhoneがステレオになった以外にもIOS10が原因でもあるようなので、もしかしたら多少は改善されるかも知れませんよ。
写真やスクリーンショットのシャッター音を小さくする方法
まったく改善されなかった時のためにシャッター音を出来る限り小さくする方法をご紹介しますよ。
方法は簡単で、スピーカーを指で塞ぐ方法です。
なんだと思うかも知れませんが効果は絶大ですので試してみて下さい。
iPhone7からステレオに
iPhone7からステレオになりましたね。
スピーカーは部分は矢印2箇所になり、両方を指で塞ぐのは難しくなりました。
ちなみに下側の左はスピーカーのように見えますがマイクですので音は出ませんからね。
この上下2つのスピーカーを指で塞いでカメラを撮るのは、ちょっと面倒です。
スクリーンショットに至っては至難の技ですね。
そこで簡単に写真、スクショを撮れるように設定を変更しますよ。
ステレオの設定変更
設定方法はすごく簡単です。
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」を開き、少し下にいくとオーディオ音量のバランスを変更できる項目があります。
このバーを左右どちらかに目一杯ずらして下さい。
通常時(縦)は下側から音が出て、iPhoneを横にすると上側から音が出ます。
・右にずらす
通常時は上側から音が出て、iPhoneを横にすると下側から音が出ます。
※スピーカーの上下の表現はiPhoneを縦にした状態です。
この状態だと音はどちらか片方しか出ないので、スピーカーを指で塞ぎやすく簡単に静かに写真が撮影できますよ。
私は左にずらす設定がおすすめだと思います。
横にして撮影する時は左手親指で上側のスピーカーを塞げばいいですし、縦撮りする時は左右どちらかの親指で下側のスピーカーを塞げば簡単に撮影する事ができますよ。
スクリーンショットの設定
スクリーンショットはステレオ設定をしても撮影が難しいです。
スピーカーを塞いで、さらにスリープボタンとホームボタンを押すというのは配置的にレンズにかぶったりしてかなり無理があります。
そこでワンタップでスクリーンショットが撮れるように設定します。
これはIOS10での消音でもやりましたが、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」を開き「最上位メニューをカスタマイズ…」を選択します。
すでに消音設定をしている方はこのようになっていると思います。
※まだ設定していなくて、やり方がわからない方は前回の記事を参考にして下さいね。
アイコンをタップして「スクリーンショット」を設定します。
これで設定は完了です。
スクリーンショットの撮影方法
ホームボタンをトリプルクリックするとホームアイコンが出現します。
音が出る方のスピーカーを指で塞いで、ホームアイコンをワンタップするだけでスクリーンショットが撮影できます。
これで無理な体制のスクショ撮影が劇的に簡単になりますよ。
ホームアイコンが邪魔な時は、ホームボタンをトリプルクリックすると消すことができます。
※トリプルクリックしてもホームアイコンが出現しない時は「アクセシビリティ」の一番下にある「ショートカット」を「AssistiveTouch」に設定して下さい。
ステレオ設定の最大のデメリット
なかなか良さそうな減音方法なのですが大きなデメリットがあります。
それはイヤホンの音も左右にかたよってしまうことです。
左にずらせば左のイヤホンからしか聞こえなくなります。
その都度戻せば良いのかも知れませんが結構めんどくさいんですよ。
iPhoneで音楽を聞かない方には関係ないのですが私は結構聞くんですよね。
なのでアップデート後はホームアイコンのスクショだけ使用しようかと思っています。
今まで散々説明してきてなんなのですが、ワンタップでスクショが撮れれば2つのスピーカーを指で塞ぐのは比較的簡単です。
写真もなんとか撮れますしね。
iPhoneで音楽を聞かない方は問題がないのでおすすめだと思います。
まとめ
IOS10.1にアップデートするまでは今まで通り消音で使用して、アップデート後は今回紹介した設定が良いのではないでしょうか。
ワンタップでのスクショ撮影は便利ですので、イヤホンで音楽を聞く方はこれだけ使用するのも良いかと思います。
消音ほど使い勝手は良くありませんが、今後カメラやスクショのシャッター音が気になるようでしたら試してみて下さい。