先日α6000を購入してから常に持ち歩いてちょこちょこ撮影していますよ。
前回の記事、いまさらα6000を買って使ってみた感想でも書きましたが、明るいところだとなかなか良い仕事をするキットレンズなのですが、やはり室内や光量が少ないところだと不満があります。
α6000はISOを上げるとノイズが乗りやすいので1600を上限に設定しています。
そうなると広角F3.5のキットレンズはシャッタースピードが1/30くらいでどうしても遅くなるんですよね。
対象は子供の撮影なので当然じっとなんてしてくれないし。
というわけでもう少し明るい単焦点レンズを買うことにしました。
SONY純正のEマウントとシグマで悩む
色々下調べた結果、3つに絞りました。
SONY 単焦点広角レンズ E 35mm F1.8 OSS APS-C対応 SEL35F18
価格はAmazonで39,310円。
SONY E 50mm F1.8 OSS※Eマウント用レンズ(ソニー ミラーレス一眼用) SEL50F18-B
価格は23,400円。
SIGMA 単焦点標準レンズ Art 30mm F2.8 DN ブラック ソニーEマウント用 ミラーレスカメラ専用 929701
価格は16,200円。
※価格はすべてAmazonです。その時により多少の変動があります。
ソニーEマウントの良い所はレンズがF1.8と明るいところと手振れ補正が付いているところですね。
写りの評価も高いのですが、そのかわり値段もそこそこします。
あとは純正ということもあってファストハイブリットオートフォーカスにも対応しています。
シグマはF2.8と単焦点にしては若干暗めですが、写りの評価は非常に高く、値段がかなり安いです。
しかし、ファストハイブリットオートフォーカスには対応しておらず手ブレ補正もないです。
結構この辺りは悩む方は多いかと思います。
結局買ったのは、SIGMA 30mmF2.8 DN
悩んだ結果、シグマにしました。
理由はやはりコスパです。
まずはこのレンズを使ってみて、室内の子供撮りで使えないなら売って違うレンズを購入すればいいやという判断です。
お金に余裕があるなら、最初からSONY SEL35F1.8 OSSにしたと思いますね。
やはり50mm(35mm換算で75mm)の方は室内では使いづらいと思うので、最初の単焦点レンズの候補から外しました。
SIGMA 30mmF2.8 DNを使ってみた感想
最初に結論からいってしまえば満足です。
これがF1.8ならもっといいんだろうな〜というのはありますが、F2.8でも十分室内で使えると思いました。
中心部の解像度は高く、ボケも自然できれいです。
夕暮れ時の室内でISOが1600なのですが、キットレンズよりノイズが抑えられている感じがします。
部屋が結構暗かったのですが、SSは1/125秒稼げブレは抑えられていました。
30mmは(35mm換算で45mm)室内撮りなら丁度良い画角です。
野外のポートレートなら50mmレンズも面白いかと思いますが、室内ならやはり狭い気がしますね。
子供がわっと向かってきても被写体ブレが気になりません。
部屋を散らかしてやんちゃな感じがわかる程度の背景ボケも好印象ですね。
撮って出し12Mなので解像度はわからないと思いますが夕暮れ前の逆光でもきれいに撮れます。
思ったほど寄れないです
レンズキャップを最大で撮影。
ピントはマニュアルで合わせてマックスでここまでです。
マクロ的な使い方はできません。
大きくしたい場合はトリミングということになりますね。
解像度が高いのでトリミングしてもキレイだと思います。
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まとめ
高いお金を出せばこれより良いレンズはたくさんありますが、この価格でこの性能は大変満足です。
単焦点レンズをガンガン使い倒して腕を磨くには初心者にはとてもよいレンズだと思いました。
高いレンズだとどうしても気を使ってしまいますしね。
オートフォーカススピードも全然気にならないくらい早いです。
フォーカスリングも適度な重みで使いやすいのですが、リングがツルツルなので少し滑ります。
残念なのはコンティニュアスAFのエリアがゾーンにしても中央の5点しかないことですね。
C-AFを使う場合は被写体を中央にしないとピントが合いません。その辺はやはり純正ではないデメリットといったところでしょうか。
総評としては初心者ながらとてもよいレンズだと思いました。
評判が良いのも納得ですね。
ステップアップするためにはとてもおすすめの単焦点レンズです。