アイコス・グロー・プルームテックとそれぞれ動き出していますが、やはり一番遅れをとっているのはプルームテックになります。
現段階ではプルームテックは6月末から7月にかけて東京都内で販売が開始されますが、近郊以外の方はまだまだ買えない状況が続いています。
<関連記事>「アイコス・グロー・プルームテック」どれを選ぶ? 6月現在の各社販売情報のまとめと私の考え方
そんな方に朗報ともいえる「50パフお知らせ機能」が付いた互換バッテリーがOcean-Cから販売されましたよ。
提供して頂いたので私も試してみましたが、これはかなり良いですね。
プルームテックを試してみたい方は是非参考にして下さい。
目次
完成度の高い「Ocean-C」シリーズ第3弾!
以前にご紹介したこちらの「Ocean-C P2」は覚えていますでしょうか。
かなり完成度の高い互換バッテリーで、今まで使用した中でも「私のベスト3に入る」とレビューしたのですが、今回のバッテリーはその後継機になります。
「Ocean-C P2」は詳しくレビューした記事がありますのでこちらをご覧になって下さい。
>>吸い心地文句なし!【PloomTECH】おすすめ互換バッテリー「Ocean-C P2」をレビュー!
その「P2」から大幅に改良された今回の「P3」。
変更点は以下の4点になります。
・50パフお知らせ機能が追加
・先端のLEDライトの形状が変更
・充電器がL字でスタイリッシュに
・充電時間が45分に短縮
注目はかねてから要望の多かった「50パフお知らせ機能」ですね。
実際に試してみましたのでしっかりレビューしていきたいと思います。
50パフお知らせ機能が付いた「Ocean-C P3」
こちらが「Ocean-C P3」になります。
今回の目玉となるのは「お知らせ機能」なのですが、外観も良い感じで改良されていすのでまずはそちらをご紹介します。
見た目で大きく変わったのは充電器と先端のLEDライトの形状ですね。
デザインが変わっておしゃれになった充電器
「P2」の充電器はまっすぐに取り付ける「ストレートタイプ」だったのですが、今回は「L時タイプ」なりました。
デザインも変更されオリジナル感がありますね。
充電中は「赤ランプ」が点灯し、充電が完了すると「緑ランプ」に変わります。
充電ランプのつき方を見ると、ぶっちゃけ形が変わっただけで中身は同じかも知れませんね。
まあそれでも充電機能は問題ないのかっこよくなっただけでもいいですけどね。
先端のLEDが見やすくなった
「P2」は先端がダイヤモンドカットでしたので自分からはほとんど見えなかったのですが、今回の「P3」は縁が光るので非常に見やすいですね。
これはとても良いと思います。
「自分から見えなくてもいいじゃないか」と思うかも知れませんが、今回は「お知らせ機能」が搭載されました。
先端が見えないと「お知らせ」に気づかないので、この変更は必然と言えるかと思います。
やっぱり便利な「50パフお知らせ機能」
実際に50パフ吸ってこの「お知らせ機能」を試してみましたが、やはり便利だと思いました。
50回続けて吸うのは大変なので、1回の喫煙を10パフと決めて5回吸ってみましたが、しっかり「お知らせ機能」が発動しましたよ。
※吸い方により多少前後します。
通常吸い込むと「青いランプ」がつくのですが、50パフすると「赤いランプ」点滅します。
点滅回数は20回ほどで、その間は吸っても蒸気がまったく出ないのでこれは確実に気がつくと思いますよ。
外で明るい状態だと赤ランプは見えませんが、吸っても反応がないので「あれ?」となりますね。
やはりたばこカプセルメインならこの機能はあった方が良いと思います。
交換時がわかるので、たばこカプセルを無駄なく使用することができますね。
逆にフレーバーも吸うので「お知らせ機能はいらない」という方は以前に紹介した「P2」の方が価格も安いのでおすすめだと思います。
「P2」同様、質感・接続は良好!
元となるのは「P2」ですので、たばこカートリッジとの接続はまったく問題なしですね。
今の互換バッテリーはどれも性能が良くなっているので、接続できて当たり前といえば当たり前ですけどね。
もちろんバッテリーの質感も今まで同様とても良いですよ。
カートリッジと同じようにコーティングされていますので一体感があります。
長さは純正とまったく一緒ですので、純正ケースはもちろん、市販のケースを使うとこもできます。
バッテリー容量は純正と同じ210mAhで、約250パフ使用することができますよ。
充電時間が半分の45分に
プルームテックは充電するのに約90分かかりますが、P3はなんと半分の45分で充電できます。
販売サイトでは「知的チップが内臓されていて急速充電が可能」と書いていますが、詳しい仕組みは不明です。
確かに満充電まで早いようには感じます。
肝心の吸い心地は・・・
肝心の吸った感想はですね、とても良いです。
純正より若干強めに味が出て蒸気も多いので満足感がありますよ。
ドローは結構重めですが、その重さがタバコに近いので紙巻きタバコから切り替えるなら純正よりこちらの方が良いかも知れませんね。
ちなみにドローの調整は「P2」同様、カートリッジの締め込み方で調整ができます。
重くて吸いづらいという方は、少し緩めに取り付ければ軽くすることも可能ですよ。
空気が多く入る分、味と蒸気は少なめになります。
エアフローの数が少ないのでゆっくり吸い込める
プルームテックと同じ出力なのにP3の方が味と蒸気が強いのは取り込む空気に関係がありそうですね。
ちょっとわかりづらいかも知れませんが、プルームテックはエアフロー(空気を取り込む穴)が4つあります。
対してP3は穴が2つ、しかもかなり小さいです。
この違いにより、P3は取り込む空気の量を少なくしているのがわかります。
電子タバコの場合ですと深呼吸するように大量に吸えるのでエアフローを開けると爆煙になりますが、プルームテックはタバコですので口の中に煙(蒸気)を溜めます。
口吸いの場合は一度に吸える量が少ないので、取り込む空気を少なくすると、より長くゆっくり吸うことが可能になります。
それにより、味が強く、蒸気が多く出るのだと思います。
まとめ
正直、この互換バッテリーに慣れるとプルームテックが軽くスカスカに感じるんですよね。
ですので私はプルームテックを2つ持っているにも関わらず、互換バッテリーばかり使用しています。
味以外の面でもP3の方が「お知らせ機能」がわかりやすいので、プルームテックじゃないとダメという理由はもうないかも知れませんね。
逆に互換バッテリーを先に使用している方が、いざプルームテックを購入したら物足りなく感じるのではないかと少々心配になります。
とりあえず、現状はまだまだプルームテックは簡単には購入できないので、試してみたいという方は参考にして頂ければと思います。